目次
カリタス小学校の特色
男女共学で、カトリックの理念に基づいた教育を実践しています。
週一時間の宗教教育に力を入れています。個人の考える力を育成するため、個人指導を徹底しています。
教育の特色
国語、算数、社会を除く教科は、専任の教師が授業を行うので、分かりやすい授業を受けることができます。
フランス語の授業は全員必修。男子のみ、児童全員で課外活動としてサッカーを行います。
タブレットを使用した情報教育の授業も導入している。体験的な授業を通しての総合教育活動も特徴のひとつ。
土曜休みで、制服あり。夏期のみ室内でプールを行います。
授業内容
英語・フランス語の語学教育に力を入れています。
基礎学力の定着を図るため、すべての授業で,復習を徹底しています。
午後の授業の始まりでは、練習学習を中心としたモジュールの時間を設けています。
算数は少人数で授業を行うので、一人ひとりが安心して授業にのぞむことができます。
知識のみで完結するのではなく、五感を通して、体で体感する総合学習の授業も魅力のひとつです。考える力を育みます。
1年生から、英語とフランス語の複言語教育を行うことによって、外国文化に触れながら、外国語で自己発信する能力を育成することができます。
女子校のイメージが強いですが、カリタス小学校では、男子には男子に特化したサッカー活動も行っています。
そのほか、男子交流会などの活動もあり、心身ともにたくましく、他者への思いやりの心も育みます。
校内施設・設備
間仕切りの少ないオープンスペースで解放感あふれる中、授業に取り組むことができます。
そのため、クラスの隔たりがなく、学校全体が明るい雰囲気です。
吹き抜けのある天井部分がガラスでできた多目的ホールに音楽室、理科室など教科に応じた施設が大変魅力です。
交通アクセス
- JR南武線 中野島駅徒歩10分
- JR南武線 小田急線 登戸駅 徒歩20分※登戸駅からスクールバスあり。
受験情報
募集人員
男女108名(内部進学者含む)
入学試験日程
- 面接・・・2023年10月13日または14日(本人と保護者)
- 適性検査・・・2023年10月20日
- 合格発表・・・2023年10月21日(合否照会サイトにて発表)
志願者数・倍率
- 志願者数・・・300名前後
- 倍率・・・・約3倍
学費
入学時に必要な費用
入学金 | 200,000円 |
施設拡充費 | 200,000円 |
入学後に必要な年間費用
授業料年間 | 432,000円 |
維持費 | 120,000円 |
学習費 | 72,000円 |
積立金 | 90,000円 |
後援会入会金 | 1,000円 |
後援会費 | 30,000円 |
年間合計 | 745,000円 |
*その他寄付金(一口五万円、三口以上)
カリタス小学校の試験内容
ペーパー
所要時間
30分
出題用紙
12枚
内容
お話の記憶、数の加減、数の対応、数の合成、仲間分け、公衆道徳、比較、欠所補充、図形合成、絵、色、形、位置の記憶、生活常識、迷路、分解
制作
所要時間
30分
形態
1クラス25名(個別活動)
使用用具
のり、はさみ、新聞紙
内容
紙を切って自由制作
行動観察
所要時間
30分
形態
1グループ25名 試験官3名
内容
共同作業、集団遊び、ゲーム、自由遊び
面接
所要時間
15分
対象
本人と保護者
面接官
2名
内容
- 本人(氏名、幼稚園の友達、お手伝い、好きなあそび、公衆道徳、生活常識)
- 保護者(父母の教育観、志望動機、公衆道徳、社会的関心事、日常の子供とのかかわりについて)
過去問
カリタス小学校の試験対策
試験時間が長い為、長時間の試験に対応できるよう、練習をしておく必要があります。
急に長時間というのは、子供にとって難しいものです。カリタス小学校を検討されている方は、幼児教室での長時間のペーパー対策をお勧めします。
過去には、試験の前に、面接があり、お話作りがありました。子供に4枚のカードでお話を作ります。お父様、お母さまと協力をして作る年もありました。
想像力を豊かにできるよう、日ごろ、絵本を毎日読み聞かせをしておきましょう。
そして、カードでお話が作れるよう訓練も必要です。
ペーパー試験には、ひらがなの読み書きも含まれるので、ひらがなの練習は必須です。
女子の受験者数は毎年高いので、女子にとっては難関校となりますが、男子は比較的入りやすく、入学後も男子に特化した授業などもあるので、男子にとっては穴場的な学校になるのではないでしょうか。
ミッション系の學校なので、基本的な生活習慣は、各家庭で徹底的に躾をしておく必要があります。
行動観察でカーペットに靴を脱いで座る際、靴が揃えられているか。細かいところまで気を配れるように準備が必要です。
また、社会道徳も必ず聞かれることですので、電車でのマナーや、他者への思いやりの気持ちなど、道徳心を養うことも大切です。
制作では、折る、貼る、蝶結び、なぞる、切るなど複合的な手先の洗練を要求されます。
幼児教室の巧緻性講座での準備や、各家庭での巧緻性の洗練を日ごろから行っている必要があります。
正確に、丁寧に取り組めるよう訓練をしておきましょう。
卒業後の進路
男子は、進学校に進む割合が高いですが、インターナショナルスクールや公立中学校に進学をする生徒もいます。
女子はカリタス中学校に進学をする生徒以外に青山、大妻、慶應義塾など他校の進学校に進む生徒など様々です。
保護者の雰囲気
全体的に品が良いといったイメージの保護者が多いです。子供の送迎も紺のワンピースで行う保護者がほとんどです。
試験当日の服装も、いわゆるお受験スタイルです。
医者、弁護士などの社会的に高い地位の保護者が多いことも事実ですので、入学を検討されている方は、実際に在校生の保護者の雰囲気なども把握しておくと良いでしょう。
[…] 出典:https://chi-vi.jp/ […]
[…] 引用:https://chi-vi.jp/about-caritas-elementary-school-15618.html […]