私立中学校へ進学が決まり、新しい環境で子どもの学校生活について話せる間柄のママがいると心強いですよね。
地域の公立中学校に進学する状況とは違い、顔見知りのママはいないので一から知り合いを作る必要があります。
私立中学校でのママ友作りは、あまり難しく考えずに、少し落ち着いてみて行動に出てみましょう。
入学前からママ友のグループが出来ているのはなぜ?
私立中学校を受験する時点、そして合格し入学をした時点で、すでにママ友グループが出来上がっているという場合があります。
筆者が入学前から面食らってしまったのが、入試説明会でした。
入試説明会の時点から、その学校を希望している子どものママ同士が既にグループ化しているということがありました。
大手の中学受験専門塾では、集団での保護者懇談会がクラス別で行われるところもあるので、自然と志望校がわかり情報共有ということと価値観などが同じということで、入学前からママ友になっているケースがあります。
入学後、子ども同士が仲が良くても親同士は・・・
入学後は子ども同士クラスの中で仲良く付き合っていても、保護者会の食事会に参加をすると、母親同士の教育理念が噛み合わない、金銭感覚の違いなど、話をしている中で感じる場面があります。
例えば子ども同士が仲がいいので相手の親から「次は旅行に行きたいですね」と言われ、行き先を聞いた時に「絶対にそれは無理・・・」と思ってしまうような会話が出てくることがありました。
特に私立中学校では、成績争いもあるので、子ども同士が仲良しでも、お母さん同士でママ友になり腹を割って話せる仲になるというのは難しい傾向にあるでしょう。
無理な付き合いよりも楽しい時間を過ごせる付き合いが大切
特に女性なら、同じ学校のお母さんと仲良くなりたいという心理はありますよね。
保護者会や食事会に行けば、ママ友ができるかもと申し込んでも、家庭の事情で参加者が非常に少ない時や、食事会も高額なところを設定されて、家庭によっては費用を出すことが難しいこともあるので、無理は禁物です。
私立中学校によっては、PTA主催の催し物や文化祭でのイベントに協力や参加をすると、別のクラスや、違う学年のお母さんとご一緒する機会があります。
PTA活動に役員でなくても参加する方が楽しいケースもあります。
筆者の経験より
筆者の経験談ですが、一度保護者の食事会に参加してから、話が噛み合わずにその後の食事会は参加しませんでした。
子どものクラス内でママ友を作ろうとしなくても、学校行事で会うお母さん方とは、クラス、学年を超えて話す機会があるので、その時に情報交換をするなど、親しくなれるタイミングがあります。
私立中学校でのママ友は、成績の順位など、複雑な要素が入ってくるので、ほどほどの距離でお付き合いをして、無理をしないということが大切です。