教育費用と住宅費用。この二つの費用は家計にとって、とても大きな負担になります。
住宅費用の返済はローンを組む際におおまかな計画が立てられます。教育費用に関しても、資金計画が前々から立てられやすいものです。
しかし、お子さんの進む進路によって計画を立てていても資金が足りなくなることがあります。
特に高校受験はほとんどの家庭が経験するものです。親御さんとしては何としてもお子さんの夢を叶え、応援してあげたい。
そのためにはどうしても「お金」が必要になってきますが、夫婦共働きで頑張っても収入には限りがあります。そんな時こそは家庭での節約が大切になってきます。
お子さんの夢を叶えるために、ぜひ今日から「節約」に取り組んでみてください。
目次
節約の第一歩はやっぱり家計簿!でも…。
節約するには切っても切り離せないのが「家計簿」年度末になると様々な家計簿がお店に並びます。
「よし!来年こそは」そう心に決めたもののなかなか続かない。
しかし、家庭においてどれくらい支出があるのか把握するためには家計簿をつけましょう。
ただし、その時に細かく記入するものは長く続きません。
お店で販売している家計簿でなくてもいいのです、ふつうのノートにその月の固定費、生活費を書くだけでだいたいのお金の流れ、無駄を把握できます。
食費や雑貨に関してはレシートをノートに貼り、予算をオーバーしていないか、必要な買い物だったかどうか管理するとよいでしょう。
ちなみに、無駄な買い物だった場合、レシートに印をつけると買い物の無駄を省くことができます。
1ヶ月の生活費は袋分けがお勧め
お給料をいただいたら、貯蓄と固定費をとりわけ、残りの生活費は袋に分けましょう。
銀行からその都度引き出すと手数料もかかりますし、また袋分けすることで、袋の残金がわかり、今月はどれくらい節約しなければならないか把握できます。
思い切って住宅の見直し、車の見直し、保険は定期的な見直しを
家を購入する際、返済できる金額ギリギリで35年ローンを組む御家庭がほとんどだと思います。
購入したおうちの金額が1000万円違うと月々の返済額が2~3万円位変わってきます。
また、車に関しては、保険料やガソリン代、税金、駐車場代等、車1台につき、年間50万円から100万円の維持費がかかります。
車2台所有している御家庭ならば1台に抑える、車を手放す等、思い切った見直しをすることで大きな出費が抑えられ、節約もできます。
生命保険類に関しては定期的に見直すことで支払いを抑えることができます。
買い物はまとめて購入
お店に何度も行くとついついいろいろなものを購入してしまいます。
食品に関しては1週間分、雑貨に関しては1か月分等、ある程度まとめ買いすることで出費が抑えられます。
購入する際はポイントのつくお店で、また安売りの曜日(全国的に火曜日が多い)に購入することが絶対お勧めです。
子供の髪はママ床屋・美容院でカット
近年1000円カットのお店が増えてきました。
兄弟が多いと金額はかなりかかります。
家庭でカットすれば節約できます。最近ではバリカンにアジャスター付のものも販売しており、失敗なくカットでき、レイヤー風などもできますので、お店さながらです。
子供の靴はネットで
子供の靴。意外とすぐに穴が空いてしまったり、かかとがすり減ってきてしまったり…。
「速く走れる靴」というような名目で商品が販売されていたりしますが、お店で購入すると3千円近くします。
しかし、ネットでは半額に近い金額で購入できるものもあります。色・サイズや型落ちなど、お店で売れ残った商品が安く販売しているためです。
同じモデルの靴を一度お店で購入しているため、靴擦れを起こす心配もありませんし、節約もできます。
近所のお店で販売していないデザインだったりもしますので、お子さんも喜びます。
不用品は売って処分し、換金へ
子供の問題集や漫画本、洋服。資源ごみに出していませんか?
資源ごみで廃棄する前に、買い取り専門店やフリマアプリ、オークションアプリを利用してみて下さい。今まで0円だったものが、お金へ変わります。
なるべく手作り
冷凍食品、お惣菜。便利なのでついつい購入してしまいます。
しかし、意外と量が少なくて、無駄使いということもあります。
食材を安く購入し、御家庭で手作りすると節約できます。
冷凍食品を購入する時は、安売りの日をチェックして購入すること、お惣菜に関しては閉店1時間前くらいから値引きシールが貼られますので、そのこともお忘れなく。
まとめ
近所のママ達はみんなお金に余裕がありそう…。あのお宅は私立。余裕があるのね。隣の芝生はなんとやらでそう感じるかもしれません。
中にはリッチな生活をしている方もいるでしょう。
しかし、世界からみても日本の学費はとても高く、共働きで収入があっても貯金が出来ない、専業主婦だからといって金銭的に余裕があるわけではない。というのが日本のだいたいの家庭です。
多くの家庭でお子さんの教育費用については頭を抱えています。
教育費用のことで、受験をあきらめる家庭もあります。
生活の一部に「節約」を取り入れ、お子さんの夢が叶えられるように頑張ってみませんか?