「第一ゼミナール」人気の秘密は?塾の特徴と入塾後の評判

第一ゼミナールで受験勉強をする小学生

関西圏では老舗の「第一ゼミナール」。

最近は、有名中学受験専門塾「浜学園」と提携プログラムを組むなど、指導方法をさらにアップさせて、超難関校・名門校の合格者を出しています。

今回は、「第一ゼミナール」について紹介します。

第一ゼミナールの特徴と概要

第一ゼミナールは、当初「第一教研」として、1976年(昭和51年)に大阪府松原市を第1号の教室として開塾しています。

開塾当時から、難関校・有名校への合格者を出す指導を行なっているということで、有名になり、当時の経営者の考えから「第一ゼミナール」と塾名を変更し、新しい教育システムを導入しながら、生徒数と教室数の拡充を行い、今では関西圏では老舗有名塾として根強い支持を得ています。

特に、過去に「第一ゼミナール(第一教研)」で中学受験や高校受験時に指導を受けた親からの支持が高いことや、親の不安や相談事に臨機応変に対応する姿勢が人気の秘密です。

現在は、浜学園との提携プログラムを行なっていますが、開塾当時からの指導方針に変化はありません。

充実したコースと指導方法

小学1年生から高校3年生までを幅広く受け入れていますが、もちろん第一ゼミナールでの授業に対応できるかの「入塾テスト」はあります。

合格すれば、入塾は認められますが、日頃から基礎学力をしっかり勉強していれば入塾可能です。

超難関校・名門校を目指すなら集団指導の「パシード」

特殊な受験ともいえる中学受験で超難関校・名門校で集団指導を受け持っているのが、「パシードコース」です。

小1から入塾テストの上「ガリレオコース」で勉強することもできますが、「国語・算数」のみを教える基本コースで受講していて、中学受験を希望しなおかつ成績優秀者であれば、小5から「パシードコース」への転入を認めてくれます。

個別指導コースで中学受験を目指すなら「ファロス」

中学受験はするけれど、子供の性格や志望校によっては、パシードまで行かせなくてもいいのではといった場合は、「ファロス」という2対1もしくは1対1の個別指導コースで、中学受験を目指します。

2020年の大学入試改革に合わせた「能力開発」コース

第一ゼミナールの特徴として、右脳開発コース・英会話コースといった、「思考力」「速読術」や2020年の大学入試改革に合わせた通常授業にプラスする授業もあります。

最近は、そろばんコースが開設されて、実施校は少ないものの「右脳開発」という位置付けで取り入れています。

講師間での情報共有が行き届いている

授業では、できたことに対してしっかり褒めて、教科書などの忘れ物や宿題忘れに対しては厳しい指導を行なっています。

中学受験を目指す子供は、様々なストレスや反抗期の中で受験ということになるので、ナーバスになることがあります。

定期的に学年担任の先生との個人懇談が行われますが、先生達の間でしっかりと状況共有をしているので突然の変化などについては、不定期で先生から連絡を受けることがあります。

保護者専用サイトがあるので、学校名と先生を指定した上で、相談内容を送信すると面談日などを設けてくれます。些細なことでも気になることがあれば先生に相談をしてみましょう。

「第一ゼミナール」の実績

パシード・ファロスコースから受験をし、第一ゼミナール全校では、関西圏で有名である、灘中・東大寺学園・洛南高校付属・大阪星光学院・西大和・四天王寺・清風・清風南海・大阪桐蔭・大谷など、超難関校から名門校と必ず合格者を出しています。

特に昔は男子校で現在は共学化して超難関校と言われている清風南海へ多くの合格者を出しています。

「第一ゼミナール」は生徒に寄り添った指導をしてくれる塾

筆者も高校受験時にお世話になり、子供が中学受験の際に通塾をしていました。

先生方はきめ細かく生徒の様子について情報共有をしているので、何か異変が会った時に大変協力的な塾です。

中学受験となると先生がイライラしがちな塾があるようですが、第一ゼミナールは一切生徒に不安な要素を与えず、寄り添った指導をすることで評判があります。

お近くにあれば、ぜひ入塾説明会や体験授業に参加されることをおすすめします。