目次
清風南海中学校の特色
1963年に清風学園の姉妹校として開校しました。
社会から「安心」「尊敬」「信頼」の対象となり、信頼される人材を育成するために、清風学園の精神を引き継いで、仏教を中心とした宗教による教育を実施しています。
学校の沿革
1963年に清風学園の姉妹校として高等学校を開校しました。
1983年に中学校を併設開校するとともに海外の学校と姉妹提携を始めました。
オーストリア・イギリス・フィリピンに姉妹校があり、現在も交流が続いています。
1999年より中学校で男女共学が始まり、2002年より高等学校で男女共学が始まっています。
施設
普通教室・理科の実験ができる特別教室があります。
ホームページによると、中学生は主に西館で学習するようです。他に図書館や体育館、校外学舎があります。
進学先
京都大学・大阪大学・神戸大学・大阪市立大学・大阪府立大学など関西の国公立大学への進学実績があります。
関西以外では東京大学への進学実績もあります。私立大学では主に関関同立への進学が多いことが挙げられます。
学校周辺の環境
南海本線高石駅から徒歩7分、北助松駅から徒歩5分の場所にあります。
JR阪和線北信太駅から徒歩20分の場所にあり、交通の便が良い場所にあります。
清風南海中学校の受験情報
試験日
SG入試:2024年1月14日(日)
A入試:2024年1月14日(日)
B入試:2024年1月16日(火)
A入試・B入試
試験科目と配点は次の通りです。出願時に3教科型(国語・算数・理科)か4教科型(国語・算数・理科・社会)のいずれかを選択します。
- 国語;60分で、120 点
- 算数;60分で、120 点
- 理科;40分で、80 点
- 社会;40分で、80 点
3教科型の場合、国語・算数・理科の合計×1.25点で400点満点に換算して受験生の成績とします。
4教科型の場合、4科目合計点、国語・算数・理科の合計×1.25点、国語・算数・社会の合計×1.25 点の中で400点満点に換算したうえで、最高点を採用して判定します。
SG入試
以下の方法で計算した受験生の得点を比較して、高得点の方をその受験生の得点とします。
3教科の合計得点を1.25倍して、得点を出します。(400点満点)、国語・算数の合計得点を400点満点で換算して、得点を出します。(400点満点)、算数・理科の合計得点を400点満点で換算して、得点を出します。(400点満点)
- 国語;60分で、120 点
- 算数;60分で、120 点
- 理科;40分で、80 点
清風南海中学校の偏差値と倍率
偏差値
清風南海中学校の偏差値は67です。
倍率
倍率はA入試は約4倍、B入試は約5倍、SG入試は約2.5倍と非常に狭き門と言えます。
清風南海中学校の学費
入学手続きに必要な費用は次の通りです。
入学金 | 220,000円 |
授業料 | 660,000円(2月・9月・1月の3回に分納) |
施設拡充費 | 60,000円(2月・入学時のみ) |
*これらの費用は2023年度のもので、経済情勢などにより変更することがあります。
清風南海中学校の入試問題と対策
算数
計算問題が単独で3問程度出題されます。
計算問題については素早く正確に解けるように日頃から練習する必要があります。あとは文章題と図形問題で構成されています。
文章題と図形問題については手順を踏まえて解答しなければンラナイ問題が多いです。
日頃から問題を解く際、式を立てて答えを出す前の過程を意識して取り組む必要があります。
国語
長文問題については論説文1題と物語文または随筆のいずれか1題の2題で構成されています。
2題とも文章量が多く、設問の多くが抜き出しや選択式です。設問の中には50字程度で自分の言葉で記述する問題も含まれています。
時間配分を考えて、読みながら素早く解答する練習が必要となります。
知識問題については漢字・慣用句・ことわざなど様々な問題が出題されています。
日頃からコツコツと覚える必要があります。
社会
地理・歴史・公民から幅広く出題されています。地理・歴史については地図・グラフ・表など資料を用いた問題が多く見られます。
資料問題に苦手意識がある人は、資料を使った問題を数多くこなす必要があります。
公民については時事問題が出題されています。日頃から新聞やテレビなどでニュースを見る必要があります。
理科
物理・化学について、基本的な知識を問う問題は少なく、応用問題が多いのが特徴として挙げられます。
計算問題も出題されています。生物・地学については知識問題の出題が多いのが特徴として挙げられます。
中には細かい知識を問う問題があり、参考書などで知識を整理する必要があります。
過去問
清風南海中学校合格のために必要なこと
清風南海中学校では各教科の平均点を公開しています。
A入試とB入試の各教科の平均点について、男女ともに算数の平均点が最も高いことが特徴として挙げられます。
算数で計算ミスなどのケアレスミスをなくして高得点を取れるかどうかが合格の鍵を握る可能性があります。