幼児期から、何か習い事をさせたいけど、何をさせたら良いのか、はたまた、習い事をさせても長続きするのかどうか…と悩んでいる親はたくさんいると思います。
しかし、ちょっとした方法、言葉かけで、子どもはやる気を出します。
今回はその方法をご紹介していきます!そろそろお子さんに習い事をさせてみようかな、と考えている親御さんは参考にてしてみてください。
目次
1.習い事を身近なものと関連づけて興味を持たせる
まず、習わせたいことが身近な事であることを気づかせましょう。
例えば、英会話教室に通わせたい!と思った時は、日本で英語が定着している単語に注目します。
「ペン」「クレヨン」「ピンク」「ボール」「コアラ」「ライオン」「カンガルー」「ドア」「プール」「バター」「ドレス」「ミルク」「スコップ」などなど…たくさんありますよね?
最近では、子ども向けのアニメや戦隊シリーズでも英単語がたくさん使われています。
その単語が出る度に「今、英語喋った?」「あれ?また英語しゃべった?」という風に、知らず知らずに口にしている事が、英語であると伝えてみて下さい。
親もびっくりする程たくさんありますよ。
もちろん、きちんとした発音は若干違うのですが、そこは大目に見て、いちいち気付かせてみましょう。
同時に発音も軽く教えてあげる事も大切です。
子供の質問にしっかりと答える
あまりの身近さに、「これは英語でなんて言うの?」など、すぐ質問してきますので、教えてあげて下さい。
その際、何回も同じ質問をしてきても、絶対に怒らず、何度でも覚えるまで教えてあげましょう。
幼児教育の塾に通わせたい方は、絵本などで、対応してみて下さい。
「数字」や「文字」や「色」などが身近に必要な事であることを気付かせてあげると良いです。
「教える」のではなくて「気付かせる」です。
そうする事で、まず「興味」が出てきます。
2.習い事を楽しい事と関連付ける
次は、楽しい事と関連付けてみてください。
テレビや動物園や水族館など、色んな場面で、子どもが興味を持った事を習わせたい習い事と関連付けてみて下さい。
例えば「コアラが好き♪」という子には、「コアラはオーストラリアってところにたくさんいるんだよ~!行ってみたいよね♪オーストラリアでは英語を話すんだよ~!」とか、「〇〇はね、保育園(幼稚園)でお友達がたくさんいるから楽しいんだ」という子には、「お友達ってたくさんいると楽しいよね~!日本だけじゃなくて、他にもたくさんの国があるから、英語が話せたら、もっともっとたくさんのお友達が出来るよ!」など、何でも良いので、楽しい事と関連付けてみて下さい。
「数字」や「文字」や「色」なども「手紙がお友達や先生に書けるね♪」とか、「絵がもっと上手に書けるようになるかも!」など、とにかく楽しい話をして下さい。
もっと「興味」が出てきます。
3.習ったことを褒めてやる気にさせる
その次は、ちょっと、家でお試しの勉強をしてみましょう。
とにかく簡単な事をさせます。
英語の場合は最初でいちいち気付かせた単語をちょっと英語風に口にした時や、教えた単語が口に出た時は、「わお!そんな事が言えるの?!凄い!」と言うと子どもは、得意気になって、もっと喋りたくなります。
その他の勉強では、簡単過ぎるワークブックを用意して、チャレンジしてもらいます。
正解する度に、「え?!〇〇ちゃん(くん)そんな事も出来るの?!」や、「そんな事も知ってるの?!」などの声かけをしてみて下さい。
子どもは褒めれば褒めるほどやる気になる
お子さんをどんどん褒めてあげてください。子どもはもっと学びたくなるはずです。
そして、この「そんな事も出来るの?!」という言葉は、実は、子どもにとっては魔法の言葉で、子どものやる気を引き出します。
お手伝いや自分の身の回りの事や、お友達に対しての良い行いなどが出来た時には、必ず「そんなことも出来るの?!」という声掛けをしてあげて下さい。
きっと、お子さんの為にも役に立ちます。
4.習い事にすぐ通わせない
これだけ、興味を最大限に引き出したところで、「英会話教室なんてものがあるよ」とか「もっとお勉強出来るところがあるよ」などと声をかけ、子どもの「行きたい!」という言葉を聞いても、すぐに体験レッスンなどに連れて行ってはいけません。
今度は、子どもの「行きたい!」を最大限に引き出しましょう。
家で、お試し勉強をしばらく続けましょう。
そして、教室があることも、たまに口にしてみて「行きたい」かどうかを何度か確認してみて下さい。
私は、3ヶ月は焦らしました。それでも、「行きたい」という意思が変わらなかったので、体験に連れて行きました。
当然、ある程度のことは、知っているわけですから、先生にも褒められ、それは、それは、もう、パラダイスだったようです。
5.レッスン後のケアは忘れずに!
どんなに間違えても、よかったところだけを褒めます。
「あの時にあれは、カッコよかった!」とか「あの時の〇〇ちゃん(くん)が正解した時は、お母さんもビックリしちゃった!凄いね!」など、とにかく良いところだけを褒めてあげると、「次も行きたい!」ということに繋がります。
もちろん、態度などで注意すべきところもあると思いますが、それは、次回のレッスンの前に行く時に「この前のレッスンの時のあの態度は良くなかったから、今日はそれをしないようにね」と約束して下さい。
レッスン後に叱ったところで、どうせ、次回には忘れてますから、行く前に約束しましょう。それでもその約束は忘れますが…。
6.習い事を長続きさせるためには競争心を煽る
子どもは、早くお兄ちゃんやお姉ちゃんになりたいものです。
そこで、色々な事が出来始めてきたら、「そんな事も出来るの?!凄い!急にお姉ちゃん(お兄ちゃん)みたいになった!そんなに早く成長しなくても良いのに~♪」とふざけながら抱っこして言ってみて下さい。
「こんなことも出来るよ!」と子どもは、ビックリするくらい、俄然やる気を出して来ます!
更に、「もう、お母さんより何でも出来るんじゃない?いや、まだお母さんの方が上だな」などたまに、冗談を言ったりしながら競争心も持たせる言葉をかけてあげると、親の想像以上にの本気を出してくれますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子どもは、本当は、色んなことを知りたいのだなと思います。
「色んなことを知りたい」を知るきっかけを作るのが親の役目なんだろうなと強く感じます。
それと同時に、幼児期は、吸収がとにかく早いので、きっかけを作るのはこの時期だなとひしひしと感じています。
知りたい事を知れた時の子ども達の目の輝きは、本当に素晴らしいです!