子育てに励む多くのパパママは、お子さんの勉強、将来について早くも不安を感じているはずです。
勉強をする中で多くのお子さんが苦手とする、算数や数学に苦労しないでほしいと願っているのではないでしょうか。
お子さんが大きくなってから数字に苦手意識を抱いてしまったり様々な可能性を狭めないためにも、小さい頃から数字に親しめるような教材選びをしておくことが大切です。
目次
算数を制した者が受験に勝つ!算数が特別大事な理由
算数は単なる計算に終わりません。論理的に物事を考える力や発想力を総合的に育成させます。
学校の問題でも学年があがるにつれて、文章を正しく読んで論理的に式を組みたて、正確に計算するという力が求められます。
確かに苦手意識を持たれやすい算数ですが、「わが子は算数は苦手だけど他の科目は得意だから」と算数から逃げてしまうと、あとで苦労することになってしまいます。
またまだ先の話ではあるかもしれませんが、将来的に中学受験を考えている場合、算数は得意にしておく必要があります。
受験校や地域によって科目数が異なる場合がありますが、算数を受験科目に含まない難関校はほぼありません。
そして、受験者平均と合格者平均で最も差が開く科目が算数なのです。
つまり、「算数を制した者が受験に勝つ」といっても過言ではないのです。
算数はいつから始めればいいのか
算数が大事といっても「未就学児から算数を始めることは出来るの?」、「いつから算数を教えたらいいの?」と疑問を抱える親御さんも多いと思います。
一般的に数の概念を理解しはじめるのは2歳ごろからと言われています。
1,2,3と数えられるようになったら算数を勉強する準備ができた合図です。
また、10歳ごろまでの教育で数学的な思考、つまり論理的な考え方ができるかどうかが決まるとも言われています。
小学校に上がる前から算数に慣れておくことで、将来的に数学で苦労する可能性は低くなるでしょう。
2020年までに1人1台タブレット教育の時代へ
2011年に文科省が「2020年までにすべての学校で1人1台のタブレットを導入したIT授業を実現する」と発表し、実際に1人1台のタブレットを用いた授業を行うようになりました。
「勉強は紙媒体のみで」という固定概念は時代遅れになってきているようです。
つまり、これから成長していくお子さんが将来の可能性を広げるためには、
「早期の算数による多角的な教育×新しい形態での学習方法」
が必要なのではないでしょうか。
タブレット学習をおすすめする3つの理由
流行っているからタブレット学習がおすすめなわけではありません。
学習塾や通信教材で抱えてしまうデメリットを払拭したり、学校の勉強を補う、または先取りするのに最適なタブレット学習ならではの魅力をご紹介します。
1.子どものペースで学習ができる
学校の授業はだいたい45分で、単元に関心を持たせるための導入部分などを除くと多くても40分程度の学習でしょう。
更に学校では、理解が遅い生徒に合わせて授業を進めていくため、多くの生徒には余裕のある学習スピードとなりがちです。
しかし多くの集団塾の授業は60~90分と長丁場であまり授業に雑談を含まないので、多い場合で2倍の時間集中しなければなりません。
更に学校に比べかなり速いスピードで進んでいきます。
なかなか難しいですが、そのような状況で集中力が持たなければ、授業に飽きてしまいます。
せっかくの授業は台無し、「座り続けたという満足感」を得て、勉強をした気になるでしょう。
しかも理解していないため、その単元は未学習も同様となってしまいます。
また小さい頃から勉強する習慣はつけてほしいものの、友達と遊んだり、様々なものに触れて楽しんでほしい時期でもあります。
多くのタブレット教材は1日10~20分程度の学習を想定して作られています。
これなら、朝ごはんの前、お風呂に入る前など、隙間時間でも効率よく勉強することができます。
2.タブレットを通して勉強に興味を持つようになる
初めは物珍しさがお子さんの興味引くことは言うまでもありません。
多くの紙教材でもキャラクターやイラストを多めにしてお子さんが楽しく学習できるような工夫を凝らしています。
しかし、飽きるもの早いのが難点です。
タブレット教材であれば紙教材よりも、視覚的に楽しませる挙動や動画、音声を多く含んでいます。またゲームのような操作性で、「勉強をさせられている」と感じることもなく学習ができます。
さらにタブレット教材によっては、学習して貯めたポイントを「スペシャル問題」を解くことに使えます。
「難しいけど楽しい」という勉強の楽しさを、ゲーム感覚の学習から得られます。
