祖父母との上手な関係の作り方

祖父母との上手な関係の作り方祖父母は、親にとっても、子供にとっても強い味方で人生の大先輩です。

祖父母といえば、孫に対して、とっても甘い!というイメージがありますね。

確かに、その通りです。

100人の祖父母がいれば、そのほとんどの方が、孫にはとっても甘いおじいちゃん、おばあちゃんです。

実の両親と、義理の両親では、親であるお母さんの対応の仕方、接し方も変わってきますね。

実の両親ならば、自分の親なので、はっきりと色々なことも言えますが、義理の両親ともなると、なかなかそうはいきません。

しかし、子供にとってのおじいちゃん、おばあちゃんとうまく付き合っていくことは家族にとってもとっても大事なことです。

同居している祖父母

今は、核家族が増え、祖父母と暮らして居る家庭は少ないかもしれませんが、まだまだ4世代同居などもあります。

「義理の両親との同居」は「実家の両親との暮らし」とは全く違う

親であるお母さんは、たいてい義理の両親に気をつかい、気疲れしてしまうこともあります。

その上に、義理の祖父母が子供(孫)に対する行動、言動があると、お母さんは、精神的に参ってしまうこともあります。

そうならないためにも、最初から子供が生まれたら、祖父母となる義理の両親との関係はうまく保っていく必要があります。

あまりにも孫に対して甘すぎると感じれば、ちゃんと話すことも大事です。そしてちゃんと、自分の子育てのモットーを話すことも。

祖父母に孫の世話を任せるなら、やり方も任せよう

もし、お母さん自身が仕事などで日中留守にし、祖父母に孫の子守りをお願いしている場合は、最低限のことのみお願いし、あとは、祖父母のやり方にお任せしましょう。

最低限のこととは、「今と昔とは違う」ということです。

昔良かったことも、今はダメだったり、昔ダメだったことが今は大丈夫だったり、時代の流れと共に、子育ての仕方も変わってきています。

例えば、「昔は擦り傷などの傷にはばい菌が入らないように絆創膏をしたけど、今は、乾かすのが主流となり、絆創膏はあまり貼らない」などは、昔ながらの子育てをしてきた祖父母にはわからなしですし、また、知りません。

嫌味のないよう、「今は、昔と違うことも多くなってきてますね」などと、一言添えて、祖父母の気分を害さないことも大事です。

たまに会う祖父母

年い1−2度しか会うことができない祖父母と孫の関係は、おじいちゃん、おばあちゃんは孫に対して特に甘くなりますね。

祖父母にとって、孫は、目に入れても痛くないほど可愛い!と昔から言われています。

夏休み、冬休みなどにしか会うことができない孫との時間は、祖父母にとってはとっても貴重な時間です。

子供(孫)にとっても、祖父母は、無条件に甘えることができる相手です。

普段は、核家族の家族にとって、子供が祖父母と過ごせる時間は、大事にしてあげたいです。

孫の甘やかしも多めにみてあげて!

多少の甘やかしは、大目に見てあげることも、祖父母との上手な関係の作り方だと思います。

おじいちゃん、おばあちゃんは、大好きな、可愛い孫に何かしてあげたい!のです。

それが、お菓子を買うこと、お小遣いをあげること、おもちゃを買ってあげることなのです。

「何かをしてあげたい!買ってあげたい!」と思う祖父母の心境、気持ちを尊重し、その時は

大目に見てあげてください。

唯一の楽しみといっても過言ではないのです。

祖父母に孫(子供)の教育方針は伝えよう

祖父母との同居、別居にかかわらず、自分の子育てのモットーがあるのなら、ちゃんと伝えることも大事です。

代わりに、祖父母の子育ての考えかたも聞くことも大事です。

祖父母は、自分を、また、自分の夫をちゃんと育て上げた人たちです。

意見を聞くことは、煩わしく思うこともあるのが本音ですが、タメになることも沢山教えてくれます。

子供も物心がつき、いろいろなことがわかるようになると、おじいちゃん、おばあちゃんが自分に対しては甘いということがわかります。しかし、子供もちゃんと理解しています。

子供たちは、祖父母が自分にしてくれる事と同じことは、親には求めないのです。

子供たちにとって、祖父母という人たちは、スペシャルなのです。

親しき仲にも礼儀あり

年に1−2度しか会わない祖父母にも、近所に住んでいて、たまに会う祖父母にも、同居している祖父母にも、「親しき仲にも礼儀あり」です。

特に、近所に住んでいて、週1回などの頻度で会う祖父母に孫を預ける人も多いです。兄弟がいて、幼稚園、小学校などのイベントで下の子を預ける人も多いですね。

同居している人も、子守りをお願いすることが多い人もいますね。ちゃんと、お礼はしていますか?

やってもらって当たり前!では、最初はニコニコして預かってくれている祖父母も気分良く預かることができなくなります。

祖父母は、60歳過ぎている人が多いです。体力的にも、若い世代とは違い、疲れも出ます。

可愛い孫を預かることは、至福な時間です。しかし、毎回では、祖父母は断れず実は困っているかもしれません。

お礼とは、「ちゃんと声を出して感謝の気持ちを伝えること」です。

たまには、お食事などに招待したりするのも、感謝の気持ちをつたることもでき、また孫たちと過ごすこともでき、祖父母にとっては嬉しい時間になります。

まとめ

自分の子育てに自信を持ちましょう!

そして、少しでも良い関係を保つためには、自分の意見もしっかり言うことです。

相手は、人生の先輩です!

自分の意見を言いたいがままに言うだけではなく、祖父母の意見も聞くことが、祖父母との上手な関係を作っていけるポイントです。