小学校受験の幼児教室選び!大手教室と個人教室のそれぞれの特徴

幼児教室の特徴

小学校受験は、子どもがうまれてすぐに意識される家庭から、我が家のように子どもが幼稚園生活を送るまで全く考えてもいなかったという家庭と様々です。

では、小学校受験を考えた時、一体どんな準備をしたらよいのか?何をしたら良いのか?迷われる方もいらっしゃると思います。

筆者自身、小学校受験の経験もなく、素人ながら何かしら準備をしていかないといけないだろうなと考えていた際に、やはり気になったのは幼児教室です。

たくさんの教室がある中でどこの教室がいいのか悩まれてしまいますよね。

そこでここでは幼児教室の選び方、特徴について、我が子二人の小学校受験の経験からお伝えしていきます。

小学校受験をする際には幼児教室に通う?通わなう?

小学校受験といっても国立と私立、受ける学校によってその準備の方法は様々です。

ご存じかもしれませんが国立受験は一次に抽選があり、二次で学力試験、三次でまた抽選があります。

つまりどれだけ準備をしても一次の抽選にもれてしまえば試験さえ受けられないのです。

また私立よりも受験料やその他にかかるお金も少なく、とりあえず一次の抽選だけ受けてみよう!という家庭も意外に多いです。

そのようなご家庭は教室に通う事なく、一次を突破してから短期で通う。と考えていらっしゃいました。また小学校受験を熟知されたご両親様でしたら家庭でのみ勉強し合格された方もいらっしゃるようです。

しかし我が家の場合は前述の通り何の経験も知識もありませんでしたので最初は自宅に近い小さな幼児教室に通う事にしました。

ペーパーテストの対策方法

幼児教室は大手教室か個人教室か 

幼児教室選びの際、私立の有名校となるとその学校に強い個人の先生がいらっしゃいます。

そしてその先生方は紹介制だったりすることがあります。

我が家は何のご縁もありませんでしたので迷わず個人教室ではなく、大手教室を探しました。

後々周りの方の話を聞くと個人の先生にお願いしつつ大手の講習を受けたり、またダブルで通うという事もあるそうです。

体操はこの教室で、ペーパーはこの先生でなどといった通い方をされるケースがあります。

ハサミを使う器用な少女

個人教室と大手教室!それぞれのメリットとデメリット

個人教室のメリットデメリット

個人の先生はマンツーマンで見てくれるところが多いので、やはり子どもの習熟度合いに応じてしっかりと見ていただけるところは最大のメリットです。

しかしマンツーマンや少人数な所がかえってデメリットになってしまう事もあります。

小学校受験において試験科目の一つでもある行動観察において学校側は他の子ども達との協調性を見るためにチームで何か制作をさせたり、運動で競わせたりすることもあります。

その練習の為にはやはりある程度人数がいた方が良いので、行動観察の授業だけは大手に通うというダブルスクールの方もいらっしゃいました。

いくら準備していてもまだ5歳6歳の子供です。

試験日に初めての子達といつも通りの自分を発揮し、試験を受ける事というのはなかなかの度胸が要ることです。

教室や模試で練習しておくと子供も親も安心ですね。

大手教室のメリットデメリット

試験科目は多岐にわたりペーパー、運動、行動観察、絵画、制作、面接とありますが大手の教室でしたらしっかりと全て教わる事が出来ます。

そして何より情報量が多いです。

小学校受験も中学校受験も情報戦といわれていますが、やはり大手ならではの情報網に初めての受験の時には本当助けられました。

受験番号から何時頃の試験時間になるのか、、、例年通りならどことどこの学校が併願可能なのか等、初めて小学校受験をされるご家庭は心強く感じられるはずです。

デメリットはやはり人数が多いことです。

子供が埋もれてしまって苦手な所がそのままになってしまいやすくなります。

やはり親が家でフォローする必要があります。

幼児教室の大手!伸芽会とJACそれぞれの教室の特徴

我が家の場合、最初は自宅近くの1クラス10名以下小さな教室に通い始めましたが、国立小のほかに私立小も受ける事になりその後お教室を変更しました。

紆余曲折した教室履歴ですが、実際に通ったJAC、伸芽会のそれぞれの違いや特徴についてお伝えしていきます。

伸芽会の特徴

伸芽会の教室の特徴としては、授業時間の保護者の見学が出来ません。

保護者は教室に入れず終了時間の少し前に集合し、先生から授業内容やその日の振り返りの説明があります。

振り返りシートで個別に自分の子どもがどうだったかを知ります。

働いている親御さんや小さなお子さんがいらっしゃる場合は、伸芽会の様に預かり型の方が待ち時間にお仕事したり、下の子と公園等で遊んで待っていられるというメリットがあります。

我が家のように初めての受験で何をやっているのか知りたい、子供の理解度や授業中の様子を知りたい、見学をしたい、というご家庭は若干物足りなさを感じるかもしれません。

1クラスの人数は10~20人以内で金額的には若干他の教室より高い印象です。

建物は自社ビルを持ちとても綺麗で待合室も広く快適でした。

そして伸芽会には伸芽’sクラブという、21時まで預かり可能な受験対応学童等もあります。

その預かり中のプログラムが本当に多彩で魅力的です。

働いていても小学校受験をサポートしてもらえます。

小学生になると通いなれた校舎でそのまま学童としても利用出来るのは伸芽会ならではのサービスです。

JACの特徴

JACでは、授業中の教室に親も入ることが出来ます。

席は後ろに用意されているので、授業によっては2時間近く見学が可能です。1クラスの人数は10~20人程です。

勿論、最後に先生からその日の授業内容や振り返りは頂けます。

入室が出来ることで、授業中の先生の教え方を聞けるので、家でやる時も同じように教える事が出来、子どもにとっても習熟しやすいというメリットがあります。

また、校舎毎に担当校が決まっている為、年長になると志望校別に様々な校舎に行くようになります。

幼稚園児を満員電車に乗せたりと通うのは大変な場面はありましたが、担当校制なので先生方の情報量、指導力には安心感がありました。

ただ、中学受験でサピックスに空きが無くなってしまうのと同様、JACも空きが無くキャンセル待ちの状態に我が家もなりました。

キャンセル待ちにならないためにも、席を確保するためにキンダークラスという幼稚園前のお子さん向けのクラスから入会する方々もいらっしゃるそうです。

施設面では、待合室が見学型なのでありませんが、兄弟を連れて行かなければならない時は受付や外で待たせてもらうことや、乳児を連れている親御さんは空いている教室で待たせてもらえたりと臨機応変に対応頂けます。

その場合もしっかり授業内容の振り返りや子どもの様子の説明を受けられます。

小学校受験の教室選び

お子さんに合った教室選びが何より大切です!

沢山のお教室があるのでご家庭の状況に応じて選択されるのがベストではありますが、小学校受験のお教室はたくさんあります。

一番はお子様に合った教室選びというのが大事なのだと思います。ご両親様が後ろで見ている方が良いのか、それとも甘えてしまって良くないのか、などお子様の性格などもふまえて検討されてみてください。

また先生方との相性や信頼度も選ぶ上で重要になってきます。

是非素晴らしいお教室、先生方とご縁がありますよう気になるお教室には足を運んでみてください。