泣き虫の子どもの特徴は?泣き虫を克服する方法と対処法

泣き虫な子供

「泣き虫を克服してほしい」「子どもが泣いた時、どう接したら良いのか知りたい」など、子どもに泣き虫を卒業してほしい、泣いている子どもへの対処法を知りたいと思っている親御さんも多いのではないでしょうか?

今回は、幼稚園教諭の経験からどうしたら泣き虫は治るのか、泣き虫を克服するための子育てのポイントをご紹介します。

泣き虫の子どもにどう対応したらいいのかお悩みの方は、ぜひ最後まで読んで子育ての参考にしてください。

泣き虫の子どもによくみられる特徴は?

まずは、泣き虫の子どもによく見られる特徴をお話します。

泣くことに対して、ネガティブな印象を持っている方も多くいらっしゃいますが、子どもにとって泣くことは自己表現の一つです。

泣く原因を知る、泣き虫の子どもの特徴を知ることは、泣き虫を治す、克服するための第一歩になります。

自分の子どもの性格や発達状況と共通する部分があるか、確認してみてくださいね。

自分の想いを言葉で表現できない

子どもの言葉の発達には個人差がありますが、自分の想いがまだ上手に伝えられない時に泣くことで自分を表現している可能性があります。

幼稚園に入園した直後などは、周りとの関わりが増えていく一方で、自分の気持ちや要望を先生や友だちにどう伝えれば良いのか分からず、泣いてしまうことも多くあるでしょう。

自分の想いが上手く伝えられなくて泣いてしまう子は、言葉の発達と共に、泣き虫も少しずつ改善していく可能性があるため、ゆっくり見守ることが大切です。

感受性が豊か、表現力がある

感受性が豊かな子は、敏感に周りのできごとを感じ取り、泣いてしまう場合もあります。

悲しい、怖いなどネガティブな感情だけでなく、愛情や思いやりの気持ちも強く、かわいそう、心配など、家族や友達、ペットや生き物などに対して感情が高まり、泣くこともあるでしょう。

子どもはまだ自分の感情を表現できる方法が少ないため、どうしても泣くことが自己表現に繫がってしまいがちです。

しかし、表現力が豊かな子は、他の表現方法を身に付けることで、情緒も安定し、大きく成長できる可能性があります。

コミュニケーションが苦手

社会経験が少ない子どもにとって、幼稚園や保育園など家族とはなれて生活することが負担に感じる子もいます。

幼少期から、家族以外の多くの人と関わりながら生活できる子ばかりではないため、友だちや先生とコミュニケーションが上手に取れずに不安や心配から、頻繁に泣いてしまうこともあるでしょう。

自分にとって安心できる環境を築き上げていくには時間がかかります。

コミュニケーションが苦手で泣いてしまう子は、不安な気持ちを受け止めてスキンシップをしっかり取り、サポートしていくことが大切です。

4歳の壁

泣き虫の子どもにおすすめの子育て法・対処法3選

幼稚園に行きたくない子供

泣いている子どもにどのように接したらいいのか、泣き虫を克服するための対処法についてお話します。

1.泣くのを無理にやめさせない!落ち着くのを見守ってあげよう

子どもがちょっとしたことですぐに泣くとついつい「そんなことで泣かないの」「もう泣くのは止めて」など、泣くのを無理にやめさせようとしていませんか?

先ほどもお話しましたが、泣くことは子どもにとって大切な自己表現の一つ。

泣くことを強制的に止めさせてしまうと、子どもは自分の感情を吐き出す方法を失い、情緒が不安定になったり、自分の想いを表現するのが苦手になってしまったり、情緒の発達に影響を与えてしまう可能性があります。

泣くのを無理にやめさせるのではなく、泣くのが落ち着くように見守る気持ちを持つことが大切です。

ただ見ているだけでなく、手を握ってあげたり、背中や頭をさすってあげたり、スキンシップを取ると子どもは安心してすぐに泣き止むこともあります。

まずは親御さん自身が落ち着いて子どもに接すること、子どもの気持ちがすっきりするまで待つことを意識してみましょう。

2.子どもが泣いている理由を丁寧に聞いてあげましょう

「また、泣いてるの?」「泣いても仕方ないでしょ」など、子どもが泣いている時は「毎日同じようなことで泣いている」と思ってしまいがちですが、子どもにとっては泣いている理由が少しずつ異なり、どうしていいのか分からずに困っている可能性があります。

いつもと変わらないシチュエーションでも「どうしたの?」と、声をかけて子どもの思いや状況を把握していくことが大切です。

子どもがどんなことに困っているのか、対処に行き詰っているのか、しっかりと把握することでその後の対応が変わっていきます。

まずは、理由を丁寧に聞き、その想いを共感して、受け止めてあげましょう。

「そうだね」「わかったよ」だけでなく、「○○が嫌だったんだね」「○○ができなくて、悔しかったんだね」「ママもそう思うよ」など、子どもの言葉を繰り返したり、自分もそう思うなど共感の意見を伝えたりするといいですね。

3.どうしたら泣かずに対処できるのか、その方法を教える、または一緒に考えてみよう

子どもが泣いている理由が分かったら、次にどうしたら泣かずに対処できるか考えましょう。

友だちや兄弟とのケンカで泣いていた場合、自分の想いが言葉で上手く表現できないようであれば「○○って言えば良いんだよ」「今度は泣かずに○○って伝えたら、きっと分かってくれるよ」など、伝え方や表現の方法を教えてあげましょう。

年中・年長児であれば「どうすればケンカにならないかな」「どうしたら、みんなで仲良く遊べると思う?」など、一緒に対処法を考えることで、泣かずに自分で解決していこうと思うきっかけになります。

そのときの状況や子供の発達に合わせて対処法を伝えたり、一緒に考えたりしながら子どもが泣かずに自分で解決する力を身に付ける手助けができると良いですね。

物事が上手くいかずにすぐに泣いてしまう場合は、環境を見直すと良いでしょう。

子どものできる範囲から始めてみることが大切です。

少しでも上達したら、しっかり褒めて認めることで、子どもは自信を持ち、多少の失敗も恐れず、泣かずに挑戦できるようになっていきます。成功体験を積み重ねることを大切にしていきましょう。

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まとめ

今回は、泣き虫の子どもの特徴や泣き虫の克服方法・対処法を紹介しました。

子どもが泣いた時の対処法としては、何か特別なことをするのではなく、聞く・伝える・考えるの基本的な対応を丁寧に積み重ねていくことが大切です。

子どもの性格や発達には個人差があるため、周りの子と比べないようにしながら、子どもの成長を見守り、焦らずじっくりと向き合っていきましょう。