目次
高槻中学の学校の特色
1940年に大阪医科大学・京阪電車・地元の寄付により設立された高槻中学校に始まります。
戦後の学制改革後は高槻高等学校と高槻中学校を併設し、中高一貫制の男子校として現在に至っています。
クラブ活動や学校行事を重視した教育方針で、成果として難関校への合格実績があり、地元では進学校として知られています。
学校の沿革
1940年に現在の高槻市に創設した高槻中学校に始まります。
戦後の学制改革後に高槻高等学校と高槻中学校を併設して中高一貫教育を実践してきました。
2010年には創立70周年を機に学校改革を開始。
2014年度に学校法人大阪医科大学と合併すると同時に、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校になりました。
2016年に学校法人大阪薬科大学と合併し、学校法人大阪医科薬科大学になりました。同じ年にスーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校になっています。
2017年より男女共学化する予定です。
施設
普通教室・特別教室・図書室・運動場・体育館などがあります。
特別教室には理科教室や物理などの実験可能な実験教室・社会科教室があります。
進学先
京都大学・大阪大学・神戸大学・大阪市立大学など関西の国公立大学への進学実績があります。
他に関西以外では東京大学や地方の国公立大学医学部への進学実績もあります。
私立大学では、関関同立の中で同志社大学と立命館大学へ進学新ている生徒が多いという特徴が挙げられます。
学校周辺の環境
阪急高槻市駅より徒歩6分、JR高槻駅より徒歩15分の交通の便の良い場所にあります。
枚方方面から通う場合、京阪枚方市駅より京阪バスで20分、松原下車してすぐの場所にあります。
高槻中学校の受験情報
試験日
A日程:2024年1月13日(土)
英語選択型:2024年1月13日(土)
B日程:2024年1月14日(日)
募集人数
A日程:男子約100名 女子約80名
B日程:男子約60名 女子約30名
英語選択型:男女若干名
A日程入試
まず、A日程については3教科型(国語・算数・理科)か4教科型(国語・算数・理科・社会)のいずれかを選択します。
- 国語;60分で、120 点
- 算数;60分で、120 点
- 理科;40分で、80 点
- 社会;40分で、80 点
判定方法について、4科目型の場合、4教科の合計点、国語・算数・理科の合計×1.25点、国語・算数・社会の合計×1.25 点の中で400点満点に換算したうえで、最高点を採用して判定します。
3教科型の場合、国語・算数・理科の合計×1.25点で400点満点に換算して受験生の成績とします。
B日程入試
次に、B日程については、国語・算数・理科の3教科で実施されます。
- 国語;60分で、120 点
- 算数;60分で、120 点
- 理科;40分で、80 点
3教科の合計点、320点満点で判定します。
英語選択型入試
最後に、英語選択型入試については、国語・算数・英語の3教科と面接試験があります。
- 国語;60分で、120 点
- 算数;60分で、120 点
- 英語;40分で、100 点
- 英語による面接;30分で、60点
筆記試験の3教科の合計点と面接による、400点満点で判定します。
高槻中学の偏差値と倍率
高槻中学校の偏差値は68。倍率は前期日程、後期日程共に約2.5倍です。
高槻中学の費用
入学手続きに必要な費用は次の通りです。
入学金 | 240,000円 |
授業料 | 678,000円(年額、三期分納) |
日本スポーツ振興センター会費、学習用iPad購入費、教育環境向上補助費 |
70,076円 |
学年費 | 150,000円 |
保護者会費 | 7,500円 |
子ども総合保険掛金 | 19,000円 |
初年度合計 | 1,164,576円 |
上記の他に制服、学用品等の経費が別途必要になります。
高槻中学の入試問題と対策
算数
計算問題が数問あります。複雑な問題があり、分量も多いことから早く正確に処理することが求められます。
文章題・図形問題については文章を読んで、じっくり考えて解答する問題が多いことが特徴として挙げられます。
対策として、過去問を繰り返し解くことや同じ傾向の問題を数多く解いて慣れることが挙げられます。
国語
論説文・説明文・物語文・随筆から出題されています。大問1題の時があれば、長文が2題出題される時もあります。
時間配分については、長文が2題出題されたときと長文が1題出題されたときの過去問を繰り返し解くことで時間内にとけるように慣れる必要があります。
社会
地理・歴史・公民から各1題出題されているときと3分野融合の問題が1題出題されているときがあり、年度によって出題形式が異なります。
問題の内容については、難問が一部で見られますが、基本的な知識を問う問題が多いのが特徴として挙げられます。
記述問題が多いので、地名・人名・語句を正確に書くことができるようにする必要があります。
理科
基本的な知識を問う問題が見られますが、全体的に図表や資料を見て考える問題が多く、思考力が要求される応用問題が多いのが特徴として挙げられます。
図表や資料を見て解く問題に苦手意識がある場合、過去問を繰り返し解くことや他校の問題で傾向に慣れる必要があります。
赤本
高槻中学合格のために必要なこと
高槻中学校のホームページでは前期日程・中期日程・後期日程の受験者数と合格者数が載っているだけで、科目ごとの平均点が公開されていません。
合格するためには模試の結果と受験者の傾向を分析することが必要になります。
高槻中学校を受験する際、模試の結果などの傾向を知るには学習塾に通うことが必要不可欠です。
学習塾の先生が高槻中学校の科目ごとの平均点などの内部情報を持っているかもしれませんので、学習塾が持っている情報を基に受験に向けて的確なアドバイスを得ることができます。