大妻中野中学校の入試は高得点勝負!合格するために知っておきたい入試傾向と対策

大妻中野中学校の校舎

大妻中野中学校は、東京都中野区上高田にある私立の女子中高一貫校です。

この記事では、大妻中野中学校の受験予定者なら知っておきたい学校の特色、受験情報や入試傾向などをご紹介していきます。

大妻中野中学校の特色

大妻中野中学校・高等学校では「学芸を修めて人類のために」を建学の精神とし、「確かな学力・豊かな心」を育むための幅広い中高一貫教育が行われています。

学力向上はもちろんのこと、情操面の成長も重視し、多様性・創造性・国際性をバランス良く身につけた女性像を目指す教育体制に特徴があります。

また、アカデミックな英語力を重視する英語カリキュラムのほか、正規の教育課程に英語以外の外国語(フランス語)を導入するなど、多様な外国語教育にも力を入れています。

さらに、大妻中野中学校・高等学校は文部科学省が主催するSGH(スーパーグローバルハイスクール)ネットワーク校となっているほか、ユネスコスクール加盟校でもあり、グローバル教育にも大きな強みを持っています。

学校の沿革

1941年、文園高等女学校が開校され、1971年に中野女子高等学校、1972年に大妻女子大学中野女子高等学校へと校名変更されました。

1995年には大妻中野中学校が開校、大妻中野高等学校へ校名変更され、現在に至ります。

進学先・合格実績

2022年度卒業生の合格実績を見ると、国公立大学5名、早稲田大学8名、慶應義塾大学3名、上智大学10名、東京理科大学4名など、難関大学を含め幅広い実績が見られます。

そのほか、付属校である大妻女子大学への進学割合は卒業生の17.6%となっています。

施設

主な施設は、普通教室、EMセンター、英語室、図書室、音楽室、調理室、メインアリーナ、サブアリーナ、武道場など幅広く、充実した施設環境が整っています。

学校周辺の環境・交通アクセス

  • JR中央線・東京メトロ東西線中野駅から徒歩10分
  • 西武新宿線新井薬師前駅から徒歩8分

中野駅のほか、西武線の新井薬師前駅からも通学でき、多方面からスムーズなアクセスが可能です。

大妻中野中学校の受験情報

試験日程

  • 第1回アドバンスト入試:2024年2月1日(木)
  • 第2回アドバンスト入試:2024年2月1日(木)
  • 第3回アドバンスト入試:2024年2月2日(金)
  • 第4回アドバンスト入試:2024年2月3日(土)
  • 新思考力入試:2024年2月4日(日)

募集人数

  • 第1回アドバンスト入試:女子約50名
  • 第2回アドバンスト入試:女子約50名
  • 第3回アドバンスト入試:女子約45名
  • 第4回アドバンスト入試:女子約25名
  • 新思考力入試:女子約15名

試験科目と試験時間・配点

第1回・第4回アドバンスト入試

国語50分100点
算数 50分100点
社会30分50点
理科30分50点

第2回・第3回アドバンスト入試

国語50分100点
算数50分100点

大妻中野中学校の偏差値と倍率

偏差値

大妻中野中学校の偏差値(80偏差値)は以下のようになっています。

第1回アドバンスト入試46
第2回アドバンスト入試:4949
第3回アドバンスト入試48
第4回アドバンスト入試47

倍率

2023年度の入試結果を見ると、受験者・合格者と実質倍率は以下のようになります。

(実質倍率は受験者と合格者から算出)

第1回アドバンスト入試

受験者合格者実質倍率
国算23名7名約3.29倍
国算理社121名44名2.75倍

第2回アドバンスト入試

受験者合格者実質倍率
396名245名約1.62倍

第3回アドバンスト入試

受験者合格者実質倍率
247名164名約1.51倍

第4回アドバンスト入試

受験者合格者実質倍率
国算32名11名約2.91倍
国算理社108名71名約1.52倍

大妻中野中学校の入学金・学費

初年度の費用(2022年度予定)は以下のようになります。

入学金250,000円
授業料等471,000円
教育充実金250,000円
生徒会費7,200円
父母後援会費15,600円
父母後援会入会費10,000円
日本スポーツ振興センター掛金 490円
合計1,004,290円

上記のほか、制服や副教材等の費用が別途発生します。

大妻中野中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は50分、配点は100点満点となります。大問は4問で、大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が大型問題で構成されます。

