小学校受験が終わったらお世話になった先生方へお礼はするべきなのでしょうか?
お礼をする場合は何を渡すのがいいか、挨拶だけではダメなのか、そもそもどういう事をしたら良いのか分からないことが沢山出てくるはずです。
筆者も上の子の初めての受験時は、そもそもお礼に行くということ自体頭になく、友人から言われて急いで準備をしたものです。
今回はお世話になった先生方へのお礼に行く時期や、気をつけるべきことをお伝えしていきます。
受験を終えられた親御さんは参考にしてみてください。
目次
小学校受験が終わってからのお礼は必ず必要?
お礼とは感謝の気持ちを表すことであり、これは他人から強制されてするものではありません。
授業料を払っているので、これ以上するつもりは無い。と思われる方や、思うような結果が得られなかった時などはお礼なんてする気になれない・・・と思われる方もいらっしゃると思います。
そういった場合は必ずしもしなくてはいけないというものではないと思います。
もし、大変お世話になったのでなんらかのお礼がしたい、という際には次のことを参考にしてみてください。
お礼に行く時期はいつがベスト?
お礼に行くタイミングは、全ての合否が出て、進学先が決まった後に行かれる方が多いのではないでしょうか。
我が家の場合、上の子の時には全ての合否が出てからお礼に伺いました。
進学先に悩んでいたのでお礼に行きながらまたご相談させていただいたのを覚えております。
ご注意していただきたいのが、受験が終わったからといって早く行きすぎない事です。
お礼は急がず受験シーズンがひと段落した頃で大丈夫です。
長いケースでは9月10月から始まり12月頃まで受験期間が続くご家庭もあります。
国立は私立よりもスタートが遅く、また学校によっては2次募集があるので、まだまだ12月頃までは大きな教室では受験生が出入りしているかもしれません。
きっとすぐに先生のお顔を見てお礼を言いたい!という方もいらっしゃると思いますが、そこは少し落ち着いてください。
お礼に行った時に受験生と鉢合わせしてしまうのを防ぐためでもあり、先生方もきっとその年の全ての受験が終えるまではお忙しいですからね。
お礼のながれと準備しておくこと
1.事前にアポイントメントを取る
先ずはアポイントメントを取りましょう。
受験終了後は教室を卒業していることになりますが、次の受験学年に向けて教室は休まず授業をされています。
ご挨拶したい先生の授業が無い時間、ご都合の良い日時をお伺いし、短時間で済ませるようにしましょう。
また、約束の時間に遅れないように気を付けていきましょう。
2.お礼品を準備する
お礼品が決まったらアポの日時より前に買いに行きましょう。
ただ、お菓子など食料品を買う場合はあまり早めに行きすぎない方が良いですね!
3.お手紙を用意する
ご両親様からでも、お子様からでも良いと思います。
感謝の気持ちを沿えると丁寧ですね!
先生・お教室へお渡しするお礼の品
では、お礼にはどの様な物を持っていったら良いのでしょうか?
一般的には次のものがあります。
- 日持ちのするお菓子
- 紅茶やお茶のセット
- お教室で先生が使えるような実用品
- お子様からのお手紙や写真など
- 現金
通われていたお教室などにもよるかもしれませんが、現金は賛否両論あります。
個人の先生のお教室などでは現金とお菓子などの組み合わせが多いようです。
現金の相場は何万~何十万と幅広く、通った期間やお世話になった先生との関係などにより変わってきます。
もし迷われるようでしたら、同じ教室に通うお友達と相談し、日持ちのするお菓子を教室の皆様へ、担当してくださり大変お世話になった先生へは個別に一つお渡ししてもいいですね。
またお菓子ではなく、タオルやポーチ、エプロンなどお教室等で先生が使える品物をプレゼントするのも思い出に残りますね。
そして試験が終わったあとにお子様が自分で手作りされたお手紙や似顔絵などの作品を一緒にプレゼントすると喜ばれますよ。
我が家は子供が先生方との教室での思い出を絵に描いて添えました。
お礼を郵送する場合
下の子の時には、コロナ禍でなかなかお教室に行くことが出来ず、これからの方々に何かあってはいけないと思いお礼に伺う事も控えさせていただきました。
後日お菓子を教室に送らせていただきました。
二つの教室に通っていたので、もう一つの教室には親だけでお伺いしました。
お礼に行く時の服装
親御さんはお受験スタイルのスーツ、紺色ワンピースにジャケット等で、お子様はもし制服が用意できていたら制服姿をお見せするのも先生方に喜ばれます。
勿論いつも通りの教室へ行くときの様な洋服で良いと思います。
最後に
お通いの教室が大手なのか個人なのか、通っている期間などにもよりますが大きくまとめてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
少しでも皆様のお役に立つことがあれば幸いです。
きっと合否の結果が出た時にお電話でお話しされ、その時にもお礼は伝えていらっしゃるとは思いますが、落ち着いた頃にこのようにお伺いするのも感謝の気持ちがさらに伝わるはずです。