小学3~4年生のギャングエイジ期によくある行動!成長過程の一つとして親はどう関わるべき?

ギャングエイジ期の子供たち

子育てをしているなかで、「ギャングエイジ」という言葉を聞いたことはありますか?

知らない方にとっては、あまりよい印象を持たない言葉かもしれません。それは「ギャング」=「悪い集団」という印象をお持ちだからかと思います。

では「ギャングエイジ」とは何か?「ギャングエイジ」は子どもたちが成長するにあたり多くの子が経験するものです。

ここでは、ギャングエイジ期とはどのようなものか詳しく解説するとともに、教諭経験のある筆者と子どもとの関わり方について考えていきましょう。

子供の成長過程で経験するギャングエイジとは?

まず、「ギャング(gang)」とは、チームやユニット、仲間を意味する言葉です。

そして「エイジ(age)」は年齢、時代、年代を意味します。

つまり「チーム年齢」、集団形成を意味しています。

小学校3、4年生頃になると、子どもたちは気の合う仲間同士での結束が強くなっていきます。人数でいえば、5~6人の集団になることが多いように思います。

特徴的なのは、親や先生の言うことを聞かなくなり、仲間の言ったことに同調するようになる点です。

いわば「反抗期」ですが、第二次反抗期は高学年くらいからと考えられているため、この時期の子どもたちの反抗を「中間反抗期」といったりします。

他にも、悪い言葉を使うようになったり、禁止されていることをしてみたり、大人に嘘をつくなどの特徴が上げられます。

また、女の子では仲間外れや意地悪をするなどが見られることが多くあります。

保護者としてみれば、そのような態度や行動にショックを受けたり、戸惑ったりするかもしれません。

また、あまりの反抗に怒りが大きくなることもあるでしょう。

しかし、この「ギャングエイジ」も子どもが成長している立派な証拠です。

それまでは周りの大人に従っていた子どもたちも、小学3、4年生にもなれば自我が一層強まり、自分の主張もしっかりと伝えることが出来るようになります。

それは「自立への第一歩」と言えるでしょう。

ギャングエイジ期の子どもによくある行動と成長につなげる関わり方

学校に行きたくない子供への対応

集団での行動が増えてストレスをぶつけてくる

ギャングエイジ期の子ども達は、集団で遊ぶことが楽しく、それまでは家族と過ごすことが多かった子も家族より友だちを優先するようになっていきます。

家族としては少し寂しさもありますが、子どもたちはその集団の中で、ルールを作り、役割を決め、それらを守ることの大切さなどを学んでいきます。

時にその集団で気持ちを抑えることもあるため、子どもにとっては楽しい一方、精神的には疲れてしまうこともあります。

そうした集団でのストレスをどのように解決していくかも学んでいきますが、そうすると、その気持ちやストレスをぶつけられるのは、最も信頼している家族になります。

それが原因でケンカが増えるご家庭も多いですが、安心し帰れる場所を用意してあげる気持ちで見守り、あなたの味方であるという姿勢をみせてあげましょう。

危ない・悪いことをする場合もある

好奇心旺盛な時期の子どもたちが集まれば、悪いことも考えます。

時には危ない遊びを考えたりすることもあるでしょう。

もし危険なことをしようとしていることに気づいたら、頭ごなしに叱るのではなく、それはなぜ危険なのか、どう危険なのかをきちんと説明し、諭してあげる姿勢が大切です。

高学年になれば物事の良し悪しの判断もできるようになってきますが、小学3・4年生ではまだ判断力がない子も多く、集団になることで気持ちも大きくなりがちです。

この時期の子どもたちの行動に干渉しすぎるのも問題ですが、ある程度の見守りは続ける必要があります。

嘘をつく・秘密をもつ

ギャングエイジの年代になると、今までは何でも話してくれていたのが、段々と話してくれなくなっていきます。

何も話してくれないと、何か悪いことをしているのではないかと考えてしまいますよね。

しかし、この頃の子どもたちは「ワル」に憧れを持つ時期でもあり、何でも大人に従順なのが格好悪いと思っていたりします。

言いたくないことを無理に聞き出すのではなく、見守る姿勢を大切にしましょう。

また、そうしている中で子どもが嘘をついていることが発覚する場合もあるかと思いますが、よっぽどひどい嘘でない限りは静観し、様子をみてみましょう。

ひどい嘘の場合はもちろん叱ることも大切です。

大人への反発が多く見受けられるようになる

大人、特に親への反発も多く見受けられるようになります。

保護者が何か言えば、返ってくる言葉は「うるさい」「わかってる」など…。

しかし、一方学校ではいい子だったりと、家での口答えの様子を先生に見てほしい!なんて気持ちの保護者の方もいるかもしれません。

たしかに口答えされると、保護者としてはつらく、ショックも大きいですが、これも自立への第一歩です。

口答え意外にも、反発の仕方として大人を無視することもあります。

この無視を子どもたちは「よくないこと」とわかっています。

わかっているけど、頭の中でいろいろ考え、どうすべきか悩み、整理している途中なので、上手く対処できていない状態なのです。

「ギャングエイジ」は「反抗的」でありながらも、まだまだ幼く、甘えたい気持ちと精神的に自立したい気持ちとで揺れている時期です。

あまりしつこくしないことも大切ですが、頭を撫でてあげたり、手をにぎってあげたり、ある程度のスキンシップをすることで、情緒を落ち着かせてあげることも必要になります。

子供の友達と悩み

ギャングエイジ期を経験しない子供も増えている!?

「ギャングエイジ」は成長のひとつで、大切なことというのはお分かりいただけたかと思いますが、近年はこの「ギャングエイジ」を経験しない子どもも多いと言われています。

それは、そもそも少子化で子どもが少ないこと、習い事をしている子が多く、学校外で特定の友だちと一緒に遊ぶ機会がないこと、教育観や教育方法などの変化によって「よい子」が増えたことなどがあげられています。

習い事で自分の好きなことや得意なことを伸ばしていくこともとても素敵なことだとは思いますが、友だちとのかかわりの中で学ぶこともたくさんあります。

同年齢の子と遊ぶ機会も保護者の方にはぜひ子どもたちに作ってあげることをおすすめします。

リーダーシップのある子供

ギャングエイジは子供にとって大切な成長過程の一つです

「反抗期」というと、大人にとっては気が重いものかもしれません。

しかし、きちんと「反抗できる」ということは子どもが成長している証です。

子どもたちは、子ども同士の小集団の中で、自分の意見が違った時にどう気持ちに折り合いをつけるか、集団生活のルール、役割や責任などを学んでいくのです。

それはいずれ大きな社会に出たときにも必要な「社会性」です。だからこそ、この「ギャングエイジ」の時期は大切なものなのです。

「ギャングエイジ」はいつまでも続くものではありません。

中学生になってくれば、「集団意識」から「個人意識」へと変化し、やがて「ギャングエイジ」も終息していきます。

親にとっては苦しみ悩む時期になるかと思いますが、子どもたちがいずれ大きくなった時に、上手く社会に溶け込んでいけるスキルを身に付ける大切な時期です。

子どもとぶつかることもあり、疲れることもあるでしょうが、温かく見守り支えてあげて欲しいと願います。

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