子どもを満足させる遊び方!行動を◯◯し過ぎず遊び切る

子供を満足させる遊び方皆さんは普段、お子さんとどのように遊んでいますか?

家ではおもちゃで遊んで、公園へ行って、テレビを観て…そんな中でも、子どもが「遊び切る」ことを意識して見守っていると、子どもは満たされて本当にいい顔をします。

そこで今回は、子どもの行動を制限し過ぎないように、やりたいことをやり切る「遊び切る」を見守るちょっとした工夫をお伝えしていきます。

「こっちの道!」と子どもの指す道を行く

お子さんが小さい時からお散歩をしているというご家庭は多いのではないでしょうか。

散歩も、つい大人の都合で買い物ついでになったりしがちですが、そうではなく、「子どもが選ぶ道を行く」と決めて家を出てみませんか?

「どっちの道へ行く?」と聞いて、子どもが「こっち!」と指す方へ進む。

そうすると、近くなのに通ったことがない道を通ったり、新しい店を発見したり、一緒に歩く方もとっても面白いものです。

普段は目的地を決めてから家を出ることがほとんどですよね。

でも、目的がない、どの道を行くかも決めてない、子どもに決めてもらう散歩も何が起こるか分からないし、お子さんにとったら大きな冒険に感じるかもしれません。

将来、自分で自分の道を決めて進んで行く予行練習のような感じさえしてきます。

途中で疲れて「抱っこ〜」となることも予想して、抱っこ紐などの準備は必要ですが、子ども自身は、自分が行きたい道を行けて、立ち止まりたい時は気がすむまで立ち止まり、きっと心は満たされることでしょう。

我が家の長男は現在4歳ですが、小さな時からこの方法の散歩をしていて、今ではコマ付きの自転車に乗って行動範囲も広がり私の楽しみも倍増。

長男は自宅周辺の簡単な地図を書けるようになってきました。

雨の日はレインコートで出掛けてみよう

雨の日は大人も出かけるのが億劫になり、子どもと家にこもりっきりになりがちです。

そしたら、家の中は無茶苦茶に散らかされて、それを見て大人はため息…そんな時は、雨に濡れながらでも遊びましょう。

大人も子どもも、レインコートを着て家を出てみてください。

その時に、帰宅後すぐ体を拭けるタオルと、濡れたレインコートや服を入れるバケツなどを玄関に用意しておくことを忘れずに。

子どもが水たまりに入ったり出たり、溝を歩いたり、どんなにびちゃびちゃになっても、自分からやめるまで見守ります。

きっと子どもは夢中になって遊ぶでしょう。

近くに公園があったら、誰もいない雨の公園で遊ぶのもいいですね。

レインコートを着てるので、そのままブランコも滑り台もやっちゃいます。

いつもと違う感覚や風景が、子どもの心に刻まれることでしょう。そして、雨をネガティブにとらえなくなるかもしれません。

それはもしかしたら、人生で雨が降る時もそれを楽しむことにつながるかも。

どんな状況でもそれを楽しんじゃう、そんな経験を繰り返していると、「じゃぁ、○○したらいいんだ!」といろんなものの捉え方が出来るようになるかもしれません。

雨遊びの後は、しっかり体を拭いて温かいお風呂で温まって下さい。

きっと夜はぐっすり眠ってくれるはずですよ。

公園で遊ぶ子供

家の中でもとことん水遊びを楽しもう

子どもは水遊びが大好きですよね。

我が家の次男も、私が台所で料理をしていると、椅子を押して移動させ私の横に立ち、「ん!ん!」と流しの水を出すことを要求してきます。

そんな時は、割れ物だけは退けて、小さな鍋やおたま、コップなどで、好きなだけ水遊びをさせています。

床は水浸しにならないように、バスタオルを2枚3枚敷きます。

子どもが集中して水遊びしてる間、私は邪魔されずに家事が出来ます。

そして集中して遊んだ後は必ず、自分から椅子を降りて遊びを終わらせています。

その時の満足げな顔は、何度見ても嬉しくなります。

終わったらすぐ着替えさせ、床を拭きます。

私が毎日そのようにしていたら、次男も一緒に床を拭いてくれるようになりました。おかげで、床は毎日ピカピカです。

つい最近は、着替えさせた後、濡れた服を自分で洗濯機に入れに行き、びっくりしました。親のやっていることを子どもは本当によく観ていますね。

長男は、台所での水遊びもどんどん高度になっていき、水のピタゴラスイッチを自分で考えてやったりしていました。

形がない水で遊ぶことは、子どもの想像力を広げるのだろうな、と見ていて思います。

おもちゃの取り合いをする子供

まとめ

ついつい大人は「やめて!」と子どもがやろうとすることを制限しがちです。

でも、行動を制限しすぎず見守る姿勢でいるだけで、子どもは本来持っている好奇心を満たしてかんしゃくが減ったり、集中力がついたり、夜よく眠るようになったりします。

子どもがやりたいことを見守ることは、自分の存在を認めてくれてることを実感し、自己肯定感を育むことにもつながります。

いつもいつも、となると大変かもしれませんが、大人もできるところから「これはやめさせずに見守ってみよう」と一つずつ、子どもがその時やりたいことをやり切る、遊び切ることを意識してみることをお勧めします。

それをずっと繰り返しているうちに、好きなこと、やりたいことに集中する力がつき、大人になってもそれを自分でやっていく力がつくように思うのです。

やりたいことをやってる時って、大人でも楽しいし幸せですよね。

我が子も、やりたいことをやって幸せになって欲しい。そのためにも、子どもが小さい時からやりたいことをやり切ることを、大人は見守っていけたらいいな、と思います。