普連土学園中学校の受験情報!合格のために知っておきたい入試傾向と対策

普連土学園中学校の校舎

普連土学園中学校は、東京都港区にある私立の女子中高一貫校です。

ここでは、普連土学園中学校の受験情報、入試傾向と対策などをご紹介していきます。

普連土学園中学校の特色

普連土学園中学校・高等学校では創立当初から少人数教育が重視され、各学年は3学級で編成されています。

個々の生徒に対する充実した指導を特徴とし、キリスト教による人格形成を教育基盤とした一貫教育が行われています。

また、留学制度や希望者による英国研修旅行など、異文化交流を重視した英語教育も特徴的です。

学校の沿革

普連土学園は、キリスト教フレンド派(クエーカー)に属する婦人伝道会によって1887年に創立されました。

当時アメリカに留学していた新渡戸稲造と内村鑑三の助言によって女子教育を目的として創立され、長い歴史を誇ります。

施設

主な施設には、各教室、各校舎をはじめ、テラス、ラウンジ、屋上庭園、図書館、体育館、グラウンドなどがあり、充実した施設環境となっています。

進学先

2023年度の大学の合格実績(現役)を見ると、お茶の水女子大学3名、慶應義塾大学24名、早稲田大学20名、上智大学21名、東京理科大学7名といった合格実績が見られます。

学校周辺の環境

普連土学園中学校・高等学校は、東京都内を中心に多方面からのアクセスに優れています。

  • JR山手・京浜東北線田町駅 三田口から徒歩8分
  • 都営地下鉄浅草線・三田線三田駅 A3出口から徒歩7分
  • 東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線白金高輪駅 出口2から徒歩10分

また、バスを利用する場合は、三田三丁目・三田五丁目で下車、1分でアクセス可能です。

普連土学園中学校の受験情報

試験日程

  • 1日午前4科:2月1日
  • 1日午前帰国生:2月1日
  • 1日午後算数:2月1日
  • 2日午後2科:2月2日
  • 4日午前4科:2月4日
  • 4日午前帰国生:2月4日

募集人数

  • 2月1日午前4科:50名
  • 2月1日午前帰国生:若干名
  • 2月1日午後算数:20名
  • 2月2日午後2科:30名
  • 2月4日午前4科:20名
  • 2月4日午前帰国生:若干名

試験科目と配点

2月1日午前/2月4日午前算数(100点満点・60分)、国語(100点満点・60分)、
理科(75点満点・30分)、社会(75点満点・30分)
2月1日午後算数(100点満点・50分)
2月2日午後国語(100点満点・50分)、算数(100点満点・50分)
帰国生入試算数(100点満点・60分)、国語(100点満点・60分)、
作文(60分)、面接(保護者(1名)同伴/15分)

普連土学園中学校の偏差値と倍率

偏差値

普連土学園中学校の偏差値を80偏差値でみると次の通りです。

2月1日午前4科49
2月1日午後算数57
2月2日午後2科54
2月4日午前4科51

倍率

2023年度の倍率は次の通りです。

受験者数合格者数倍率
1日午前4科90名61名約1.5倍
1日午後算数247名188名約1.3倍
2日午後2科107名71名1.5倍
4日午前4科75名54名1.3倍

普連土学園中学校の入学後の学費

入学後の費用は、授業料45万9600円、教育充実費20万円などを含め、合計で96万1600円となっています。

また、入学金は30万円となり、入学金と入学後の費用を全て合わせると合計126万1600円となります。

*2023年度参考

普連土学園中学校の入試問題と対策

算数

試験時間は60分、配点は100点満点となります。(1日午後算数と2日午後2科は試験時間50分)

1日午前4科・4日午前4科・2日午後2科の出題内容は、計算問題、定型問題、会話形式の問題となっています。

会話形式の問題は、途中にヒントとなる小問が数問用意され、それらを活用しながら次の答えを導く、という形式です。

独特な出題形式のため、過去問演習を重ねてしっかり慣れておきましょう。

大問は6〜7問程度出題され、ほとんどの設問は途中式や考え方を書かせる形式になっています。

そのため、日頃から途中式・考え方を書く問題を多く解き、書き方に慣れておく必要があります。

そのほか、2日午後2科の場合、1日午前4科・4日午前4科より若干難易度の高い定型問題が出題されています。日程ごとの傾向をつかみ、対策しておきましょう。

一方、1日午後算数の場合、各2点の問題50問で合計100点満点、という出題構成になります。

また、一行文章題と計算問題のみの出題で、途中式・考え方を書かせる問題もなく、解答のみ答える形式となっています。

標準レベルの問題が中心ですが、速く正確に解く力が求められるので、こちらも出題形式にしっかり慣れておかなければなりません。

国語

算数同様、試験時間は60分、配点は100点満点です。

大問は5問で、説明文、小説文、漢字、ことわざ・慣用句・文法などから出題されています。

1日午前4科と4日午前4科は、記述問題の割合が高くなります。

一方、2日午後2科の場合、選択肢問題が中心に出題されています。日程ごとの設問傾向を把握したうえで、過去問をはじめ、似た傾向の問題を重点的に解き、それぞれの設問形式に慣れておきましょう。

また、いずれの日程も漢字や知識問題が比較的多いことを考えると、時間的な余裕は少なくなります。

読解問題では論理展開や場面・心情の変化を正確に読み取り、速く正確に解き進める力が求められます。また、漢字や知識問題の対策もしっかり行いましょう。

社会

試験時間は30分、配点は75点満点となっています。

大問は3〜4問程度で、地理・歴史・公民分野からまんべんなく出題されています。また、時事問題の出題も見られます。

設問形式は、基本的な知識を問う問題のほか、記述問題も含まれます。

試験時間が30分と短いので、時間的な余裕があるとは言えません。日頃から記述問題も含めて問題演習を重ね、速く正確に解く力を養っておきましょう。

そのほか、資料の読み取りなどの出題もあるので、資料形式の問題にも慣れておく必要があります。

理科

社会と同じく、試験時間は30分、配点は75点満点となります。大問は4問程度で、各分野からまんべんなく出題されます。

記述問題が比較的多いため、時間的な余裕は少なくなります。過去問を重点的に解き、時間配分の感覚をしっかりつかんでおきましょう。

また、計算問題では計算過程を書かせる問題もあります。こちらも過去問をはじめとした問題演習により、設問形式に慣れておきましょう。

さらに、グラフ・表の読み取りが多く出題されるので、与えられた資料を正確に読み取る練習も重ねておきましょう。

過去問

普連土学園中学校合格のために必要なこと

普連土学園中学校の入試問題は、各科目の特徴が比較的わかりやすいほか、公式ホームページ上でも出題傾向や過去問が掲載されています。

まずこれらの内容を確認したうえで、各科目の対策を進めていきましょう。

また、試験日程によっては科目の傾向が大きく変わるので、注意が必要です。

例えば1日午前4科・4日午前4科・2日午後2科の算数は途中式・考え方を書かせる問題が多いですが、1日午後算数の場合は途中式・考え方を書く問題がありません。

また、1日午前4科・4日午前4科・2日午後2科の中でも、1日午前4科と4日午前4科の国語は記述問題の割合が高い一方、2日午後2科の国語は選択肢問題が中心となります。

こうした傾向の違いも含め、過去問からしっかりと分析を行うことが大切です。

また、4科目受験、2科目受験のほか、算数1科目のみで受験する1日午後算数があることも、大きな特徴です。

こうした各日程の科目の特徴、さらには倍率や合格最低点なども踏まえ、総合的に受験日程を検討する必要があります。