3.勉強への自主性が育つ
学習塾や学校では先生に、やることを指示されます。
かといって通信教育は、毎月溜め込んでしまうお子さんが多いです。
「うちの子は自分で勉強できないのではないか」と悩んでしまう親御さんも出てくるでしょう。
タブレット教材はお子さんの学習をデータ管理している教材が多く、お子さんひとりで学習できるように作られています。
また、教材によっては赤ペン先生による添削やチューターによるフォローを行っています。
自宅学習ですが、「ちゃんとやったの?」、「ちゃんと分かったの?」としつこく聞いてしまい、「子どもに反抗されて疲れちゃう」なんて心配もいりません。
おすすめのタブレット教材4選
様々なタブレット教材が発売されていますが、その中でもおすすめな教材をご紹介します。
1.RISU算数(提供:RISU Japan)
- 月額
無学年制 | 2,750円(税込)※速度によって追加料金あり |
- 入会費:なし
- 本体代:なし(退会後も復習用に返却不要)
- 安心サービス:無料(その際の本体交換5,980円)
- 退会条件:なし
算数による総合的な思考力を養う、無学年制のタブレット教材です。
無学年制をとることによって、苦手範囲は集中的に復習し、得意な分野はどんどん先取りすることができます。
加えて、お子さんの学習をデータ管理することによって、一人一人に合わせた問題を自動出題してくれます。
この自動出題では、忘却曲線に基づいた「忘れやすいタイミングでの復習」と、「間違えた問題の復習」をミックスしています。短い時間で効率よく苦手を克服できます。
またこの教材の特徴として大きいのは、現役の東大生や早稲田生のチューターが、お子さんの学習状況に合わせて解説動画や励ましを送ってくれることです。
なお、今ならRISUとチャイビの限定コラボ企画をやっています。この機会にぜひRISUにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
2.チャレンジタッチ(提供:ベネッセ)
- 月額
1年生 | 3,250円〜 |
2年生 | 3,490円〜 |
3年生 | 4,460円〜 |
4年生 | 4,980円〜 |
5年生 | 5,980円〜 |
6年生 | 6,370円〜 |
中学1年生 | 6,990円 |
- 入会費等:なし
- 本体代:なし
- 退会条件:6か月以上継続受講の場合、「学習専用タブレット」の代金は不要。
ただし、受講6か月未満での退会または学習スタイル変更の場合、9,900円(税込、消費税率10%、2023年4月以降開始の場合は8,300円)を支払い頂きます。
進研ゼミによる全教科のタブレット教材です。
タッチペンのみならず実際に紙でペンに「書く」ことに重点を置き、今までの紙テキストとの併用も可能となっています。
また決められた回数赤ペン先生へ課題を提出し、添削してもらうことができます。
添削はタブレットに数日後に帰ってきます。従来の通信教育型教材と組み合わせることで、さらなる学習効果の向上が期待できそうです。
3.スマイルゼミ(提供:ジャストシステム)
- 月額
1年生 | 3,600円 |
2年生 | 3,900円 |
3年生 | 4,400円 |
4年生 | 4,900円 |
5年生 | 5,400円 |
6年生 | 5,900円 |
中学1年生 | 6,980円 |
中学2年生 | 6,980円 |
中学3年生 | 7,980円 |
- 入会費等:タブレット代として1年以上の継続を前提に、9,980円
- 本体代:なし
- 退会条件:6ヵ月未満の退会でタブレット代29,800円のご請求
2020年には改訂実施される新学習指導要領に対応しており、英語やプログラミングの講座など、幅広く開講しているサービスです。
時計の見方やくり上がり・下がりの加減法など、生活に欠かせない基礎的な単元を確実に理解できるような反復学習が特徴です。
教科書に沿った教材であるため、学校の予習・復習を行いたいお子さんに向いています。
このタブレットの大きな特徴は、書くことに重点を置き、タブレットに手をおいてタッチペンをすべらせても書くことができることです。
また、お子さんのタブレットと保護者のアプリでチャットができるようになっており、送られてくる学習進捗に合わせてお子さんとコミュニケーションをとることができます。
まとめ
「考える力」を養うために、算数の勉強はとても大切です。
お子さまが自発的に勉強をできるように、お子様にあったタブレット教材を探してみて下さい。