基本的な問題が中心ですが、一部で難易度の高い問題も見られるので注意が必要です。

大問1と2の計算問題・小問集合は基本問題が多いので、まずはここでしっかり得点し、ケアレスミスは絶対に避けるようにしましょう。

また、大問3以降では図形、場合の数、割合、速さなど、各分野で応用的な問題も見られます。過去問から頻出分野を確認し、各分野の対策は徹底して進めておいてください。

また、過去問演習では時間配分のトレーニングを重ねることも重要です。

国語

算数同様、試験時間は50分、配点は100点満点となっています。大問2問で構成され、大問1は読解問題(説明文など)、大問2は知識問題となります。

読解問題の設問形式は選択肢問題、書き抜き問題、記述問題など幅広く、各形式の設問を臨機応変にテキパキ解かなくてはなりません。

また、読解問題は説明文・論説文が多い傾向があるので、論理展開を正確に追っていく練習を日頃から徹底しましょう。

問題演習はもちろん、過去問演習も繰り返し、スピーディーかつ正確に読解できるよう実力を養う必要があります。

さらに、大問2は全て知識問題となり、漢字はもちろん類義語や対義語、ことわざ・慣用句、文法なども幅広く出題されています。

知識問題が一つの大問として出題されるため、しっかり得点源になるよう日頃から語彙力を高めておくことが大事です。

社会

試験時間は30分、配点は50点満点です。大問は3問で、地理・歴史・公民分野(時事問題含む)から幅広く出題されています。

設問形式は選択肢問題、適語記入問題のほか、記述問題も出題されるので注意が必要です。

各分野の基本知識を正確におさえることはもちろん、様々な形式の設問をテキパキ解き進めるトレーニングが大切になります。

特に試験時間が30分で短いため、過去問演習を繰り返し、時間配分の感覚をしっかり身につけなくてはなりません。

さらに、各大問のリード文が長い場合があるほか、地図やグラフ、各種資料なども多く登場します。

与えられた情報をしっかり読み取る力も必要不可欠ですので、問題演習や過去問演習で十分トレーニングを積んでおきましょう。

理科

社会と同じく、試験時間は30分、配点は50点満点となります。大問は3~4問で、4分野からまんべんなく出題されています。

設問形式は選択肢問題、適語記入問題、計算問題などで、基本・標準レベルの問題が多く見られます。基本的な問題はしっかり得点源になるよう、ケアレスミスは絶対に避けなくてはなりません。

一方、図や表などの情報をきちんと正確に読み取る力も重要です。

こちらは問題演習・過去問演習を重ね、傾向に慣れを作り、実力を磨いておきましょう。

社会と同様、理科も試験時間が短いため、素早く正確に解き進めていく練習が必要不可欠です。

過去問

受験者平均点・合格者最低点の特徴

2023年度の入試結果を見ると、受験者平均点・合格者最低点(アドバンスト入試)は以下のようになっています。

(国算:200点満点、国算理社:300点満点)

受験者平均点

第1回(国算)141.7点
第1回(国算理社)199.5点
第2回(国算)139.6点
第3回(国算)122.5点
第4回(国算)109.6点
第4回(国算理社)173.5点

日程によってバラつきがありますが、比較的高めの平均点が特徴で、高得点勝負になる可能性があります。

合格者最低点

第1回(国算)162点
第1回(国算理社)198点
第2回(国算)137点
第3回(国算)115点
第4回(国算)126点
第4回(国算理社)163点

合格ボーダーラインは日程によってかなりバラつきがあります。

例えば2科目入試の場合、第1回の合格最低点は8割を超えていますが、第3回は6割を下回る合格ラインとなりました。

第2回は7割弱、第4回は6割を少し超える合格最低点となっています。

4科目入試の合格ラインも第1回は7割近くですが、第4回は6割を下回るなど、総じてボーダーラインにバラつきが見られます。

大妻中野中学校合格のために必要なこと

大妻中野中学校の入試問題は比較的オーソドックスな出題形式も多く、基本的な問題を中心に出題されています。

ただし、高得点勝負になる可能性もあり、しっかり傾向に沿って対策を徹底しなくてはなりません。

例えば算数であれば、前半の計算問題・小問集合でしっかり得点をしておくこと、国語は読解問題のほか知識問題が大問として出題されるので注意すること、社会と理科はとにかく試験時間が短いので注意して解くことなど、それぞれのポイントをおさえて対策を進める必要があります。

特に基本的な問題で高得点勝負になる場合、ケアレスミスは絶対に避けなくてはなりません。

常日頃から素早く正確に解くことを心がけ、得点源となるものはしっかり得点していくという意識を高めることが大事です。

こうした点にも注意し、傾向に合わせて実力を盤石なものにしていきましょう。