小学校受験で下の子のフォローはどうしてる?受験生活で手がかかる時の対処法

受験期における妹弟のフォロー

小学校受験をすると決めてからは、家庭学習や教室通い、学校見学など沢山の準備が出てきます。

そんな時、下にお子様がいらっしゃるご家庭はなかなかスケジュールがスムーズにいかないということも多々あるかと思います。

兄弟姉妹の人数が増えれば増えるほどスケジューリングも難しくなります。

我が家は上の子が受験の時には、平日も土日もほぼワンオペ状態で乗り切りましたが、色々と試行錯誤してきました。

ここでは、下のお子さん(妹・弟)がいるご家庭の受験生活で気をつけていたこと、また実際どのように過ごしていたかを振り返りながらご説明していきます。

小学校受験準備!下の子は誰に見ててもらう?

通われるお教室によっては保護者が参観しなければいけない所や、小学校の説明会見学会、試験の時には下のお子様は入れませんので誰かにお願いしないといけなくなります。

それが平日、土日ともに関わらず予定が入ってきます。こんな時はどう乗り越えればいいでしょうか?

家族・親族

一番頼れるのはやはり家族ではないでしょうか。土日や平日だけでなく長期休みの時には我が家はそれぞれの実家に下の子だけで泊りに行かせてもらったり、家族で帰って筆者と上の子だけで教室や模試に通うという事もしていました。

長期休みは講習会が連日ありますし、幼稚園はやっていないのでもしご実家が近いという方はこの方法を検討されることが多いのではないでしょうか・

ベビーシッター

どうしても家族や幼稚園での延長保育が難しい時はベビーシッターさんにお願いをしていました。

まだ下のお子様が乳児でお願いするのに少し気が引ける、という場合は習い事送迎をお願いできるシッターさんもいらっしゃるので上のお子様をお願いしても良いですね。

また会社は限られてしまいますが、教室通いもお願いできる所もあります。

自宅から教室、幼稚園から教室に送迎してもらえ、授業は何をしたか、お子様の様子などをレポートに記入して渡してくれるそうなので、説明会など自身が必ず行かなくてはいけない場合以外はそちらを利用するのもおススメです。

幼稚園・保育園・託児所

上のお子様が教室に通い始めた時に、下のお子様が保育園に入ってるとある程度保育時間も長いので融通を利かせてくれて預けられている方もいらっしゃいました。

しかし幼稚園の場合や保育の無い土日などはどうしてもお願い出来ない時もありますよね。

我が家は二人共幼稚園に通園していました。下の子が入園前は家族やベビーシッターさんにお願いするしかなかったのですが、上の子が丁度年長の受験期に下の子が年少で幼稚園に入園し、早朝預かりや延長保育を申請すれば受け入れてくれる幼稚園なのでそちらを多く利用していました。

幼稚園を検討されているご家庭は、延長保育や早朝保育をしてくれる園かどうか確認しておくと良いですね。

パズルで遊ぶ子供

下の子が勉強時間に邪魔してくる時はどう対応する?

家庭学習をしている時に、可愛い弟や妹が遊んでいたらどうでしょうか?

上のお子様もきっと一緒に遊びたくなる、玩具の取り合いで喧嘩が始める、なんだかんだ集中出来なくなって場面も出てきませんか?このような時はどうすればいいでしょうか?

下の子も一緒に座らせてお絵描きなどに取り組ませてみましょう

下のお子様が座ってお絵描きなど、何かしら出来る年齢でしたら一緒に座らせてみましょう。

それぞれに課題を与えても良いですね。

早いうちから座る習慣や集中力が養われて、下のお子様の受験準備の時に圧倒的に有利になります。

ただこの時にやらせる課題は決して難しい事はやらせなくて大丈夫です。

クレヨンをグーで持ってもいいですし、折り紙を破るだけでも大丈夫です。

座って楽しい事をするという意識付けが出来れば花丸です!

