ファミリーサポートを8年利用した体験談!共働き家庭にこそおすすめしたいファミサポのこと

ファミリーサポートサービスについて

共働きの育児は正直、とても大変です。保育園のお迎え時間に合わせて仕事を終えなければならないし、お子さんが熱を出したら会社を休まざるを得ず、その間の仕事を誰かにお願いしなければなりません。

そして、習い事もなかなかままなりません。

習い事の時間はたいてい夕方から。しかしフルタイムで働いている親御さんが平日の夕方に習い事の送迎に行くのは難しいです。

だから土日に習い事を詰め込み、土日に親が休めず、気がつけば何だかフラフラ…。

それ以外にも家事や役員やPTAなどやることは満載です。

だからこそ、ファミリーサポートのサービスを8年間利用した筆者から、共働きの親御さんにオススメしたいファミリーサポートの利用方法や実際の体験などをご紹介していきます。

自治体が提供しているサービスのファミリーサポートとは?

ファミリーサポート(ファミサポ)は、行政が提供しているサービスです。

その地域ごとに、育児の手伝いをお願いしたい「依頼会員」と、手伝ってあげたい「提供会員」を結びつけてくれるサービスです。

共働きで子どもを見てほしい!という親御さんは「依頼会員」になります。

利用料金は、平日7時~20時であれば1時間600円~800円。それ以外の時間は1時間700円~900円です(自治体により異なります)。

兄弟姉妹を同時にお願いすることもでき、その場合、二人目は半額になります。

ベビーシッターを依頼する場合は1時間2000円から3000円が相場です。そう考えると、大変安いです。

なぜ安いのか。それは、お子さんを見てくれる「提供会員」さんがボランティアの気持ちで行ってくれてるからです。

もちろん金額が発生するので完全なボランティアではありませんが、それに近い低価格です。

ファミリーサポートを利用する依頼会員さんは、半ばボランティアでやってくれているという感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

お子さんの対象年齢は、たいていが小学校6年生までです。これも自治体によって異なるので、ホームページで確認してみましょう。

また、ファミリーサポートを利用する目的は、さまざまです。

  • お子さんの習い事の送迎
  • お子さんの保育園や学童へのお迎え
  • 仕事でお子さんを見られない時のお預かり
  • ちょっとしたリフレッシュ時のお子さんのお預かり

など、多岐に渡ります。

なお、お子さんの預かりは、基本的にはファミリーサポートさんの自宅で行います。

ファミリーサポートの申し込み方と依頼までの基本的な流れ

ファミリーサポートセンターへ入会手続きをする

利用したい時は、まず会員になる必要があります。もちろん無料です。

市役所のホームぺージを確認し、入会申込書があればそれをダウンロードしましょう。市役所に行っても構いません。

自治体によりますが、たいていの場合、郵送で入会申込書を送れば会員になれます。

申し込みたいサービスについてファミリーサポートセンターに連絡をする

どういうサービスを申し込みたいのか、センターに連絡をしましょう。

たとえば、毎週木曜日の16時から18時まで子供の習い事の送迎をお願いしたい、一週間ほど仕事で遅くなるため19時に子供の保育園や学童への迎えをお願いし、20時に夫が帰ってくるまで預かってほしい、などなるべく具体的にお願いしましょう。

その相談内容と地域に応じて、センターは提供会員さんを探してくれます。

提供会員さんが見つかったらセンターから連絡を受け面談を行う

実際にお子さんをお願いする前に、必ず一度、面談を行います(自治体によりますので確認してみましょう)。

面談に来るのは、自治体のファミリーサポートセンターの方、提供会員さん、そしてお願いする依頼会員さんです。

そこで最終的にお願いする内容を決め、双方の合意を取ります。

ここで取り決めた内容を元に依頼をしていきますので、不明点などはしっかりと確認しておきましょう。

提供会員さんにお子さんを預かってもらう

提供会員さんは約束の時間になったらファミリーサポートの札を下げてお子さんを迎えに行ってくれます。

「ファミリーサポートの〇〇です」と名乗ってくださるので、安心です。保育園や学童にお迎えに行ってもらう時は、保育園や学童にあらかじめ伝えておきましょう。

なお、代金は提供会員さんがご自宅を出た時間からカウントされます。

提供会員さんに代金のお支払いをする

代金は、センターを通してではなく提供会員さんに直接支払います。

基本はお子さんの受け渡しの時に現金で直接お渡ししますが、たとえば習い事でお子さんを学童に送り届ける場合など、サービス終了時に会わない場合は一ヶ月ごとにまとめて現金で支払うことも可能です。

