とうとう夏休みがはじまりましたね。
長い夏休み、海やプールで遊ぶのももちろん楽しいですが、科学館なら天気に左右されず涼しい館内で工作や実験など、たくさんの科学体験を経験できます。
今回は関東圏で人気の科学館とこの夏だけの特別企画をご紹介します。
目次
国立科学博物館
日本で唯一の総合科学博物館です。
「日本館」では南極観測犬のジロのはく製やフタバスズキリュウの復元骨格、「地球館」では世界で最も保存状態が良いといわれているトリケラトプスの実物標本や大型の哺乳類や鳥類のはく製が数多く展示されています。
夏休みの特別展示は「海のハンター展」。魚類、哺乳類、鳥類、爬虫類、海の大型ハンターが4つの生息域ごとに展示されています。
日本初公開のホオジロザメの成魚液浸標本のほか、約160点の貴重な標本をみることができます。
入館情報
- アクセス JR上野駅(公園口)から徒歩5分
- 入館料 大人・一般 630円 高校生以下 無料
- 開館時間 通常 9時〜17時
- 休館日 毎週月曜日、8月は休館日なし
- 公式ホームページ http://www.kahaku.go.jp/
日本科学未来館
21世紀の新しい科学技術を楽しみながら学べるサイエンスミュージアムです。
館長は宇宙飛行士の毛利衛さん。
たくさんの体験型展示、アクティビティ、ヒューマノイド「ASHIMO」の実演や実験工房で開催される実験と対話などをとおして、最先端の科学を実感できます。
日本科学未来館では、展示フロアの解説や実験・ワークショップの実演をしてくれるコミュニケーターが、科学のふしぎを子どもたちにもわかりやすく、おもしろく伝えてくれます。
夏休みの特別展は「忍者ってナンジャ!?」です。
映画やアニメなど世界中で愛されている忍者(Ninja)の本当の姿に、忍術書や現代科学をとおして迫ります。
入館情報
- アクセス ゆりかもめ「船の科学館駅」から徒歩5分
- 入館料 大人 630円 18歳以下 210円 6歳以下の未就学児無料
- 開館時間 10時〜17時
- 休館日 毎週火曜日 8月は休館日なし
- 公式ホームページ https://www.miraikan.jst.go.jp/
多摩六都科学館
スペースシャトルの実物大模型や月の重力体験ができる「ムーンウォーカー」などの体験型展示の豊富な体験型ミュージアムです。
夏休み中は工作や実験などのワークショップも毎日開催されています。
多摩六都科学館のプラネタリウムは「最も先進的」なプラネタリウムとして2015年ギネス世界記録に認定されました。
直径27.5mの大型ドームに世界最多1億4000万個の星を投影して再現される天の川の美しさは圧巻です。
夏休みの特別展「ロクト大昆虫展2016」では、昆虫標本が約3000点展示されているほか、巨大ゲージ・クワガタハウスではカブトムシやクワガタと触れあえます。
入館情報
- アクセス 西武新宿線「花小金井駅」(北口)から徒歩18分
- 入館料 大人 520円 小人(4歳〜高校生) 210円 (プラネタリウム観覧券別売)
- 開館時間 9:30〜17:00
- 休館日 毎週月曜日
- 公式ホームページ http://www.tamarokuto.or.jp/
千葉市科学館
子どもから大人まで楽しめる参加型の科学館です。
視覚、音、光、数など日常のなかにある科学のふしぎをたのしく学べる「ワンダーゾーン」、身近な機械や製品につかわれている技術と原理をわかりやすく教えてくれる「テクノタウン」、宇宙そして自然のふしぎを実感できる「ジオタウン」と、子どもたちの知的好奇心を刺激してくれる仕掛けが盛りだくさんです。
夏休みには夏の特別展として「科学捜査展season2 科学の力で見えない謎を解き明かせ!」が開催されています。
捜査シュミレーション体験やワークショップをとおして科学捜査の基礎を学べます。
またプラネタリウムでは「名探偵コナン〜星影の魔術師化〜」が上映されています。
入館情報
- アクセス 京葉線「千葉中央駅」から徒歩6分
- 入館料 大人 600円 高校生 300円 小・中学生 100円 (プラネタリウム観覧券別売)
- 開館時間 9時〜19時(プラネタリウムは20時まで)
- 休館日 不定 8月は休館日なし
- 公式ホームページ http://www.kagakukanq.com/
東芝未来科学館
2014年、旧東芝科学館が東芝未来科学館としてリニューアルオープンしました。
楽しみながら科学技術を学べるサイエンスゾーン、最新の技術を紹介するフューチャーゾーン、東芝の歩みを振り返るヒストリーゾーンがあります。
どのゾーンにも体験型の展示が設けられていて、小さなお子さんも楽しめく過ごすことができます。
夏休みには「ecoリンピック2016夏イベント」や工作、実験ショーやワークショップが開催されています。
