小学校受験の学校選び!国立小・私立小それぞれの学校生活

国立小と私立小の違い

小学校受験では、受験する小学校は大きく二つに分ける事が出来ます。

全国に70校程ある国立小なのか210校程ある私立小なのか、この二つは大きく違います。

どのような部分が違うのか子供をそれぞれ国立小と私立小に通わせている筆者の経験からお伝えしていきますので、学校選びの参考にしてみてください。

国立小学校・私立小学校の教育の目的

国立小学校

国立小は国の教育研究機関としての学校です。

その教育研究の成果を一般小学校教育の参考にする事を目的としており、年度に2回ほど、土日に2日間全国の先生方が集い国立小の先生の研究発表としての授業見学があります。

また担任になった先生によっては、上記とは別で研究発表をする機会があるので、土日や夏休み期間に登校することがあります。

それぞれの先生に指導要領は任されており、多種多様な教科書には載っていない様なカリキュラムを行ったりします。

社会科担当の先生が担任だった時は社会科見学がとても多かったり、半年かけて一つのテーマについて調べ学習の様な事をしていたりと、担任の先生によって進み方や使う教材も違うので各クラスそれぞれ違ってきます。

教育実験校として楽しい授業が展開されていますが、公立や私立の様に全てのカリキュラムを終えられないこともあります。

その為、教科書でやっていない箇所は家でやっておきましょう、という点が難しいところではあります。

私立小学校

私立小は学校によって様々です。宗教のある学校、無い学校。大学まである所、ない所。

中学校受験のある学校では1年先取りして進み、6年生の一年間は受験用の授業になる進学校があれば、丁寧にその学年のカリキュラムをこなしていく学校。

そういった部分を含め、小学校受験前にしっかりと、学校研究をしておくことをおすすめします。

ご家庭と学校との教育についての考え方の一致について、どこの学校も志願書や面接等で問われますのでとても大切です。

国立小学校・私立小学校の費用面

だいぶ学費には差が出てきます。

国立小の学費は公立よりも少しかかりますが、私立小よりかはかかりません。寄付金も任意ですが集められます。

私立小は皆様ご存知の通り学費がかかります。公立の5倍とも言われています。

その費用は学校によってですが一般的に年間100万円以上はかかります。それにプラスで寄付金等もあります。

その他制服、校内着、スモッグ等の費用が必要となります。成長期の子供は、すぐにサイズアウトということもあるので、その場合はバザーでの中古制服販売をフル活用するのも手です。

国立小・私立小の受験日と試験科目

例年、都内の私立小の試験解禁日は11月1日です。国立3校は、コロナで前後した年もありますが例年12月頃と、私立小の後、国立小の試験となります。

神奈川や千葉、埼玉の私立小はそれより少し早く9月~10月頃になります。

国立小学校の試験科目は、抽選が一回~二回あります。そしてペーパーや運動、行動観察の試験があります。私立では抽選が無く面接と試験という所が多いです。

具体的な試験については、これは国立私立共通して学校により様々です。

国立だからこれが出るというのはなかなか無く、この学校ではこれが出やすい、という学校別になります。

例えば国立の筑波大学付属小学校では、体操で「熊歩き」という四つ足走の様なものが頻出しており筑波対策ではこの練習をされる教室が多いです。

またペーパーも筑波は突出して難易度が高く月齢考慮という、月齢に応じて3グループに分けられての試験になります。

4月生まれ〜のグループではとても長いお話を聞き答える「お話の記憶」、図形問題の「回転図形+線対称」の問題が多く出るのである程度の準備が必要になってきます。

お茶の水女子大附属小学校や学芸大学付属竹早小学校ではペーパー試験は無く、行動観察や運動、面接等があります。

私立では親子面接があり、ペーパー等の試験がありますが、慶應幼稚舎等面接が無い学校もあります。

その内容は学校により様々で、ペーパー、絵画、工作、行動観察、運動、先生との質疑応答の形式のものなどがあります。

市販されている過去問等一度見ておくと傾向などがみえてきます。

国立小・私立小の通学について

通学に関して、国立小は住所に制限があります。

私立も勿論登下校があまりに遠いと子供達が大変な点や、災害時の事を考え通学時間に大体60分程度まで、などとしている学校が多いです。

国立は願書を提出する時点で保護者と同居の住所を厳しく23区内や、○○区の住所▽▽までの範囲と記されております。

国立小・私立小それぞれの学校生活

我が家の場合ですが、国立と私立キリスト教の学校にお世話になっておりますので、その二校に関しての違いをそれぞれお伝えしていきます。

学校のカラーとしては一言で言うと国立はのびのびとしていて、私立はきっちりとしているという感じです。

宿題や普段のテストに関しても国立はそんなに数多くありませんが、私立はもう一年生からこんなにやるの?という程小テストや宿題があります。

学校行事の違い

そして一番分かりやすい違いが運動会です。

国立小は行事や運動については熱いので運動会はそれはもう盛り上がります。

クラスTシャツを作り旗を作り、応援グッズを作ったりと保護者も子供達も先生も皆で応援します。

代表リレーやクラス対抗競技、危険だからと今ではあまりやらなくなってしまった騎馬戦に見ているのも怖くなる程の速さの3人4脚、組体操。

運動会に向けての熱量が先生方も凄いです。入学した4月から休み時間では坂道を走ったり、木に縄を縛って綱引きの練習したりしていました。

一方、私立も色々ですから全てがそうでは無いと思いますが、我が子が通っている私立は、大声での応援一切なく、親御さんの服装も紺色と白のラフ過ぎない恰好です。

勿論勝敗は色別で決まりますが、そこまで勝ち負けにこだわりません。

生徒さん達は皆練習の成果を発揮すべく一所懸命に競技に打ち込みます。その感動は両校共に親としては感動ものです。

役員PTA活動に関して

国立小は行事が多いです。

6年間で役員を2回務めるほか、学園祭、遠足、社会科見学、先生の研究発表授業のお手伝い等、学校に行く機会は多くPTAとしての活動量も多いです。

一方、私立の役員は6年間に一度でそこまで学校に行く回数や活動量は多くはありません。

昼食に関して

次に国立は給食ですが私立はお弁当です。

国立小は遠足の時や二か月に一回普段の学校でもお弁当の日があります。

私立小では、注文弁当があるのですが利用しているご家庭はあまりいないようなので、毎日お弁当です。

またママ友関係についてですが、私立はママ友の輪に入れるのか、不安でいっぱいでしたが、そんな事は無く皆様気さくな方々ばかりで素敵なご縁に感謝しています。

国立は共学ということもあってなのでしょうか、役員活動を通して出来た絆はクラスが変わっても続きます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。少しでも国立小・私立小の雰囲気が伝わったでしょうか?

私見ですので違った見方や感想を持たれている方もいらっしゃると思いますが、一つ言えるのは国立も私立も先生方は生徒達の事をしっかりと考えてくださっているという事です。

皆様のご家庭にもそのような学校と先生とのご縁がありますように学校選びの参考にされてみてください。