明光義塾ってどんな塾?元塾講師が語る強みや特徴、指導方法

明光義塾ってどんな塾

明光義塾とはどんな塾なのか、元講師の経験から塾の特徴や強み、指導方法などについてご紹介していきたいと思います。

明光義塾が気になっている方、明光義塾に入塾させようかなど、塾選びで悩んでいる方の参考になればと思います。

明光義塾の特徴

明光義塾は個別指導塾で、小学生から高校生まで幅広く入塾できます。

中学受験や高校受験、大学受験に向けた指導のほか、日々の学校進度の予習や復習なども重点的に行われます。

明光義塾は、生徒に合ったカリキュラムで無理なく入塾できることが特徴です。

部活動によってあまり塾に通えない場合などでも、週一から入塾することが可能です。

また、苦手科目だけを重点的に行いたい場合、私立学校の特殊な進度に合わせたい場合など、それぞれの生徒の事情を考慮してカリキュラムを決めることができます。

中学からの入塾が比較的多い

中学生で入塾するケースが多く見られますが、、小学生や高校生で入塾する子もいます。

中学生や高校生の場合、受験を視野に入れて学習プランをたてるケースが多くなります。

一方、小学生では中学受験とは関係なく塾に通うこともあります。

子供が自発的にちょっと勉強してみたいと思うケースや、親御さんが子供に勉強する習慣をつけさせたいと考えるようなケースです。

明光義塾は、このような受験に関係ない場合でも入塾しやすい塾といえます。

それぞれの子供に合ったカリキュラムで、無理のない範囲で勉強をさせることが可能です。

比較的柔軟なプランで入塾でき、それぞれに合った個別指導が行われることが、明光義塾の大きな特徴ではないでしょうか?

授業の進め方と指導方法

明光義塾の個別指導は、講師と生徒の一対一で授業が行われるわけではありません。

授業の形式

一回の授業で講師一人につき最大四人まで指導を行います。

おおむね三人程度が一般的ですが、四人になることもあります。

生徒はそれぞれ学年も科目も異なる場合が多く、授業はそれぞれの生徒に合わせた内容と進度で進みます。

授業の進め方

授業は、最初に宿題の答え合わせを行い、次にその日学習する単元の解説、その後に問題演習、という進め方が一般的です。

学校進度の予習を行う場合が多いため、未習の単元の解説は特にきちんと行われます。

最大四人までの指導といっても、授業の進め方はそれぞれの生徒で独立しています。

例えば、ある生徒が解説を受けている間に他の生徒が問題を解く、といった形で生徒どうしのバランスはきちんと考慮されます。

授業の指導方法

ある生徒が最初に宿題の答え合わせを受けている間、他の生徒はあらかじめ指定された問題を先に解いておく、あるいは小テストを行うなど、それぞれの生徒にとって無駄のない時間になるよう、講師がバランスを考えて授業を進めます。

そして、宿題の答え合わせや解説が終わった生徒が問題演習に入ったら、小テストや問題を解き終えた生徒の答え合わせをする、といった形でバランスよく授業が進みます。

これは、講師が担当する生徒が全員同じ学年で同じ科目だったとしても同様です。

たとえ全員が同じ学年で同じ科目でも、生徒一人ひとりで苦手分野やレベルは異なります。

そのため、同時進行にはならず、あくまで個別指導で生徒に合った授業を行います。

担当講師と生徒の組み合わせはしっかり考えている

このような指導方法で授業が進むので、一度の授業で一人の講師が担当する生徒の組み合わせが重要になります。

一人の生徒が解説を受けている間、他の生徒がきちんと問題演習をこなしているなど、一人ひとりの生徒が無駄なく授業を受けられるようにするためには、四人の学年、科目を考慮したバランスの良い組み合わせを考えることになります。

例えば、高校生は一般的に解説も問題演習も長めになります。

一方で小学生はこまめに問題演習を区切ってコミュニケーションをとることが多いです。

一度に担当する生徒どうしで解説や問題演習の時間に大きな違いがあると、バランスよく授業を進めることが困難になる場合があります。

そのため、それぞれの生徒にとって最も良い組み合わせをあらかじめ考えます。

生徒に合った講師が担当することはもちろん、生徒が他の生徒との関係で安心して授業を受けられるよう、配慮が重要になります。

このような生徒と講師の割り当ては教室長が決定します。

これにより、それぞれの生徒にとって最も良い組み合わせで授業が行われます。

明光義塾の強み

解説と問題演習のバランスが良いことが明光義塾の強みです。

これが生徒の自信につながり、生徒に「自分で解く」という力をつけさせます。

解説と演習

ただ解説だけで授業が終わると生徒は退屈してしまいます。

かといって最初から難しい問題ばかりを解かせると、生徒が授業についていくことは困難です。

解説はきちんと行ったうえで、問題演習によって生徒に「自分で解く」という感覚を持たせることが、明光義塾の大きな強みです。

個別指導

また個別指導ですので、問題演習や解説は生徒のレベルに合わせて行われます。

問題演習をやってみて基礎がまだ足りないということになれば、改めてきちんと解説を行ったうえで再度問題演習を行う、といったように一人ひとりの定着度に合わせた進め方をします。

その際には、生徒に合った難易度の問題が用意されます。

ただ難しい問題を解かせるのではなく、生徒に合った難易度を判断したうえで、問題演習が行われます。

それによって生徒が「自分で解けた」という感覚を持つことができ、自信につながります。

そして徐々に難易度を上げ、様々な問題への対応力をつけ、最終的に成績を伸ばすことにつなげていきます。

問題の解きっぱなしや解説だけで終わる、といったケースを防ぐことに、明光義塾の個別指導の強みがあります。

明光義塾に向いている子

自分に合わせた進め方をしてほしいと思っている子は、明光義塾に合っています。

例えば、学校進度についていけない、部活が忙しい、などの事情があると、集団の授業についていくことが困難になります。

そういう子にとって、自分に合った進め方で勉強できることは大きなメリットです。

また、ある程度基礎ができている子でも、もう少し応用力をつけたい、苦手科目だけ重点的に行いたい、と思う子はいます。

そのようなケースでも対応できるので、自分で明確に「これがしたい」と考える子にも向いています。

また、明光義塾は生徒に合った問題演習によって「自分で解けた」という自信を持たせることが強みです。

自分一人では勉強できない、自信が持てない、勉強のやり方がわからない、といった子にとりあえず勉強を始めさせたい場合にも、明光義塾は向いています。

明光義塾に向いていない子

一人の講師が最大四人まで指導を行うこともあるため、周りが気になって集中できないという子も見られます。

生徒が問題を解いている間に講師が他の生徒に解説をすることが多いので、周りの声が気になるという子には不向きになる傾向があります。

また、個別に対応できる点が明光義塾のメリットですが、周りと同じ授業内容の中で競いたいという子にとっては、若干物足りない可能性もあります。

授業料について

通塾回数や学年によって授業料は異なります。

明光義塾の授業料シミュレーターで学年や教科、通塾回数によるシミュレーションが可能なので、そちらで確認することができます。

通塾回数は1回からでも可能で、地域の選択もできます。エリアによっては料金体系が異なるようです。

また、友達紹介キャンペーンなどを活用することもできます。

明光義塾は個別指導塾のため、一般的に集団の塾より授業料が高いとされています。

一方で、講師と生徒のマンツーマン形式ではないため、マンツーマンの個別指導よりは安い傾向が見られます。

そのため、集団塾ではなく個別に対応してもらいたい場合に、まずは体験で入塾してみるといったケースに適しているといえます。