入所に向けて用意していた方が良いであろう持ち物とは何でしょうか?
それは園によって少々違いがあると思いますので参考程度に考えてくださいね。
その持ち物とは、スタイ(よだれかけ)、エプロン(給食用)、お手拭きタオル、排せつ用品(オムツ、おしりふき等)、園に置いておく予備の服、です。
目次
スタイ(よだれかけ)
スタイは主に1歳前後までは必要になります。
使うタイミングとしては「常に身に着けている」です。よだれが多い子だと服がベットベトになってすぐ着替えなくてはなりませんからね(笑)
スタイがあるとないとでは服を上下洗うかスタイ1枚を洗濯すればいいかで洗濯の量も変わってきますね!
エプロン(給食用)、お手拭きタオル
このエプロンは給食時のみ使うエプロンです。給食の時に使うためスタイのような布素材だと汁物やお茶がしみ込んでしまいあまり着けている意味はありません。
なのでビニール素材の前ポケット(汁受け)がついているエプロンが理想的です。
シミなども付きにくいので要らなくなるまで使えるのではないかと思います。
お手拭きタオルも主に給食時に使います。これに関してはガサガサなタオルとかでなく、口元の汚れが拭ければ何でも構いません。
排せつ用品(オムツ、おしりふき等)
それは「テープタイプかパンツタイプか」です。
どのタイミングを目安にしたらいいかというと「首が座ってなかったり、まだうまく座れない時期の子にはテープタイプ」「お座りが安定してできるようになる、ハイハイ、つかまり立ちなど運動量が増えてくればパンツタイプ」ではないでしょうか。
~テープタイプのメリット・デメリット~
赤ちゃんを寝かせた状態で少し腰を浮かせてあげるくらいで楽にオムツの取り換えができる。
自分でテープを留めるため赤ちゃんを気遣って緩く止めてしまったりすると便漏れや脱げてしまうことがある。
~パンツタイプのメリット・デメリット~
足を入れるだけで履かせられるので手間が省ける。
便漏れなどの可能性が少ない。動きが激しい子だと非常に履かせづらい。
片方の足を入れている間にもう片方の足でオムツを蹴り飛ばしてしまうなどの赤ちゃん側による妨害によります(笑)
園に置いておく予備の服
これはデザインなど好みに左右されることが多いですが、肩にボタンが付いている服などの首元が広い服が子どもさんにとっては活動しやすいです。
あと保護者、保育者の立場からも着替えさせやすいというメリットがあります。
逆に首元が狭いと着替えさせにくかったり、えづいたりしてもどしてしまう原因にもなってしまいます。
親の心の準備
持ち物も大切ですが一番難しいのが親御さんの心の準備です。では、どういう心の準備が必要なのでしょうか?
ケガは当たり前
保育園に預けて一番心配なのが子どものケガです。保育園では他の子どもさんもたくさんいらっしゃいます。
その中で共に一日暮らすとなると喧嘩が起きたり、子ども同士の不注意でケガに繋がることがあります。噛みつきやひっかき、ぶつかってアザなど大小さまざまです。
自分の子どもがケガをしてるのを目の当たりにすると不安になると思います。誰に噛みつかれた(ひっかかれた)んだろう?と考えてしまうこともあると思います。
しかし「ケガをさせられる」ということは「ケガをさせてしまう」ということでもあるんです。
ケガの主な原因は、おもちゃの取り合いや外遊びで転んでしまった時などです。保育園でケガをしない子どもはいません。
「ケガしてもしょうがないわね」くらいに思っておきましょうね!
子供は十人十色
歩けるようになるのが早い子遅い子、喋れるようになるのが早い子遅い子…
保育園に通うと「あの子はできるのにうちの子はできない」と他の子と比べてしまうことがあるでしょう。
でもそれで良いんです。みんなが同じように育つわけではありません。
みんなそれぞれ成長スピードは違います。ゆっくりでもいい、早くてもいいんです。
焦らずゆっくり「これができるようになった!」「こんなこともできるようになった!」と子どもさんと一緒に成長を楽しんであげてくださいね。
保育園は「ただ子どもを預かってくれる場所」ではなく「第二の家」なんです。あなたの子ども、他の子ども、お母さん、お父さん、先生のみんなで一緒に育っていく場所です。
だから何か不安なことがあれば先生や周りの親御さんに相談してみてください。必ず力になってくれるはずです。
悩んでいる親御さんがいればお話を聞いてみてあげてください。
その経験が必ずあなたの力になるはずです。
保育園は子どもさんの感性や思いやりを学ぶ最適な場所です!保育園で色んな経験を親子でいっぱい楽しんでいきましょう!