小学校受験中のママ友との付き合い方!トラブルを避けるために意識しておきたいこと

会話をする母親たち

初めての小学校受験、初めてのお教室通いと親も子も緊張しながらのスタートで、最初は心細く感じられる親御さんも少なくありません。筆者もそうでした。

教室通いをスタートしてから右も左も分からないまま突入するお受験ですが、子供はなんのその!

環境に馴染みやすく新しいクラスでお友達もすぐに出来るかもしれませんが、親は積極的にママ友を作るべきなのでしょうか。

また幼稚園や保育園でのママ友との付き合いはどうしていったらいいのか、我が子二人の小学校受験経験からママ友との上手な付き合い方についてお伝えしていきます。

お教室でのママ友との付き合い方!お教室では積極的にママ友を作るべき?

これは通われているお教室にもよると思いますが、授業を参観出来る場合は、他の親御さんとも会いやすく子供伝いにお話を聞き、ご挨拶なんて事も起こりやすいです。

参観型でない教室の場合は、なかなかお会いする機会も時間も少ないかもしれません。しかし知り合いやママ友を作らないといけないかというとそういう事もありません。

小学校は別々の学校に行くかもしれませんし、もし一緒だったとしてもまた新しいメンバーでの学校生活になるので、無理に頑張って作らなくても大丈夫です。

しかし、もしお教室で何回もお会いしているうちにお話するようになり良いお友達になれたとしたら、それはとても心強い戦友になるはずです。

受験まで一緒に苦楽を共有でき、受験終了後もそれはきっと大切な友人としてその後も関係を持ち続ける事が出来るでしょう。

受験が終わってからも親としての悩みは尽きないものです。

筆者自身、今でもお教室で出会ったママ友とランチをしながら、それぞれの学校の話を聞いたり話したりと情報共有し、またこれからの子育てに関して相談することが出来る友人に出会えました。

お教室のママ友関係で気をつけておいたほうがいいこととは?

次に、お教室のママ友との関係で気を付けておいた方が良い事柄についてみていきましょう。

志望校や受験校の話題は少し深くなってから

常識の範囲内で、当たり前と言えば当たり前の事ですが、お教室内のママ友と受験校の話題などは少し深い付き合いになってからにしましょう。

少し怖いのですがこんなお話があります。

とても仲の良い二人の親御さんのお子さんは同じ学校を受験されていました。結果は、一方は合格で一方は補欠に。

その後、その補欠の親御さんが合格された方になりすまし辞退されてしまったのです。

どうしてその様な事が出来たかというとお互いの受験番号を分かっていたからです。しかし学校側も不審に思いお電話を折り返しした所事件が発覚したそうです。  

この一件があってからお教室でも注意喚起されており、いくら親しくなっても受験番号だけは教え合わないよう念を押されました。

他のお友達の事や受験する学校の噂話をしない

教室によっては親御さん同士で連絡を頻繁に取らないで欲しいとおっしゃられる教室もあります。

親同士が憶測で受験に関する事を話してしまうと噂話に尾ひれが付いたり、間違えた解釈が回ってしまう事もあります。

学校に関しての疑問点は必ず先生に直接ご相談ください、との事でした。

深くお知り合いになるのは受験が終わってからの方が無難

これは経験談として、深くお知り合いになるのは受験が終わってからの方が良いように思われます。

勿論最初からお知り合いの方は別ですが、何かトラブルがあり仲が悪くなってしまったり逆に良すぎて連絡をしつこくしてしまうなど、大切な受験期にお互いのペースを乱してしまわないように、ある程度の距離感を保っておきましょう。

幼児教室の特徴

幼稚園・保育園のママ友との上手な付き合い方

それでは幼稚園と保育園のママ友との付き合い方はどうしたらいいでしょうか?次の2つは気をつけておきましょう。

1.受験をする事は言いふらさない

ご自身から「受験をします」なんて話す方はいないと思いますが、我が家の場合は、なるべくなら教室とは違って幼稚園や保育園ではいつも通り穏やかに過ごして欲しいとの思いもあり、幼稚園や保育園のママ友にはあまり受験の事は話題にしませんでした。

噂話や余計なトラブルになってしまっても大変ですし、子供に余計な干渉が入るのは避けたいところです。

それでもやはり学校説明会などの行事後、幼稚園にお迎えに行くと紺色ワンピースにジャケットという装いに互いに仲間意識を持ってしまうものです。

2.子供が周りにいる時はプラスの言葉をかけましょう

これは幼稚園だけではなく、お子さんが傍にいる時に受験の話をしないように気をつけておきましょう。

お迎えの時などに受験仲間と話をしている時は特に気をつけてください。

子供は大人が思うより敏感で、話の内容も分かっているので、「うちの子はここがダメ、○○ちゃんは良く出来るから羨ましい」なんて一言をお子様が聞いてしまっていたら自分は出来ない子、悪い子なのだと潜在的に思ってしまいます。

もし本当にそう思っていてもお子さんが周りにいる時にはそのようなことは絶対に言わず、プラスの言葉掛けだけをしてあげてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

個人的な事なのでとても難しい所なのですが、余計なトラブルを避ける為にも受験前の間は深入りせず適度な距離を保つ事をおススメいたします。

しかしそこで出来た友情は何年経っても苦労を共にした一生の友になることもあります。

是非、常識的なお付き合いを経て、四月を一緒に迎えられるよう意識してみてください。