入館情報
- アクセス JR川崎駅(西口)から徒歩1分
- 入館料 無料(事前予約制)
- 開館時間 9:30〜17:00の時短営業
- 休館日 日曜日・月曜日・祝日・特定休館日
- 公式ホームページ http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/
静岡科学館る・く・る
「る・く・る」という愛称は、科学館のコンセプトである「みる」「きく」「さわる」の語尾をつなぎ合わせたもの。
自分の体をつかって、科学のふしぎを体験できる参加体験型の科学館です。
夏休みにはサイエンスフェスティバルが開催され、夏のサイエンス屋台村やサイエンス玉手箱で、楽しい科学実験や工作を体験したり、ワークショップに参加できます。
入館情報
- アクセス JR静岡駅(南口)から徒歩1分
- 入館時間 9:30〜17:00
- 開館料 大人 520円 小・中学生 120円(静岡市外)
- 休館日 不定
- 公式ホームページ https://www.rukuru.jp/index.php
はまぎん こども宇宙科学館
地下2階から地上5階までの全館が、巨大な宇宙船をイメージしている体験型の科学館です。
フロアごとに宇宙に関するさまざまなテーマについて楽しく遊びながら体感することができます。
定期的にロボット教室や化学工作教室、サイエンス・ショウなどのワークショップも開催されている。
夏休みには毎週土曜日「夏の大三角形と火星・木星をみよう!」をテーマにした星空観測会(事前申し込みが必要です)が開かれています。
入館情報
- アクセス JR洋光台駅から徒歩3分
- 入館料 大人 400円 小・中学生 200円 (プラネタリウム観覧券別売)
- 開館時間 9:30〜17:00
- 休館日 第1、3月曜日、年末年始、臨時休館
- 公式ホームページ http://www.yokohama-kagakukan.jp/
がすてなーに ガスの科学館
わたしたちの暮らしを支えるエネルギー、ガスについてクイズやワークショップをとおしてわかりやすく紹介されています。
定期的に開催されている料理教室やサイエンスキッチン(夏休み中は「お米のひみつ」)では実際に調理を体験しながら私たちの食生活を支えているガスの働きについて理解を深めることができます。
がすてなーにの夏休みイベントは「地球のめぐみにありがとう〜食のヒミツ、いただきます!〜」、食文化や食べ物のヒミツについて、たくさんのワークショップやキッチンプログラム、サイエンスショー、をとおして詳しく学べます。
夏休みの自由研究にもぴったりですね。
入館情報
- アクセス ゆりかもめ「豊洲駅」(北口)から徒歩6分
- 入館料 無料
- 開館時間 9:30〜17:00
- 休館日 毎週月曜日
- 公式ホームページ http://www.gas-kagakukan.com/index.html
航空科学博物館
成田空港に隣接している航空科学博物館では、5階の展望展示室から実際に離発着する航空機を解説つきで眺めることができます。
YS−11試作1号機をはじめとする機体の展示やボーイング747の操縦体験やDC−8シュミレーターでの飛行体験など(一部有料)、飛行機好きなお子さんが1日楽しめるスポットです。
過去には30組60人限定で「夏休みは、ヒコーキ模型に挑戦しよう!親子プラモファクトリー」が開催されいました。
入館情報
- アクセス JR成田駅からバスで「航空科学博物館バスターミナル」下車
- 入館料 大人 700円 中高生 300円 こども(4歳以上) 200円
- 開館時間 10時〜17時
- 休館日 毎週月曜日 夏休みは無休
- 公式ホームページ http://www.aeromuseum.or.jp/
科学技術館
わたしたちの生活を支えている身近な科学技術から宇宙の姿まで、幅広い科学の不思議がさまざまな展示とワークショップによって紹介されています。
見て、触って、体感しながら、科学への理解と関心を深められる科学館です。
過去の特別展は「マジカル・ケミカル研究室」が開催。
水の中で火が燃える、とつぜん色が変わる不思議な水、燃え上がる黒い炎、まるで魔法のような現象もじつは化学で説明できる。期間中は毎日開催されるワークショップで、化学のおもしろさを体験できます。
入館情報
- アクセス 東京メトロ「竹下駅」(1b出口)から徒歩550m
- 入館料 大人 950円 中高生 600円 子ども(4歳以上) 500円
- 開館時間 9:30〜16:50(事前予約が必要です)
- 休館日 一部の水曜日 8月は休館日なし
- 公式ホームページ http://www.jsf.or.jp/
まとめ
いかがだったでしょうか。
もし気になる科学館があれば、夏休みの楽しい思い出の1つとしてぜひおでかけしてみてください。