ワンオペ育児のコツと乗り切り方~先輩ママたちはどう乗り越えた?

ワンオペ育児のコツ子どもがいる以上、親は子を育てなければいけません。

子育て環境の中に夫や祖父母のサポートがあればよいのですが、そういった状況になく、ママ一人で子どもを育てている「ワンオペ育児」になっている家庭は多いと思います。

この慌ただしく、大変なワンオペ育児はどうやって乗り越えたらよいでしょうか?

実際にワンオペ育児をしていた、またはしている、ママたちがどのようにワンオペ育児をしているのか、その声を集めましたのでご紹介します。

ワンオペ育児は全てを完璧にしようと思わないこと

実家が県外で私の実母は他界しているので主人が仕事でいなかったりすると1人で育児をしている状況です。

最初は「なんで私だけが」という気持ちが強くありましたが、主人はあてにしない、期待しないと割り切ったら楽になりました。

そのうえ、育児は優先するけれど、家事や炊事は全部後回しにしちゃおうというスタンスにしました。

あれもしなきゃこれもしなきゃとなると、色々なことがストレスに感じてしまうからです。

ワンオペ育児の状況に置かれているなら、全てを完璧にしようと思わないことが重要です

ご飯は手抜きでもいいと思います。

取り込んだ洗濯物が山のようになっていても子供が寝たあとに畳めばいいかという気持ちで見て見ぬふり。

それがワンオペ育児を乗り切るコツです。

ワンオペ育児はずっとは続かない!子どもが成長するまでの辛抱

ワンオペ育児って本当に大変ですよね。

でも子どもが成長するまでの辛抱だと思ってどうにか乗り越えなければいけません。

今大変な思いをしているお母さんたちが少しでも楽になるように私がワンオペ育児をしていて利用しておいてよかった、やってよかった食事関連のことを紹介します。

まずは買い出し。外に子連れで出るのはなかなか大変ですよね。

妊娠中だと体が思うように動かなかったり、赤ちゃんや子連れだとカートを嫌がって抱っこだったり騒いでひっくりかえったり。

そんな時便利なのがネットスーパーや生協。

妊娠中でワンオペ育児だと決定している方はすぐにCOOPやパルシステム、ヨーカドーのネットスーパーなどで行われている妊婦さん、赤ちゃんのいるご家庭向けの割引サービスに登録しておくといいです。

妊娠中から宅配料が無料や割引がきくサービスがあり、お米やトイレットペーパーなどなど重い荷物も家まで運んでくれます。

次に調理。離乳食にいい裏ごしした冷凍食品や子供にやさしい無添加のものが生協などでは充実しているので、少し手を休めたいとき、少量だけで良い時などにさっと出せて便利です。

ご自身や家族に出す料理もさっとできるタイプのものやお惣菜などもヨーカドー、イオンなどではあるので、そちらも使えば忙しい育児に少し余裕ができてくると思います。

携帯でお買い物をする

そして最後に調理や皿洗いなどの後片付けなど。

地域によりますが子育てヘルパーさんというのを派遣してくれることがあります。私が住んでいる地域は1歳未満の子供のいる家庭に1時間900円で来てくれました。

その方に皿洗いや食事作りなどをお願いしたりして乗り切るというのも手だと思います。

初めての子育てだったり2,3人目だとしてもワンオペ育児は忙しくて必死だと思います。そんなお母さんたちが少しでも楽になれますように。

合間合間に家事を済ませる

キッチンで料理をする親子私の夫は4月に転職しましたが、それまでは激務の職場で朝は7時には出発し、帰宅は21時以降でした。

したがって現在3歳になる長男の育児は私1人でしていました。

1歳4ヶ月のころに育休が終わり、職場復帰しました。

育休の間は長男といつも家で2人きりで、新生児の頃からお風呂を入れるのも寝かしつけもすべて自分で行っていました。

お風呂の入れ方ですが、座ったり立てるようになるまでの間は先に子どもをお風呂に入れて、眠っているうちに急いでシャワーを浴びていました。

1歳をすぎると一緒に入れるのでかなり楽にはなります。

職場復帰をしてからは子どもとの時間をとる工夫もしよう

1歳4ヶ月で職場復帰をしてからは、朝7時半には息子を起こして8時過ぎには出発し、保育園のお迎えに行くまでに1度家へ寄り、ご飯の下処理と掃除を20分ほどで済ませてお迎えに行きました。

