星の数ほどあるインターナショナルプリスクールから幼稚園、小学校、中学校、高校を探すのは、とっても大変なことです。
しかし、自分の大切な子供のためには時間をかけて、ゆっくり納得いくまで学校をリサーチしたいものです。
そして学校選びには、幾つものポイントがあります。
その中の一つに、通わせたいインターナショナルスクールが学校法人に認可されているかどうかがあります。
目次
学校法人に認可されているとは
学校法人に認定されているインターナショナルスクールは、公益法人の1つであり、私立学校の設置を目的として、私立学校法の定めるとろこにより設置されている法人です。
税法上は、公益法人などに分類されているます。
学校法人に認定されているインターナショナルスクールは、数多くはありません。
一時期の英語ブームからインターナショナルスクールが増えましたが、中には、利益だけを目的としている残念な学校もあります。
学校とは、そもそも子供たちに安全に場所を提供し、勉学を教える場所のはずが、利益目的の企業が経営している学校も残念ながら存在しています。
学校法人として認可されているインターナショナルスクール
学校法人として認可されているインターナショナルスクールには以下のようなメリットがあります。
- 通学定期が買える(学校側が通学証明書を発行できます)
- 学校に対しての税金がかからない
- 会社として寄付金をした時に、税金控除ができる
- 学校としての格、信頼が高い
なお、学校法人に認可されていても、インターナショナルスクールは一条校ではないため(文科省の教育カリキュラムをやらない為)、各種学校としての扱い、専門学校と同じ扱いになります。
学校法人に認可されていないインターナショナルスクール
学校法人に認定されていない学校は、「株式会社」または「有限会社」が運営している学校としての扱いになるため、国からの補助など、通常学校に対してある特別措置が全くなく、企業としての扱いになるため、税金などもかかってきます。
生徒は、通学証明書を出してもらうことができない為、電車、バス通学が多い都内近郊でも、定期を買っても、学割で買うことができません。
また費用も認定校に比べ高いです。
利益目当てのインターナショナルスクールも
ほんの一部ですが、企業としてやっている学校があるため、企業の売り上げをあげたいという観念からか、生徒の大事な、高額な授業料を生徒や学校のためではなく、企業の売り上げ、オーナーの売り上げとしてしまうところも実際に存在しています。
利益に子供のために使っているか?
学校法人の学校では、一年間の寄付金、施設の対する入出金、学校のフェアなどでの売り上げ、利益などを年度末に全校へ発表しています。
また、このような学校では、子供のためにお金を上手に使い、施設を充実させることが多く、子供の目からも、親の目からも施設修繕などが目に見て分かります。(新しい遊具が入った、トイレが綺麗になったなど)
寄付金が何に利用されているかも把握しておく
修繕費は、学費とは別に施設費として毎年徴収する学校がほとんどです。
その施設費をいかに上手に子供のために使われているかも、知っておく必要があります。(通常、学校側から何のために幾ら使ったかの報告書が出ます)
特に、今の時代、耐震工事はしっかりされているかは、大きなポイントになります。
インターナショナルスクールが国際基準評価団体に入っているかも重要
残念ながら、子供達は、古い教科書を使い、施設にも投資がないため校内は、古いままになっているところがあります。
このような場合でも、以前に述べました「国際基準評価団体」に入っている場合は、数年に一度の定期検査によって評価団体から指摘されることが多いです。
この指摘を守らない場合は、国際基準評価団体から資格を剥奪されることがあります。
または、更新時期に、フル(5年)更新されず、1年、2年のみ更新され、再検査を早期に受けなくてはいけない場合もあります。
希望のインターナショナル学校法人なのかどうかも重要!でも大事なのことは徹底リサーチ
学校法人に認定されているインターナショナルスクールは数少ないです。
学校法人に認定されていなくても、企業として運営しているインターナショナルスクールの中には、とってもしっかりしているところもあります。
一部の悪徳商売になってしまっている学校に引っかからないためにも、希望校のリサーチは徹底してくださいね。
わからないことは、どんどん学校に質問してください。
コメントを残す