小学校では「プログラミング」が必修化されました。近年は全てがインターネットを介して成り立ちつつあります。
人工知能の開発も進み、子どもたちが大人になるころにはどんな世界になっているのか?親の私たちには想像もできない未来になっているかもしれません。
またそのような中、今後IT業界の人材不足が懸念されています。
経財産業省の発表によると、2020年には36.9万人、2030年には78.9万人のIT業界の人材が不足するという調査結果があります。
(参照)IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s02_00.pdf
小学校での必修化を受けて、小学生向けの「プログラミング教室」が大注目されています。
サポートも手厚いので初心者でも興味さえあれば大丈夫なようです。
でも「プログラミング」って何をやるの?
小学生にできるプログラミングがあるの?と思われている方にわかりやすくご説明します。
「プログラミング」でできること
「プログラミング」とは、コンピューターをプログラムすることによって、人が意図した処理を行うようにコンピューターに指示を与えることです。
ひとことで「プログラミング」といっても、教室や授業ではプログラミング自体を学ぶことが目的ではありません。
プログラミングしてできるようになることや、やりたいことがないと楽しくもありません。自分でプログラミングすることによって何をやってみたいのか?を考えます。
例えば、
- Webアプリの開発
- スマートフォンアプリの開発
- ロボットをつくり動かす
- ゲームソフトの開発
などが「プログラミング」を学習することでできるようになります。
小学生向けの「プログラミング教室」に期待できること
小学1年生向けの教室では、事前にかなり整理されたプログラムを使って、自分で一部をつくる(操作する)ことによって完成するようなものが多いと思います。
「なんだ、それだけ?」と思われるかもしれませんが、このときの子どもの「できた!」という達成感を大切にしたいようです。
プログラミングに限らず、勉強にはこの「できた!」という達成感がとっても大切です。はじめからつまずくようであれば、できないと思ってあきらめてしまいますよね?
簡単なことから始めて、徐々に自分がやってみたいことに挑戦していく、とても理想的な学習プログラムです。
ただし、この下準備は大変だと思います。
子どもによってできることが異なってくるので、どこまで下プログラムしておけばよいのか?とても素人では準備できないので、自宅学習は難しいと思うのです。
その点、「プログラミング教室」では子どもの理解の進度によって挑戦できることを選んでいけるようです。
カリキュラムにあるゲームやアプリの開発から自分が考えたものをカタチにしていくことができます。
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「プログラミング教室」の実態
普通の授業形式のように大勢に先生1名ではなく、数人に1名の比較的年齢が子どもたちに近いお兄さんやお姉さんが「メンター」としてついてくれます。
子どもたちは若いお兄さんやお姉さんが大好きですよね?学校の先生よりも若い?メンターが教えるだけではなく、ときには笑わせて?場を和ませてくれることで、他の勉強よりも楽しく通っている子どもが多いようです。
教室によっては、専門学校生や大学生などをメンターとして採用しているところもあり、土日に教室を開いているところが多いようです。
ほとんどの教室では「体験教室」を行っています。
教室の雰囲気は一見にしかず、気になる教室があったらぜひ見に行ってみてください。
気になる月謝はというと、月額6,000円~20,000円と幅があります。
もちろんできることの範囲によって月謝が異なること、別途iPadのレンタルが必要な場合にはレンタル費用がかかることなども考慮して、どの教室がよいのかを検討してみてください。
「プログラミング教室」をすすめるワケ
小学校で「プログラミング」が必修化されるなら、学校で習えば十分じゃない?と思われる方がいるかもしれませんね。
でも、私は「プログラミング教室」をおススメします。なぜなら、必修化されても学校で十分な授業が行えないかもしれないからなのです。
実は中学校では少し前に必修化されているのですが、実際には「プログラミング」という科目で授業されてはいません。
我が子が通う学校の場合はiPadを使うのはテストの点数を入力するだけと使用は限られています。
たとえ児童ひとりに1台iPadを用意したとしても、すでに必修化されている英語ですら十分な授業数を取ることが難しい中、新たに「プログラミング」単独の授業として調整することが難しいと思うのです。
理科や算数など何かの授業の中にプログラミングをとり入れることは可能だと思いますが、それでは「プログラミング教室」のように習得するところまではいけないと思います。
また、「プログラミング」という専科の先生はもともといないので、新たに先生たちの研修や実習などの時間を設けなくてはならず、はたしてそれを使いこなせる先生がどのくらいいるのか?も疑問です。
まとめ
これらの理由から、お子さんが「プログラミング」に興味を持っているのなら、子どもたちの未来のために、習い事のひとつとして「プログラミング教室」に通うことをおススメします。
プログミング教室で有名どころはアーテックエジソンアカデミーですね。
無料体験も行っているようなのでぜひこのタイミングで体験教室にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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