ママ友をつくろう!産休育休時こそママ友が必要な理由

出産を控えた女性がいざ産休に入る直前には、仕事の折り合いをつけなくてはならず、通常以上に忙しかったという人も多いと思います。

職場の皆が祝福してくれて、めでたく産休へ突入!しあわせいっぱい!のはずなのに、急にやることがなくなり今までとのギャップに耐えられなくなってしまう人が多いようです。

では、赤ちゃんが生まれた後はどうでしょう?育児に追われて忙しくなるから大丈夫?

でも赤ちゃんはまだお話もできません。

ほんの数か月前までは大人に囲まれて楽しく仕事をしていたのに、急な環境の変化についていけず産後うつになってしまうママもいます。

産後うつにならないためにもママ友を作ろう!

では、産休育休を楽しく乗り切るためにはどうしたらよいのでしょうか?

そういうときこそ「友だち」が必要なのです。今までの「友だち」だけではありませんよ、今のあなたと同じ悩みを共有できる友だち、そうママ友です。

キャリアウーマンだった人は長期休暇が苦痛になる?

日頃仕事をバリバリこなしてきた人にとっては、多少は「お休みしたい」という気持ちがあるものです。

ですが、出産のためとはいえ長期的にお休みすると、だんだんと苦痛になってしまうようです。

妊娠期は生まれてくる子どもにとっても大切な時期で、妊婦さんにとっても体調管理がとても大切な時期なのですが、お仕事を続けてきた人にとっては退屈で空虚な時間に感じてしまうようです。

子どもが生まれれば育児に忙しくなり、空虚な時間だと思わなくなるのでは?と思うかもしれません。

でも、当たり前ですが赤ちゃんはお話ししません。

核家族化が進む中、日中は赤ちゃんと2人きり・・・という家庭も多いのです。

子供を抱っこする母

出産することであなた自身も今までとは変わっている

こんなとき、今まで通りに職場で仲の良かった子どもがいない友だちに相談してみるとどうでしょうか?

その友だちがどんなに親身な人でも、子育てをした経験がなければあなたの悩みに沿った回答ができるかどうかわかりません。

それどころか、自分より先に「結婚→出産」した友だちを面白く思わないのが、かなしいかな女性ですから、相談された方も実は迷惑に思うこともあります。

子どもが生まれる前まではそうでもなくても、出産するとあなた自身も知らないうちに変化しているのです。

出産する前のあなたの友だちはこれからも友だちでしょう。

ただ、出産した今のあなたにとって心から分かり合える友だちは、他にいるのかもしれないのです。

赤ちゃんと同じ年の赤ちゃんママを見つける方法

1.出産前は産院で見つける

産休に入ったころには、産院に通院する機会も増えているころだと思います。

待合室であなたと同じくらいのお腹の大きさの妊婦さんはわかりますよね。

同じ産院に通院しているこということは、近所に住んでいる可能性が高いです。

近所に住んでいるだけで話題はたくさんあるはずです。積極的に話しかけてみましょう。

同じ時期に生まれた子どもは成長の過程も似かよっているものです。

赤ちゃんの世話をしているママにしかわからない悩みや疑問も共有することができます。

また、近所に住んでいるということは、たとえ保育園が離れてしまっても、同じ小学校へは入学する可能性があります。

今の時期にママ友をつくることは、これから何年も先にまで関係してくることなのです。

2.出産時に入院した病室で見つける

出産時の入院で個室を選択する方がいらっしゃいますが、私は何人かの同室をおすすめします。

なぜなら、同じときに出産したもの同士、初めて会ったのになぜか運命を感じてしまい友だちになりやすいからです(笑)。

たまたま同じ日に出産しただけなのですが、産むときのあの苦しみを超えてきたもの同士で戦友のような気持ちになってしまうのです。

また、赤ちゃんのお世話をしている時以外は、まだあまり動くこともできず病室にいる時間も長いので、自然とお話に花が咲きます。

退院したあとのためにも、連絡先を交換しておきましょう。

3.育児サークルで見つける

出産後しばらくは、赤ちゃんはもちろんママも体力が回復していないため、頻繁に外出することができません。

その間は、①や②で知り合えたママ友や先輩ママと連絡を取り合ったりして過ごしましょう。

赤ちゃんが外出できるようになったらいよいよ積極的に活動しましょう!

さて「公園デビューです!」と行きたいところですが、なかなか勇気がいりませんか?

筆者も苦痛に思った経験があります。

そんな勇気のない私でも自然に話しかけることができたのが、育児サークルです。

お住まいの自治体によって「育児サークル」の形態は様々かと思いますが、平日はママだけで育児をしている家庭が増えていることから、悩み相談の場としても活用されています。

「みんな同じ。よくできたママじゃなくてもいいんだ。」という気持ちになれて、ホッとした覚えがあります。

ママ友が友だちの領域を広げてくれる

「領域」といっては語弊があるかもしれませんが、ママ友は今までの友だちとは違う、同士のような存在になってくれます。

あなたの世界を広げてくれる人です。

産休から育休になって、社会から離れてしまっているような不安と、これから子どもを育てて行けるのか?という不安を一緒に乗り越えて行けるのが「ママ友」です。

せっかく「お休み」をいただいたんですもの。

新しい世界を「ママ友」と一緒に楽しんで下さいね!