はじめての子育てママには、お姑さんも含めた先輩ママがたくさんいますよね?
「それはダメ」、「こうしなくちゃいけない」とアドバイスを頂くことも多いと思います。
でも、その度に「私はできていないママなのかしら」と落ち込む必要はありません!
どんなに子育てベテランママでも100%正解の人はいません!
きっと、「自分の子育てのときはこうしてよかった」とか、反対に「こうすればよかった」と後悔しているところを失敗しないように教えてくれているのだと思います。
子育てには「こうすれば必ずそうなる」という方程式はありません。
それなのに、自分のできていない部分に関して、いつも反省ばかりしている真面目なお母さんに読んでほしい。
「完ぺきな子育てはない」ということをお伝えしたいと思います。
目次
育児本がわが子にとって必ずしも正しいとは思わないこと
本屋さんに行くと沢山の育児本の数に驚きます。これも、核家族化が進んでいるせいなのでしょうか?
近くに身内がいないので、育児の相談をする人がおらず、育児本に助けを求めているのかもしれません。
かくいう私も多くの方の育児本を読みました。そのときには「書かれているようにやってみよう」と思うのですが、なかなか続けることができずに現在に至っています。
育児本が参考にならないと言っているのではありません。
読んでいて温かい気持ちになったり、涙が出てくるほど感動する本もありました。
ですが、それもひとつの参考でしかないと思ったのです。
なぜなら、子どもひとりひとりに対する育児はそれぞれであり、お母さんもそれぞれで、なにも聖母のようにならなくても、その子にとっては育て方がどうであってもお母さんはお母さんだからです。
育児本は参考として全て当てはめる必要はない
例えば、「なるべくお母さんの手作りの料理を食べさせてあげることで愛情が伝わります」という表現があったとします。
もちろん、お子さんには料理やお菓子を手づくりしてあげたい気持ちはありますよね。
でも、できない時だってあります。
仕事で遅くなってしまった時、お母さんが疲れている時は、外食でも購入した惣菜でも、愛情はしっかり伝わると思います。
「料理を作らないといいお母さんではない」と思いこまなくていいんです。
毎日外食だとさすがに栄養バランスが崩れるし、経済的にも続けられませんが、ときにはズルしたっていいのです。
育児本に書かれていることは参考になります。
でも、この方法がうちの子にとってもベストと思える本に出会えるかどうかはわからないと思います。
先輩ママのアドバイスも参考に
お姑さんを含むひと世代前の子育てと、比較的最近の子育てでは常識とされることが異なります。
昔子育てをしていたお母さんのアドバイス
今と昔は違う、とはいっても参考になることも沢山あります。その中で、自分や子どもに当てはまるものだけを実行すればよいと思います。
例えば、昔は家の前や外で遊ぶことが日常でしたが、今どき家の前の道路などで子どもに遊ばせるようなことはないと思います。
公園に連れて行かなくてはならず、下に幼児や赤ちゃんがいる場合などは、一日に何度も連れて行くことは困難です。
また、年下の兄弟の面倒を見ることが日常であったと思いますが、年が離れていれば今でもあり得ますが、現在ではなかなか難しいことがあります。
食べ物についても、最近では時間をかけなくても裏ごしができている市販の離乳食もあるので、上手に利用しても良いと思います。
ただし、相手もよかれと思ってアドバイスしてくださっていることには感謝し、無下に断らないようにしましょう。
ちょっと先輩ママのアドバイス
同じくらいの年齢のママでも、何人かお子さんがいれば要領を得てきます。
「なるほど、そうすればいいのか!」と思うようなことも多く、参考になります。
ただし、反対に「それでもいいの?」と思うような事があるかもしれません。
例えば、上の子どもがゲーム機をすでに持っている場合、比較的下の子には早めにゲーム機を与えていることが多くあります。
お姑さんたち大先輩に同様、自分と子どもに合っていることだけを参考にしましょう。
自分の子育てに自信をもとう!
誰でも赤ちゃんが生まれた時に、はじめて子育てを開始します。上手くできないことがあって当たり前、誰でも新人さんなのです。
真面目でいいママほど、自分のできていないことを気にして、子どもに申し訳なく思い、寝顔に向かってあやまったりしています。でも、至らないと思うことを反省したあとは、「もっといいお母さんになろう!」と思いますよね?
大切なのは、他のママと比べることではなく、子どもにとって「いいお母さん」であれば、それで「いい子育て」なのだと思います。
100%正解かどうかはわからないけれど、「自分の子育て」に自信を持ってください!