子どもの成績が心配で家庭教師を頼んだけど、どうも合わない。
だけど、先生を変えたいなんて言ったら失礼かしら。変更したらお金いっぱい取られるかも、、、と、不安になってしまう親御さんもおられると思います。
そこで、家庭教師の経験から、家庭教師が合わなかったときの対処法をご紹介していきます。
目次
家庭教師の先生を変えたいと思う理由
せっかく高いお金を支払って契約した先生だから、なんとなく新しい先生にしてみようかな、という感じでこの問題にぶつかる人は少ないと思います。
先生を変えたいと悩んでいる親御さんは様々な理由があって困ってらっしゃるはずです。
でも、その理由は珍しくなく、特別でもないのです。みんな思ってることかもしれません。
まず、その理由を探ってきましょう。
子どもの成績が上がらない
これは、家庭教師の先生を変えたいと考えられる理由としては多いです。
成績を上げるために雇ったのに、全然成果が出ない、もしくは下がってきている。かなり落ち込む事案ですね。
数週間では、成果が現れるのは難しいかもしれませんが、数ヶ月経っても成績がアップしない、というのであれば先生を変えることを検討した方がいいかもしれません。
相性が悪い
家庭教師の先生が来る日は、子どもが憂鬱そうだ。なんだか、すごいストレスになっているようだ。と感じることはありませんか?
とても評判のいい先生を頼んだとしても、こういうことはよくあります。
まして一対一なので、もし相性が悪ければ、お子様の負担は相当なものだと思います。
親御さんからみてはいい先生だ、と思っていても変更を考えたほうがいいでしょう。
先生自体はいい先生でも、子供が精神的負担を感じ続けるのはよくありません。
勉強以外のことをしている
意外に多いのがこのパターンです。
授業中、雑談ばかりしていて盛り上がってしまっている、ふたりで遊んでいるように見えるという場合です。
この場合、成績が上がっていなくても子供がすごく楽しそうだったり、子供は先生が大好きなことが多いので、親も見過ごしてしまいがちです。
しかし、これで成績がいまいちだと思うのであれば、きちんと対処していきましょう。
先生の約束が取りづらい
テスト前や長期休みのときには、時間を増やして勉強したい、させたい思っている親御さんも少なくありません。
しかし、先生と時間が合わない、先生が忙しすぎて予約が取れない、という場合があります。
もともと先生が良い先生だったりすると、我慢してしまいがちな問題ですが、やはり改善すべき点です。
この場合は、先生をもうひとり頼むという手もあります。
教科ごとに分けたり、夏休みだけ二人の家庭教師に頼む生徒さんは結構多く見受けられます。
上記以外にも、宿題を出さない、授業中に先生が携帯をいじる、他の仕事をしているなど、の理由があります。
タバコ臭い、香水臭いといった匂いの問題や、先生自体の能力不足も理由として挙げられます。
家庭教師の先生を変えるときに確認しておくべき事と伝え方
先生を変えたい、また、先生を変えるまでいかなくても、改善を求めるようお願いする時に言いづらいなどあると思います。
そのときに注意すること、実際の伝え方などについてお話ししていきます。
契約の確認
これは必ずしておきましょう。
契約内容によっては、教師の変更に料金がかかる場合があります。また初回の変更は無料でも、2回目、3回目から有料になる、というのもあります。
契約前の方は、この部分も確認しておくことをおすすめします。
一発でいい先生に出会えればいいのですが、そうでないこともあるかもしれません。また、契約解除する場合も料金が返金になるのかどうか留意しておきましょう。
家庭教師の仲介会社へ相談
実際に変えるとなると、先生本人に言うのは気が引けるという方も多いと思います。まずは、家庭教師の派遣会社、仲介会社の担当者に相談してみましょう。
家庭教師の仲介会社では、生徒との相性や、求められる教科、対策にそって先生を選んでいます。
それがうまく伝わらないと、先生をせっかく変えてもまた合わない、ということがありえます。
自分の希望をきちんと伝えた上で、来てもらっている先生の問題点もここで話すといいと思います。
先生に、変更、解約の理由をそのまま伝えられたらいやだわ、困るな、というのであれば、その旨も伝えておきましょう。
まとめ
遠慮や我慢をしながら合わない先生に来てもらう必要はありません。
家庭教師にとっても、直すべきところはきちんと知っておくことが大切です。
お子さんにとっても、受験やテストまでの限りある時間を有効に使ってもらうために、いい先生を見つけてあげることが大事です。
先生を変えたら、今までまで伸び悩んでいた成績も、すっとあがっていくかもしれません。そのためには、変更しようかなと思ったら早めに対処することをおすすめします。