少子高齢化といえども、幼稚園受験は、毎年増加傾向にあります。
その理由は、子どもに良い教育を受けさせたい、住んでいる地域周辺では、幼稚園受験をする家庭が多い、付属の幼稚園に通えば受験をしなくても良いなどが挙げられます。
幼稚園受験を本格的に検討している保護者の方必見の幼稚園受験トリビアをお話しします。
目次
1.幼稚園受験は親の職業が影響する?
幼稚園受験では、親の職業が影響しますか?という質問をよく受けますが、これは・・「はい。影響します。」と答えざるを得ません。
有名私立幼稚園は私学ですから、もちろん経済的に豊かでないと、子どもを入園から卒園に至るまで授業料を支払うことはできません。
それから、親の育ちの良さは、子どもにも影響します。育ちの良い家庭を幼稚園は好みます。まさに品性の良さを重視するのです。
2.有名私立幼稚園に好まれる親の職業とは?
品格のある家庭の子どもを欲しがる幼稚園の好む、親の職業があります。
それは・・医師、弁護士、会計士、外資系企業等です。
医師は、どこの幼稚園でも好まれる職業です。
偏見ととらえられるかもしれませんが、幼稚園受験では、この偏見のようなことも当たり前なのです。
今の世の中、経済的に裕福な家庭でも、実際は家庭内が落ち着いているとは限りませんが、幼稚園受験は限られた時間の中で子どもの合否を決定しなければなりません。
ですので、見た目、親の学歴、職業から判断をせざるを得ないのです。
3.有名私立幼稚園に好まれない職業とは?
医師や弁護士は、どこの幼稚園でも好まれる職業ではありますが、経済的に裕福でも、好まれない職業があります。
それは芸能、マスコミ関係の職業の家庭です。
なぜでしょう?芸能界の家庭には離婚、不倫など暗雲立ち込める家庭も多いことは事実です。ですから複数の有名私立幼稚園では、芸能関係の家庭を嫌がります。
しかし、成城、成蹊、青山、立教幼稚園などは、芸能関係の家庭も多く合格をしています。これらの幼稚園は、芸能関係でも問題なく合格できます。
4.片親では、受験に勝てない?
片親では、合格することは難しいです。これは、どこの幼稚園にも共通しています。
片親でも、合格をすることもありますが、よっぽど実家が裕福であるなどの理由がないと合格できません。
中には、離婚を検討していても受験に臨む家庭もありますが、受験の最中は、仮面夫婦を装い、受験に挑むのです。
そして、受験合格後に離婚をする。という家庭もあります。
幼稚園受験とは、合格のためなら、親もなりふりかまわず猪突猛進してしまうものなのです。
5.コネクションは存在するか?
ずばり、コネクションは存在するでしょう。
いつの時代も、有名私立幼稚園は、信頼できる家庭を必要としています。ですから、両親が、学園の出身であれば、家庭に問題はないとみなされます。
合格、不合格のラインぎりぎりにいた場合、学園出身の家庭が合格となります。
つまり、両親の出身園を受験することは、大変有利になるのです。
6.幼稚園受験の面接は紺禁止?
受検当日は、どのような服装で受験に向かえばよいのでしょうか?
品性を感じさせる服装で受験に臨むことをおススメします。これだけでは、具体的ではないので分かりにくいかもしれません。
詳しくお伝えしますと、お母様は「紺スーツ」お父様も「紺スーツ」が一番無難でしょう。
幼稚園によっては、個性が判断しづらいと、紺を禁止にしたことがあります。ですが、そうすると全員グレーになると意味がないので、現在、紺禁止は廃止になっています 。
お子様は紺、水色、淡いピンク、グレーのワンピースや紺のスーツが望ましいでしょう。
お子様に関しては、紺とは限りませんが、お利口さんに見える服装というのが重要です。
7.英会話の習い事をしていると不利?
幼稚園受験の子どもの面接では、正しい日本語が使えているかが基本となります。
有名私立幼稚園では、キレイな日本語、正しい日本語を家庭で使えているかを重視します。
ですから、面接時に試験官に「これはなんですか?」と聞かれたときに「apple」と答えてはいけないのです。
子どもは純粋なので、聞かれたら素直に普段の自分を出してしまいます。なので英語に親しんでいた場合、英語で答えてしまい、不合格になる恐れがあります。
幼稚園受験を検討している場合、英語は受験に合格をしてから始めましょう。
※個人の意見であり事実を保証するものではありません