大学までの一貫教育校として人気の高い、慶應幼稚舎。
今回はこの慶應幼稚舎の特色、学費や定員、実際に出題された試験内容、そして合格を勝ち取るために必要なことをご紹介します。
目次
慶應義塾幼稚舎の特色
福沢諭吉の教えを行うことにより、「独立自尊」の人材育成を目的としています。
「子ども達一人一人が自分を磨きながら、他人も尊重し助け合うことができるようになる」「自分の持つ様々な可能性を見出すことができる」「自分のできることを引き出す」など、学校が特色として挙げられます。
その中に「担任持ち上がり制」があり、慶應幼稚舎は6年間クラス変更がなく、同じクラスで同じ担任で学ぶことが出来ます。
児童一人一人の成長を6年間通して継続的に安定した環境で目を配ることができ、保護者との関係も6年間続くので、担任と保護者の関係も密になります。
教育内容については、担任に任せられており、担任によってクラスごとに内容も違っています。
その分、担任は、よりよい教育内容を求めて必至に学び提供をしていくのも必然です。
慶応幼稚舎のクラス編成
幼稚舎のクラス編成は、1クラス36名(男子24名・女子12名)各学年4クラスの編成となっています。
授業によっては、1クラスを2分割、または3分割にするため、少人数制の授業も行っています。
また、「理科・音楽・絵画・造形・体育・英語・情報・習字」の授業を専門の講師のもと提供していきます。
慶応幼稚舎の施設
施設の充実も人気の理由として挙げられます。
「理科園」には多くの自然が残されていて、とんぼや蝶、様々な植物が生息しており、「サイエンスミュージアム」には、化石や鉱物など数千点が展示されています。
「けやきホール」では2学年が一緒に食べられる給食スペースがあります。ホールの周りを囲むように植栽された樹木は四季折々に大変美しい眺めとなっています。
「図書室」には33000冊の蔵書があり児童はいつでも利用することができます。「遊園地」では、砂場やジャングルジム、滑り台など遊具があり、友達と遊ぶ場となっています。
教育、施設ともに最高の環境を提供しているのが慶應幼稚舎です。
慶應義塾幼稚舎の受験情報
募集人数
男子 | 女子 | 合計 |
96名 | 48名 | 144名 |
受験者数と倍率
毎年、男の子の受験者数は1000名前後(倍率約15倍)、女の子の受験者数は600名前後(女子約20倍)となっています。
学費
入学金 | 340,000円 |
授業料 | 940,000円 |
施設設備費 | 130,000円 |
教材費 | 16,480円 |
文化費 | 20,000円 |
給食費 | 95,000円 |
初年度の必要総額はおよそ1,541,480円となります。これは状況に応じて改定される可能性があります。
慶應義塾幼稚舎の受験資格
慶應幼稚舎を受験するための特別な資格はありません。
受験翌年の4月に小学校に入学する子供であれば誰でも受験できます。
またどこに住んでいても受験可能です。
慶應義塾幼稚舎の試験内容
面接は、ありませんが、行動観察が重視されます。
志願者に、子どもを育てていくに当たって、「福翁自伝」を読んで感じることを書く欄があるところは、数年変わらず継続されています。
試験は教室や体育館を移動して、行動観察・制作・模倣体操・サーキットが行われます。
その中で機敏な動きや想像力、周囲との協調性が求められます。考査時間は1時間50分とされています。
実際慶應幼稚舎で出題された試験内容
個人絵画・制作
- 宝箱作り(はさみ・のり使用)その中に自分で画用紙に描いた宝物を入れる。その宝物の思い出も絵にする。
- 糸電話作り
- ねじで動くおもちゃで遊んだあと、そのおもちゃが夜になって動き出す絵を描く。
行動観察
- 厚紙で、できるだけ高い家を作る
- ブロックでお手本と同じ「家の門」を作る。(赤帽子と青帽子に分かれて競争。制作中は、間仕切りで相手が見えない)完成したら、四角の線(緑色)の中で待つ。制限時間になったら、先生が太鼓をたたいて終了。
- 30センチほどの積み木が20個程度で、それを使ってお家を作る。4チームで壊さないように、早く作る競争をする。チームは色の名前。2回競争を行う。他のチームは見えないようになっている。
運動
- 模倣体操
- ボール渡し(赤帽子→緑帽子→黄帽子の順で、横にいる人に渡す。最後の人は先生に渡す。)
- 連続運動
慶應幼稚舎の過去問
慶應義塾幼稚舎に合格するための3条件
有名私立小学校の中でも、その倍率の高さから、小学校受験の中でも最高峰と言われている慶應義塾幼稚舎。
合格を勝ち取るために必要な条件は、存在するのでしょうか?
慶應との縁故の存在
親が慶應義塾幼稚舎出身。
兄弟姉妹が慶應義塾幼稚舎に入学をしていれば合格率はぐっと上がります。なぜならすでに入学しているという実績があるためです。
慶應義塾幼稚舎にメリットがある子ども
縁故はないものの、子どもが入学をすれば、慶應にメリットが生じる子ども。
大企業経営者、政治家、著名人の子息であれば、のちの慶應義塾幼稚舎全体にメリットをもたらすことが考えられる子ども。
魅力的な子ども
縁故もメリットもなくても、一目見て魅力的な子どもは、とびぬけて優秀なオーラを放っています。
オーラのある子どもであれば合格を手にすることができます。
以上のように、合格を手にするためには、縁故の存在や、メリットがあるか否かが非常に重要であることが分かります。
慶應義塾幼稚舎の合格を勝ち取るためには
この、縁故とメリットで半数以上の合格者が出る中、残りの純粋に合格できる子どもは40%程度ですから、相当オーラを放つ子どもでなければ合格できないことが分かります。
では、この40%を勝ち取るためにできることは?・・・近道は、塾でしょう。
慶應幼稚舎に毎年多くの子どもを排出しているのがジャック幼児教室です。
ジャックの慶應幼稚舎合格率は、他塾を抜きん出ています。
ジャック幼児教室の慶應に強い理由の一つとして、子どもに自信を付けさせることが最大の特徴でしょう。
子どもに自信を付けさせてあげれば、自然と子どもが生き生きとしてきます。そこから、オーラの放てる子どもへと成長していくのです。
近年では、他塾でも同様の手法を用いて、受験への対策を万全にしているので、家庭から通いやすい塾でも十分対応できるでしょう。
いかにしても、慶應幼稚舎への受験は、大変難関となるので、塾での準備が必須です。
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[…] * 入学金 340,000円 * 授業料年額 940,000円 * 施設設備費年額 130,000円 * 教材費年額 16,480円 * 文化費年額 20,000円 * 給食費年額 90,000円 初年度の必要総額はおよそ1,536,480円 引用元-チャイビ […]
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