子育てに兄弟・姉妹がいるということ

子育てに兄弟・姉妹がいるということ

子どもが生まれると、一気に家庭内の様子が変わります。

子ども中心の生活になり、具体的に家族のあり方や家族構成などを考える機会も増えるのではないでしょうか?

「そろそろ二人目かな…?」「でも、経済的にも体力的にもタイヘン…」現代日本の家庭状況や社会構造では、母親一人に負担がかかりがち…子どもは一人でいいかな?と思ってしまう最大の理由かも知れません。

でも、やはり兄弟・姉妹はいいものです。

今、まだたった1年ほどですが、育児の中で筆者が感じた、兄弟・姉妹がいるメリットについてお伝えしていきます。

子供が増えることで母親は大変にはなる

子どもが増えると、本当にタイヘンです。

二倍しんどいのかといえば、そう単純な問題ではなく、1.5倍に感じることもあれば、二人なのに3倍くらいに感じることもあります。

生活面で自立していない子どもを二人もお世話するのですから、当然といえば当然なのですが…同時に二人が泣き出した時や、お互いが寝るのを邪魔しあってなかなか寝ない時にはもう悲惨。

真剣に、猫の手も借りたい状況に陥ります。

でも、1日に1回、もしくは2日に1回くらいは、「あ〜兄弟がいてよかった」と思うのです。

兄弟・姉妹がいると下の子を意味で大雑把に育てられる

育児初心者の頃、とにかくわからないことが出てくると、ひたすらスマホで調べていました。

きっと、同じようなお母さんは多いはずです。

二人目以降になると、一人目の時の経験や知識があるので、だいたいのことが身についています。

調べるのは、上の子がなったことのない病気になった時や、はるか昔に奮闘したように感じられる、離乳食のメニューを検索する時くらい。

スマホを片手にあくせくする時間が極端に減り、わかることも多いので心にも余裕があります。

また、一人目の時は、ガラスを扱うように行っていた育児も、経験値が上がることでいい意味で大雑把になります。「なんで泣いてるの?私何か失敗した?」なんて悩まなくなります。

兄弟・姉妹がいるから楽しい

兄弟・姉妹は楽しい

事情があって子ども二人を託児に預けた時、下の子は他人に預けたことがなかったので、大泣きするだろうと予想していました。

祖母に10分預けただけでもダメだったのですから…

しかし、お迎えに行って拍子ぬけ。ニコニコと遊んでいるではありませんか。

「にいにがいたから平気だったよ」と言わんばかりのドヤ顔。どうやら、下の子は上の子と一緒なら安心のようなのです。

そして、日々とても楽しそう。上の子の遊びややっていることを、毎日じっと観察しています。

上の子がいるから、下の子は毎日楽しいのかもしれません。それは、上の子も然り。

兄弟・姉妹で二人並んだ姿は可愛い

就寝時間が近づくとホッとするくらい、何かと大変な毎日。

兄弟・姉妹を育てている方は口を揃えておっしゃりますが、やはり二人揃って寝ている姿には、頰が緩みます。

子供部屋を与える事

兄弟・姉妹がいることで家族感が一気に増す

兄弟・姉妹がいると家族感が一気に増す&夫が協力的になる

上の子が生まれた時も家族の絆を感じましたが、下の子が生まれると、一気に家族感が増します。

具体的に将来設計や子育て方針などを考え出すからでしょうか?

家族が増えると夫が育児に協力的になる

そして、夫が協力的になります。

上の子だけだと、母親の手だけで足りるので、相当イクメンでもない限り、ちょっと子育てからは距離を取っている男性が多いのではないでしょうか。

子どもが二人以上になると、単純に抱っこの手が足りない!てんてこ舞いになっている奥さんの姿を見て、自分も何かやらなくては…と思い始めるご主人は意外と多いのだそうです。

上の子は、パパ担当、下の子はママが担当、のように役割分担が自然にできていくようです。

夫が非協力的だというママさん、朗報です。ご主人は意外と変わるかもしれませんよ!

兄弟同士・姉妹同士の世界が楽しそう

何より、子ども同士で遊ぶ時間がとても楽しそうです。まだ互いに言葉のコミュニケーションはとれませんが、かくれんぼやハイハイ競争などをして楽しんでいるようです。

子どもは子どもの中でこそ育つと言いますが、この言葉はあながち間違いではないように思います。

上のこは、よその子であったとしても小さい子にかなり優しく接することができますし、下の子は上の子を見ているからか、遊びのレベルが高いです。

「少し年齢が上のものから、人間は最もよく物事を学ぶ」先人の教えは、正しいのです。