もちろんその場合、提供会員さんの合意が必要です。

銀行振込ではなく、現金の手渡しが原則です。

銀行振込は手数料が発生しますし、現金ならその場で提供会員さんと依頼会員さんの二人で金額を目で見て確認することができるためです。

感謝の気持ちとともに代金をお支払いしましょう。

ファミリーサポートでは病児保育は頼めるの?

風邪気味の子供

結論から言えば、ほとんどの場合は頼めません。

提供会員さんは、ご近所に住む子育ての終わった年配の方や、少しでも地域に貢献したいというボランティアの気持ちから手を挙げてくださっている方々です。

看護師さんや病児保育士さんのようにプロではありませんので、これは仕方のないことです。

たとえば病気の終わりかけや、熱が出ないけれど保育園に預けられない病気(結膜炎など)の場合は預かってもらえる可能性がありますので、自治体のセンターに確認してみましょう。

ファミリーサポートに申し込んだけど、提供会員さんが見つからない…

これは非常によくあることです。

ファミリーサポートは圧倒的に提供会員が少なく、依頼会員さんばかりだからです。

共働きが増えて利用したいという人は増えるばかりで、ボランティアに近い提供会員さんはなかなか増えません。

なので、センターに電話をしても、一ヶ月経っても見つからない…なんてことはザラにあります。

ただ、曜日を変える、時間を変える、などで提供会員さんが見つかることもありますので、センターに相談してみましょう。

万が一何かあった時は大丈夫?ファミリーサポートの補償制度について

ファミリーサポートには、補償制度があります。

自治体によらず、保険料は市が負担してくれます。

会員が負担する必要はないので、ありがたいですね。怪我、入院など万が一の場合でも安心してお子さんをお預かりできるシステムになっています。

ただ、ファミリーサポートを通さずに提供会員さんに個人的にお願いした場合はこの補償が適用できなくなってしまいます。

ファミリーサポートはベビーシッターなどのサービスと違い行政は仲介料などをもらっていませんので、センターを介すことによるデメリットはありません。

依頼をする時は、必ずセンターを通すようにしましょう。

ファミリーサポートを8年間利用した体験談!ファミサポのおかげで共働きでも子供の習い事が続けられました

筆者はファミリーサポートを8年間という長きに渡って利用していました。

病児保育はベビーシッターを利用し、ファミリーサポートは習い事の送迎に活用しました。お願いした提供会員さんは3人ほど。

目的は、二人目出産時の子どもの保育園のお迎えと、習い事の送迎です。

全員が子育てを終えた年配の女性の方で、とても子ども好き、話好きで、信頼して任せられる方々ばかりでした。

提供会員さんはすぐに見つかりましたが、これは非常に珍しいです。

若い世代が多い地域は共働きが多すぎて提供会員の人数が間に合わず、逆にご年配が多い地域は登録する人自体が少なく見つからないと聞きます。

幸運にも提供会員と依頼会員のバランスがちょうどよい場合は見つかりやすいようです。

提供会員さんがいなければ、子どもたちはスイミングを習うことも、ピアノを習うこともできませんでした。

夜道が安全なように懐中電灯を持って歩いてくれたり、会うたびにおもちゃ(シールなど)をくれたりと、子どもも提供会員さんを慕っていました。

ファミリーサポートは、まさに地域で一体となって子どもを支えてくれるサービス。

支えてくれる方々へのありがとうの気持ちを忘れないことが、ファミリーサポートを利用するのに一番重要なことだと思います。

まとめ

ファミリーサポートは、自治体が提供している、お子さんの習い事の送迎や預かりなどをお願いできるサービスです。

民間ベビーシッターと比べると破格の金額ですが、だからこそ、提供会員さんへの感謝を伝えながら利用しましょう。