中学入試当日の持ち物は親子で確かめ合ったり、塾からプリント等などでもフォローがあるものですが、学校によって必要なものが違っていたり、子ども本人が必要だと思うものがあったり、学校や子どもにより違いがあります。
ここでは、我が子の中学受験を経験した筆者が、受験当日までに準備しておいてよかったことなどをご紹介いたします。
入試当日に慌てないで出発出来るよう参考にしてみてください。
目次
持ち物はいつものカバンや筆記用具で揃えておこう
受験当日に新品のカバンや筆記用具を用意する家庭は少ないかとは思いますが、やはり今まで一緒に頑張ってきたカバンや筆記用具を使いたいものです。
「どこに入れたかなぁ」なんて探しものをしないですむよう、いつも通りの持ち物で落ち着きを持って試験会場に向かいましょう。
我が子の受験の際、必要な持ち物の中に、腕時計がありました。
普段使うことがなかったので、購入しましたが、中学入学後には検定試験などでもひつようになったりと出番は意外にあります。長く使えるものを購入しておくのもおすすめです。
学校によって持ち物が違うことがあるので、事前にしっかり確認して当日に備えましょう。
ICカードの残高確認を忘れずに!乗り換え方法のメモを子どもに持たせておくのも安心
受験前日は持ち物をカバンに入れたり服装を決めたりと、準備に余念がないと思います。
普段持ち歩くことのない受験票やお財布、ICカードなどの貴重品はカバンやポケットのどこに入れておくかを親子で確認することをおすすめします。
普段あまり電車に乗らないというお子さんは、改札を出ようとするときにどこに入れたか忘れてしまい慌ててしまうかもしれません。
場合によっては子どもだけで試験に向かうというご家庭もあるかと思います。電車の時刻や乗り換えのホームなど手書きでのメモも念のため入れておきたいものです。
またICカードの残高も確認しておきましょう。
入試当日はどの参考書を持っていくか相談しておきましょう
我が子は試験当日に参考書やノートはたくさんはもっていきませんでしたが、以前から読みたかった本もカバンに入れていました。
当日に参考書を持っていくかどうかは、意見が分かれるところではないでしょうか。
試験直前に見たものが出るかもしれない、当日までに頭に入ってなかったものを直前に見たとしても回答できるか分からない、とここは運のような気がします。
何を持っていくのかはお子さんとよく相談されることをおすすめします。
ただ、やはり何度も見直したテキストなどは直前に見ると自信がつくように思います。
面接がある場合は待ち時間対策をしっかりと!
我が子の場合は、2校の面接がありました。1校目は割と早く順番が回ってきたそうですが、2校目は1時間ほど待ち時間がありました。
待機室では持参した本を読んでいたそうです。
長く待つことも考えて、参考書や本などを持参しておくといいですね。
もちろん次の日も受験があるならば、テキストなどを見直す時間に使いたいものです。
親のうっかりにも注意を
子どもの持ち物ばかりに目が行き、親がうっかり忘れ物をしてしまうことも避けたいものです。と書きながらも、それは筆者自身のことでした。
保護者の待機場所が体育館の学校では、保護者用スリッパが必要でした。
スリッパを忘れたことに最寄り駅で気づき、コンビニで購入できたのでよかったのですが、本当にうっかりしていました。
試験当日が近づくにつれ、受験生のことで頭がいっぱいになってしまうので、親の用意は早めがおすすめです。
トラブルが発生してしまったらどう対処すべきか事前に伝えておこう
入念に準備をしたとしても、忘れ物やトラブルが起きてしまうことはあるものです。
忘れ物やトラブルにあったとき、どうしたらいいのかを前もって子どもと話しておくことはとても大切なことです。
忘れ物に気が付いた時点で、受験生にとっては勇気のいることかもしれませんが、試験会場にいる中学校の先生にすぐ相談することをお子さんに伝えておきましょう。
また、我が家では子どもに親の携帯電話の番号を覚えさせていました。受験のためというわけではありませんが、いざというときに役立つと思っています。
中学校付近の気象情報をチェックしておきましょう
当日の天気は自宅近辺だけでなく、受験校付近の気象情報も事前にチェックしましょう。
我が子が受験したある学校は、電車で山を一つ越えたところにありました。受験当日は寒波が襲来していたのですが、自宅周辺は雨でも中学校付近では雪だったのです。
教室は暖かかったそうですが、外で待っているときがとても寒かったそうです。雪になることが分かっていたら事前にニット帽やカイロなど防寒対策をしたのですが、準備不足でした。
受験地が自宅から離れている際は、当日の朝、天気をチェックして寒さ対策も考慮することをおすすめします。
服装に関しては面接がある学校以外は、通学で使ういつもの格好で行かせました。そのほうが気分も落ち着くように感じます。
落ち着いて試験に臨むためにも事前準備はしっかりと!
当日落ち着いて試験に臨めるかどうかは、事前の準備にかかっているように思います。
トラブルなく試験会場に付いたら、もしくはトラブルがあってもうまく乗り切れたなら、受験生は試験もうまく行くように感じるはずです。
当日までに親子で持ち物などを確認しあい、自信を持って試験会場へと出発しましょう。
そして見送る際には、今までの頑張りをほめてあげるとなお一層自信を持って臨めるはずです。