あなたが子育てで悩んだときは誰に相談しますか?
特に一人目のお子さんのときには、初めてのことばかりで悩むことも沢山あるのではないかと思います。
昔は二世代、三世代で生活することが多かったので、子育ての先輩が家庭に何人もいてある意味心強かったのではないかと思います。反対にご苦労も多々あったとは思いますが。
現在では核家族化が進み、特に子どもが小さいうちは、平日の昼間に育児をする人がお母さんひとりというご家庭がほとんどではないでしょうか?
赤ちゃんはかわいいですが、相談相手にはなりませんものね。
お母さんひとりというのはさみしいです。
「産後うつ」と言われるように、最近ではお母さんがひとりで育児をしていることから、なかなか上手くいかない育児に疲れて「うつ」状態になる方が増えています。
また、子どもが幼稚園や保育園、小学校へ進学しても「子育ての悩み」はなくなりません。
そういったあなたの悩みを誰に相談していますか?
子育てに悩んだとき時の相談先
家族
旦那さんに相談するという方もいらっしゃるでしょう。
「育メン」と呼ばれているぐらいですから、頼りになる旦那さんも多いのでしょうか?
筆者の場合は、仕事で遅くなるとはいえ、家では大したこともしてくれない旦那にイライラしていたので、相談という相談をした覚えがありません。
でも、そんな旦那さんばかりではないと思いますので、相談できるような関係だといいですね。うらやましい!
または、実家のお母さんやお義母さまに相談する方も多いのではないでしょうか?
子どもを産んで育てていくにしたがって、自分の親にも感謝の気持ちがあふれてくるでしょう。
孫のことは目に入れてもかわいいものですから、困ったことがあればいつでも相談にのってくれるでしょう。
ママ友
やっぱり同じときに子どもを産んで育てている仲間は心強いですよね。
子どもの成長にともなって、悩みの種類も変わっていくものですが、同じ年の子どもがいるので常に同じような悩みを持っており、相談しやすいことがあります。
でも、ママ友に相談できないこともあります。
どんなに仲が良かったとしても、言えない事ってありませんか?変なプライドもあるかもしれません。
あまり悪く思われたくないという気持ちもあるからでしょうか?
ただ、同じ時期に子育てをしているママ友と他愛もない話をするだけでも気持ちが軽くなることもあると思うので、全てをさらけ出さないにしても持ちつ持たれつの関係でいられるといいですね。
保育園・学校の先生
学力や友だちに関する悩みであれば、学校の先生に相談することもできます。
また、先生自身も子育て中であれば、そういった子育ての悩みも相談できるかも知れませんね。
ただ、やはりなんでも話せるかと言うと・・・。
そうでもなく、子どものことも悪く思われたくないし、親としてもどう思われるかを心配して、相談する悩みの種類を選んでしまうかと思いますが、思い切って相談をしてみると、いつもとは違う視点でアドバイスをもらえるかもしれません。
また、我が子にはこんなところがあったんだ!という発見が出来る機会も出てきます。
子育ての専門家
- 身体や成長のことであれば、医師に相談する。
- 子どもの心の悩みは、学校カウンセラーに相談する。
- お母さん自身の育児に関する悩みは、民生委員や児童委員、子育て支援者に相談する。
など、直接かかわりはない第三者でかつ専門家に相談することも良いと思います。
第三者であることで、変なプライドも関係ありませんし、もしかしたら本音を話せるかもしれません。
専門家であれば、たくさんの相談を受けているので、その中からあなたの悩みにベストな解決方法を教えてくれるかもしれません。
お住まいの自治体にも「子育て相談室」(名称は各自治体によって異なることがあります)があるはずです。
親身になって相談にのってくれるので、ぜひ検索してみてください。
電話やネット
「電話で?」と意外に思われるかもしれませんが、知らない相手だからこそ何でも話せることもありますよね?
「ママ友にこんなことを言ったら嫌われちゃうかも?」と思うことでも、電話の相手になら平気なはずです。
専門家が対応してくれて、しかも無料な相談窓口が結構あるんですよ?
どこかに出向いたりしなくても、自宅から電話できるのはよいことだと思います。
- ママさん110番 (日本保育協会)
- エンゼル110番 (森永乳業)
- 自治体の育児相談窓口
など、インターネットで育児相談できることもご存知ですか?
育児サイトの中には、様々な世代専用の掲示板を用意しているものもあり、匿名で相談できるので、自分のことを知られずに相談することができます。
ひとりで悩まず相談しよう
子育てはひとりで出来るものではありません。
ひとりでえ抱え込まなくてもいいのです。旦那さんやママ友、あるいは電話やネットでも相談にのってくれる人はたくさんいます。
たくさんの人の力を借りて、子どもを育てていきましょう!