幼稚園でお弁当を残さず食べれる!残さないためのちょっとした工夫とお弁当時間が楽しくなるおすすめメニュー

お弁当をたべる女の子

幼稚園での子どもの楽しみでもあり、ママたちにとっては悩みの種でもあるお弁当!

「子どもが残さず食べられるお弁当作りをしたい」「いつも同じメニューになってしまう…」など、幼稚園のお弁当で日々悩み、憂鬱に感じている方も多いのではないでしょうか?

今回は、元幼稚園教諭の目線から子どももママもお弁当が楽しみになるお弁当作りのポイントやおすすめメニューについてご紹介していきます。

ぜひ最後まで読んで、お弁当作りの参考にしてください。

子どもが残さず食べれるようになる!お弁当作りをする時に知っておきたい3つのポイント

子どもがお弁当を美味しく残さず食べるためには、まずはお弁当作りを工夫するといいでしょう。

ここでは、子どもが残さず食べるお弁当作りのポイントを3つご紹介します。

子どもに合った量を作る!始めはいつもより少なめにしておくことが大切

特に、入園直後の年少さんは、お弁当の時間は楽しみでもあり、いつもと違う食事環境に戸惑う場合もあります。

始めは、いつも自宅で食べている量より少し少なめに入れておくことが大切!

毎日食べ切って帰ってくるようであれば、徐々に量を調整しましょう。

子どもにとって無理なく食べきれる量には個人差があります。

年少さんから大人顔負けの量を食べきってしまう子やデザート用の小さめの容器に詰めたお弁当を食べる子もいます。

「うちの子のお弁当は少なすぎ?多すぎ?」と周りと比べる必要はありません。

子どもは、「パパやママが作ってくれたお弁当を全部食べた」という成功経験を積み重ねることで、お弁当の時間がより一層楽しみになり、食べることへの意欲が高まります。

それぞれの子どもにあった量を見極め「子どもがいつもお弁当を残してくる」と悩んでいる方は、お弁当の容量を少し減らしてみましょう。

子どもが好きなものをメインに!苦手なものは無理に入れないように

お弁当に入れたら食べてくれるはず、そう期待して苦手な食べ物をお弁当に入れる親御さんも多いのではないでしょうか。

お弁当で苦手な食べ物を克服できた子やお弁当をきっかけに偏食が改善された子も多くいますが、その方法は必ずしも成功するとは限りません。

入園後や新学期が始まってすぐは、環境の変化に順応し、リラックスして昼食の時間を楽しむことが最優先!

始めは、好きなものだけ詰めたお弁当を作ることをおすすめします。

新しい環境に慣れた頃に少しずつ挑戦していくようにしましょう。

まずは、苦手な食べ物を少量入れて様子見することが大切です。

毎日のように入れたり、「今日は○○食べた?」と帰宅後に繰り返し聞いたりすると、苦手意識を高めたり、お弁当嫌いになってしまうことも……。

さりげなく確認して、食べきったときには十分に褒めてあげると良いですね。

食べやすいメニューを入れるとお弁当への興味・関心がぐっと高まる!

ちょっとしたメニューの工夫も子どもの食べる意欲に直結します。

例えば、ご飯をつめるだけではなく、おにぎりやサンドイッチにした方が食べやすく、お弁当用ピックを活用して茹で野菜やおかずを入れると見た目にも可愛く、子どもの興味・関心が高まります。

一口で食べられるサイズも意識すると良いでしょう。

幼稚園児のお弁当は、かわいいキャラ弁や凝ったデコレーションがなくても問題ありません。

今では便利なお弁当グッズが100均で安く手に入るため、お弁当が華やかになるグッズを数種類持っているだけで十分です。

手で持ってすぐに食べられるメニューを意識するだけでも、子どもが食べやすく、残しにくいお弁当になるため、今まで作っていたお弁当のメニューはどうだったのか思い返し、食べやすさを重視してみると良いですね。

幼稚園に入園する子供

短時間で作れる!幼稚園生に人気のお弁当メニュー

幼稚園で子どもたちに人気のメニューを紹介します。

短時間で作れるだけでなく、アレンジ可能なメニューも紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

主食編

おにぎりとサンドイッチは人気のメニューで食べやすく、簡単に調理できることがメリットです。

おにぎりは、海苔でデコレーションすると子どもが喜ぶかわいいおにぎりになりますが、デコレーションしている時間が無いという方は、シールやマスキングテープを活用する方法がおすすめ!

いつもと一緒のふりかけのおにぎりもラップの上からマスキングテープを巻くだけでかわいらしく子どもが喜ぶおにぎりになるでしょう。

おにぎりの中身も、ミートボールやから揚げ、ハンバーグなど、いつもはおかずとして食べているものを入れてみると、特別感があり、子どもが喜んで食べてくれます。

おかず編

たんぱく質おかずとしておすすめが「うずらの卵」を活用したメニュー!

めんつゆに漬けた煮玉子風や、ブロッコリーやミニトマトと一緒にピックでさして入れると彩りも豊かになります。

うずらの卵は水煮を買うとそのまま利用できるため、時短になりおすすめです。

味はもちろんですが、見た目もかわいいのがうずらの卵の魅力。

「今日小さい玉子入ってるよー!」と子どもがお弁当をあけて嬉しそうに見せてくれるほど、定番ですが人気のおかずです。

野菜では、ブロッコリーやサツマイモがおすすめです。

茹でてそのままでも十分味が濃くて美味しい野菜ですが、マヨネーズと合えてサラダ風にしたり、サツマイモは蜂蜜とゴマと和えて大学芋のような味に変化させたり簡単にアレンジできることがメリットです。

ブロッコリーが苦手な子は、チーズをかけて焼くだけでも食べやすい味になります。

茹で野菜はすぐに調理できますが、もっと簡単で楽な方法をお探しの方は冷凍野菜をストックしておく方法もおすすめです。

幼稚園に行く親子

まとめ

今回は幼稚園のお弁当について美味しく残さずに食べられるお弁当作りのポイントやおすすめメニューについてご紹介しました。

子どもにとっての美味しいお弁当は、時間をかけて丁寧にこだわって作ったお弁当とは限りません。

すぐに作れる簡単なメニュー、いつもと同じメニューでも、アレンジ次第では子どもが喜んで完食するお弁当になります。

お弁当を残さず美味しく食べて欲しいと思いながらも、凝ったお弁当は作れないしどうしようかと悩んでいた方は、まずはお弁当の量や食べやすいメニューを見直してみることから始めましょう。