19時ごろ帰宅しそのまま一緒に晩ごはんを食べ、お風呂に入れてから、夫が帰宅しごはんや後片付けをし、落ち着いてから寝かしつけ。

そのあとに洗濯物を干し明日の準備をしてから就寝していました。買い物は夫が休みの日に買いだめをしていました。

あとは生協などの宅配サービスも積極的に利用しました。

ワンオペ育児はとてもあわただしいですが、合間合間に家事をすませ、子供との時間を取ることがコツだと思います。

一人の時間を作ることが大切

イヤイヤ期真っ盛りの長女と生まれたばかりの次女がいるので、とにかく2人が起きてくるまでの時間が勝負です。

起きてくるまでに朝ごはんはもちろん昼ごはんと夜ごはんの食材を切り、あとは調理だけの状態にしておき、洗濯物干し、お風呂洗いなど大まかな家事は済ませておいています。

そうすると2人が起きてからあまりバタバタする事なく、余裕を持って行動出来るので、結果イヤイヤ期の長女に対してもイライラする事が少なくなりました。

また日中はほとんど座らず自分の時間も無いので、出来る限り毎日30分でも夜2人が寝た後に1人でお菓子を食べたりお茶を飲んだりして一息つく時間を作っています。

睡眠時間はその分減りますが、閉塞感やストレスの解消を考えるとした方が断然いいです。

一人の時間を楽しむお母さん

できることは子どもにやらせる

食事を作る親子夫は仕事の関係でほとんど家にいないため、ワンオペ育児になっています。現在8歳と3歳の子供が二人おり、1人で対応をしている状態です。

ワンオペ育児をする場合は子どもたちの要求に完全に応えるというのは難しく、時に体調不良になった場合は食事など必要な世話自体もできなくなる場合があります。

なので子どもたちの世話をしすぎて体調を崩さないためにも、普段から子どもの要求については必要なものとそうでないものとに分けて適度に対応しておくことが大切です。

そうすることで子どもが少しずつ母親に対して要求してもいいことと、しないほうがいいことを区別するようになって自分でできることが増えるようになっていくというメリットもあります。

一人で悩まず誰かに相談する事も大切

ワンオペ育児を続けていると育児疲れや精神的な乱れも生じてきてしまうので、誰かに相談するというクセをまずは身に付けた方が良いでしょう。

自分から今の現状を発信することによって周りの考えも変わりますし、小さなアドバイスを沢山貰えるようになると思います。

また積極的に外へ出かけるのが1つの乗り切り方です。

特に子どもが遊べる施設や地域のサービスを利用する事で一時的に育児という環境から離れる事が出来ます。

その時間を自分のために使って気持ちをリフレッシュさせるのが育児にとっても必要だと思います。

施設に訪れているママ達と子どもに関する話をする事で、悩んでいるのは自分だけじゃないと改めて気付くというのが大事です。

とにかく「頑張りすぎない」こと

私の夫は不規則勤務、かつ友人との付き合いなども「赤ちゃんがいるから」という理由で減らすようなことはしなかったので、今思い返すとワンオペ育児だったのかなぁと思います。

でも、当時私は「夫も仕事を頑張ってきているんだから、外でストレスを受けながら仕事をするよりもかわいい子どもの面倒を見ているほうが楽」と思っていました。

確かに赤ちゃんのお世話は大変です。

でも、大変だったら手抜きすれば良いんです!

私もそうしてました!疲れたら自分の食事なんかレトルトで良い!赤ちゃんの離乳食だってベビーフードで良い!

ワンオペ育児のコツは、とにかく「頑張りすぎない」ことです。

自分一人なんだから、他の人の目なんか気にすることはないんです。

自分がストレスをためないよう、しんどくないよう、家事などは思い切り手抜きしちゃう…というのが大事ですよ!

「出来ないものは出来ない」と割り切る

おやつを食べる子供夫が帰宅するのが私と子どもが寝てからなので、ワンオペ育児を頑張っています。

最初は全て完璧にこなさなければと思っていましたが、今は「出来ないものは出来ない」と諦めるのも肝心だと思っています。

例えば、息子が「お昼寝」してくれなかった時は夫の食事を作れなくてもいいやと思い、息子をベビーカーに乗せてスーパーに行ってお惣菜を買ってきて終わりです。

夫も息子の事で手伝いをしてくれているわけではないので、夫もそれくらい我慢してくれればいいと思っています。

その他にも、例えば息子が寝た後で何か家事をしようと思っていると、息子がなかなか寝ないときは遅くまで起きてこなさなければいけなくなってしまいますが、「22時までが家事の時間」と決めておけば、息子が20時に寝たときは2時間ありますが22時に寝たときは家事はせずに一緒に寝てしまいます。

別に家事は頑張らなくても土日にまとめてでもなんとかなることに気付きました。「出来ないものは無理してやらない」のが大切だと思いました。

ママが倒れたら、息子も夫も困ってしまいますからね。

ひとりで育児していること自体が凄い

ワンオペ育児の場合、「完璧にしようと思わないこと」これに尽きると思います。

ひとりで育児していること自体が凄いんです。

これに洗濯料理などの日頃の家事を完璧にしようと思うのが無理なんで、理想や完璧の概念を捨ててしまいましょう。

人によっては出来る人もいるかもしれません。

でも比べるだけ無駄なので考えないようにします。

子どもによって手のかかり具合は違うしお母さん自身の限界と感じる値は違うのです。

何よりも大事にしなければならないのはお母さん自身が笑顔でいるかだと思います。

実際こっちの機嫌が悪いと子どもって敏感に反応してしまい悪循環に陥ってしまうんですよね。

なので、手抜きできる所は手抜きしてしまいましょう。

離乳食が大変ならベビーフードをたまには利用していいと思います。普段毎日栄養を考えた食事をとっているんだから手抜き料理の日だっていいんです。

育児を優先して家事は手抜きにすること。そのことを自分自身が許してあげること。旦那さんともその辺をしっかり話し合うこと。

それで、旦那さんが文句を言うなら一度ワンオペ育児を体験させましょう。

それが一番大変さを分かってもらうには手っ取り早いです。

専業主婦なら家事は完璧にしなければいけないわけではありません。

家事を完璧にやるならば育児は2人でしなければ難しいです。

今は核家族化が進んでいるのでワンオペ育児をしている方が多くいらっしゃいます。

皆がやっているのだから私もとは思わないでくださいね。

まとめ

いかがでしたのでしょうか?

先輩ママの声を聞いてみると頑張りすぎないこと、割り切ること、自分の時間を持つことが、ワンオペ育児を乗り切るために大切なことかも知れませんね。

一つでも参考になるものがあれば幸いです。