年齢によっては上の子の真似をしたがる時期でもありますので、是非一緒に工作などやらせてあげてください。

巧緻性を鍛えるおもちゃやゲームをやらせてあげても良いですね。

100均の紙コップや紙皿1枚でも立派な玩具になります。

丸カラーシールを一緒に渡してシールをはがして貼るなど、その月齢に応じて様々な遊び方が出来ます。

もし下の子と一緒のテーブルでやる事を上の子が気にするようでしたら、下の子用に小さなテーブルを用意するのも一つです。

我が家では、「小学校へ行った時(試験や入学後)にも、先生のお話聞かないで自分のやりたい事だけをやる子や、話しかけてくる子や邪魔してくる子は必ずいるから、そう言う時にどうするかの練習だよ」と伝え、下の子も一緒にテーブルを囲んで家庭学習していました。

下の子が寝ている時は集中してやりたいペーパーを取り組む

まだ下の子が座る事が出来ない年齢でしたら、抱っこ紐でおんぶをしながらやお昼寝など寝た後に集中してやりたい家庭学習に取り組みましょう。

上のお子様もお母様やお父様を独り占めしているという特別感を味わえますし、親も落ち着いて上の子と向き合えるのでとてもおススメです。

ただこの方法ではスケジューリングが大事になってきます。

下の子のお昼寝や就寝時間を少しずらす必要が出てきたり、疲れさせておかないとなかなか予定通りの時間に寝てくれない!なんて事もあります。

一所懸命に一日をスケジューリングしてもなかなかその通りにいかないのが子育てですので、もし上手くいかなくても心配しないでください。

大事な事は一日を振り返って出来た事を考えることです。

全くペーパーが出来なかったと思われても、そんな日はきっと、工作や絵画、運動に繋がる何かは出来たはずではないでしょうか。

小学校受験はペーパーだけではありません。

そこが対策するのに難しい点でもあり実は日常や生活の中に対策が溢れているという良い点でもあります。

折り紙で遊んだ、ボールつきして遊んだ、ハサミを使って切った、親と季節の話をした、友達と一緒に遊んだ、順番を譲ってあげた。もうあげ出したらきりがないのですがその全てが小学校受験に必要な事なのです。

次の日にはお子様と楽しい一日を過ごしましょう!

伸びる子の特徴

下の子は何でそんなにぐずるの?手がかかった時の対処法

上の子が少し大きくなり自分で出来る事も増え、お勉強をしている姿を見ると、下の子のぐずり等がとても気になってしまいませんか?

あれ?上の子の時はこんなに手がかかったっけ?と思ってしまった時に、ぜひ対処法を試してみてください。

上の子が居ない間に下の子との時間をたっぷりとりましょう!

どうしても受験期は上の子にかかりっきりになってしまい、下のお子さんはきっと寂しい思いをしているかもしれません。

その気持ちの表れでイヤイヤ期ではないものの駄々をこねたり、わざと嫌がる事をしたりして親を困らせる事があります。

よく第二子が生まれた後に上の子が赤ちゃん帰りをするっていうものをイメージしていただければ分かりやすいでしょうか。

またそこまでいかなくても普段のリズムとの違いを感じたり、親の緊張や気持ちの変化を子どもは敏感に感じとってしまうので、意識的に下の子とも遊ぶスキンシップを取る時間を設けてあげてください。

我が家でも上の子の受験の時に、試験当日は朝早く出て幼稚園に預け、夕方頃迎えに行くと普段はちゃんとトイレに行けていたのにお漏らしをしてしまったり、保育時間に疲れてか寝てしまうなんて事がありました。

下の子の日々の成長も綴っておこう!

小学校受験をするしないに関わらず、育児日記を書く事をおすすめしています。

日記は長いものでなくても、1日1~2行でも大丈夫です。

その日にあった子どもの事、変化や出来た事、大泣きした事、食べた物、上の子とどんな事をして遊んだのかなどを書いておくと、子どもの成長を感じる事ができ、小学校受験においての面接対策や入学願書を書く時の参考にもなります。

育児日記を見て、下の子も日に日に出来る事増えてきていると思うと、多少のぐずりも寛容になれたり、ぐずった時の対処法も段々と分かってくるかもしれませんよ。

ひらがなを学ぶ小さな子供

まとめ

いかがでしたでしょうか?

上の子の受験対策で毎日考え悩むのに、下の子まで!といっぱいいっぱいになってしまっていませんか?

そのような時は、家族、共に小学校受験をする同志のママ友、幼稚園や保育園、幼児教室の先生に話す事でストレスも解消されるはずです。

そしてちょっとした子育ての、対策のヒントをもらえるかもしれません。少しでもこの記事が皆様のお役に立つ事が出来ましたら幸いです。