インターナショナルスクールの日本語教育のこと

インターナショナルスクールの日本語

当然ですが、インターナショナルスクールの授業はすべて英語です。(フランス人学校などは、授業はフランス語が主です)

つまり日本の学校の国語に当たるものが英語のクラスになります。逆に日本の英語のクラスに当たるものが国語の授業になります。

今回はインターナショナルスクールの日本語教育についてご紹介します。

インターナショナルスクールの日本語のレベルは?

インターナショナルスクールに通う生徒の日本語のレベルはさほど高くないのが現状です。

もちろん中には学校でも、家庭でも、塾でも日本語を強化している子供はいます。

一般的に、日本語のレベルは、日本の学校に通う子どもに比べて低いです。なぜなら日本語の授業が少ないからです。

授業数が圧倒的に少ないので、仕方ないです。学校によっては、日本語の授業のやり方が変わってきます。

インターナショナルスクールで使う日本語の教材

各インターナショナルスクールによって、使う教材は変わってきますが、基本的に、文科省が認可している日本の公立、私立で使っているものと同じ教科書を使っているところが多いです。

学校によって、いくつのレベルに分かれているかによって、教材も変わってきます。

大凡、以下3レベルのクラスに分かれています。

インターナショナルスクールの日本語クラス分け

  1. 日本語を母国語としている子供のクラス
  2. 日本語を話せるけど、母国語ほどのクラスレベルではないクラス
  3. 日本語を全く話せない外国人用レベルクラス

このような学校の場合、上2クラスは日本の学校と同じ教材を使うことが多いですが、外国人用のクラスには、国語の先生オリジナルの日本語教材を持っているところがあります。

外国人用の日本語クラスでは書くより話すが中心

外国人用のクラスでは書くより話すが中心

外国人用の日本語のクラスでは、学校により変わってきますが、特に書くことより話すこと、日本での生活に必要な日本語を教えることが多いようです。

これは、外国人の親からのリクエストが多いようで、日本に住んでいる間に、日常必要な日本語を覚えさせたいということです。

日本に住む期間にもよりますが、自分の名前などはひらがな、カタカナで書けるようになっています。教材の使い方も学校ごとに違います。

例えば、日本の学校の教科書を使っているけど、学年を1学年落としたものを使っている(本来6年生だけど、教科書は5年生など)。

日本の学校の教科書を使っていて、学年相当と教材を使っている(6年生のクラスで、6年生の教科書を使用)など、レベルに応じて事情は様々です。

インターナショナルスクールの日本語の授業時間数

インターナショナルスクールの中にも、バイリンガル教育を主としている名門校があります。このような学校は、日本語のクラスが毎日あります。

通常のインターナショナルスクールでは、週1〜2日の日本語クラスの時間を設けています。

インターナショナルスクール生の日本語力

日常、英語で勉学をしているインターナショナル生は、日本語の授業数が少ないため、同年代の日本の学校へ通う子どもに比べると、全員がではありませんが単語力が低いのが目立ちます。

もちろん、学校以外で自習、塾などで補っている子は多いです。

インターナショナルスクールに通いながらも日本語に重点を置く家庭は日本人の方が多いです。

やはり、日本国籍だから、将来日本の大学に進む可能性も高いから、日本に住むから、理由はそれぞれですが、全般的に日本人家庭の子供達は、日本語に力を入れています。

日本語の授業の進め方も、その後の語学力に関係してきます。

インターナショナルスクールでの日本語の授業

インターナショナルスクールでの日本語の授業

学校によっては、または、日本語の先生によっては、全く進め方が違うことがあります。

インターナショナルスクールの入学条件や学費、7つ選択のポイント!でも紹介しました、先生の勤続年数がここでも重要なポイントになります

勤続年数の長い先生の方が安心

勤続年数が少ない先生ばかりの学校は(日本語を含む)引き継ぎがうまくいっていないことがあり、新しく入ってきた先生のやり方で一年が進んでいくことがあります。

逆に、勤続年数が長い日本語の先生のいる学校では、しっかりとカリキュラムができているため、年ごとのムラが出ることはありません。

テストや宿題ばかりの授業のインターナショナルスクールも

やたらとテストばかりやり、週2時間の日本語の時間内で、日本の学校が一年かけてやる教科書、問題集を終えようとする先生も中にはいます。やっつけ!ですね。

これでは、テスト前は一生懸命勉強しても、根本的なことを教科書を使って授業では覚えてきていません。

テストが終われば、すぐに忘れてしまうの繰り返しになってしまいます。

他にも、授業時間が少なすぎるため、すべて宿題にばかり出す先生もいます。

日本語を強化したい場合は、学校見学で、ぜひ、日本語のクラスについても質問してみてください。

インターナショナルスクールと日本語

日本に住んでいる以上、日本語は大事です。

でも、どこまで子供に日本語を求めるかは、家庭によって違います。

また学校によって、日本語に対する考えも違いますので、気になる点があれば質問をしてお子さん、ご家庭に合うインターナショナルスクールを見つけてみてください。