子どもたちにとって初めて集団生活を送る場であり、初めての社会経験となる幼稚園。
幼少期の大切な時間を過ごす場所だからこそ、我が子に合った幼稚園を選びたいですよね。
しかし、世の中は幼稚園に関するたくさんの情報に溢れています。
入園してから、こんなはずではなかった…と後悔しないように幼稚園選びで大切にしたい8つのポイントを紹介していきます。幼稚園選びの参考にしてみてください。
目次
幼稚園選びのポイント①!園の近さ
これから毎日通うことになる幼稚園。
近くて通いやすい場所にあるといいですよね。子どもの急な体調不良など、不測の事態が起きたときにはすぐに迎えに行く必要があります。
車で○分圏内。徒歩で○分圏内。電車で○駅先までなど、ボーダーラインを決めてその範囲内に絞って園を考えてみましょう。
幼稚園選びのポイント②!園の雰囲気
まずはHPで園の様子をチェック。園庭開放や説明会を行っているようであればまず自分の目で確かめてみましょう。
百聞は一見に如かず、イメージしていたものと違った…と後悔しないよう一回だけではなく何回か足を運んで雰囲気を感じ取れるといいですね。
園児や先生が元気よくいきいきと遊んでいるか、活動に意欲的に参加し楽しんでいるかなど、子どもが実際に通うことになった場合に元気に楽しく過ごしていけるのかを想像して見てみるといいですね。
幼稚園選びのポイント③!先生たちの雰囲気
園全体の雰囲気だけでなく、先生たちの様子にも注目してみてみるといいでしょう。
気持ちよい挨拶をしてくれて、子どもに笑顔で優しく接してくれると好印象ですね。
中には、子どもたちに対して口調が強くて威圧的、外遊びの時間に先生同士が話をしていて子どもたちの様子を見ていない…なんてこともあります。
どれだけ園の雰囲気がよく、教育方針が良かったとしても実際に子どもたちと毎日接して、楽しく安全に過ごせるよう見守るのは先生方です。
子どもを預けたい、一緒に遊んでほしい…そう思える先生に出会えるといいですね。
幼稚園選びのポイント④!教育方針
園の一番の特色である教育方針についても必ずチェックしましょう。
外遊びや自由時間を大切にし、のびのびと過ごすことを重要視している園。読み書きや音楽活動、英語教育など勉強重視の園。どちらもバランスよく取り入れている園など教育の方針は様々です。
幼稚園で子どもには何を学んでいって欲しいのか、どのように過ごして欲しいのか親御さんの希望に合わせて決めていきましょう。
幼稚園に入園したからといって幼稚園が全ての学びの場ということではありません。
幼稚園の教育で足りない部分は家庭で補うことができます。幼稚園ではとにかくのびのび過ごし、帰宅後は習い事をして学びの場を設けてみる。
反対に勉強重視の園に通って、帰宅後や休日は外遊びや好きな事を思う存分楽しむこともできます。
何もかも幼稚園で学ぶのではなく、家庭での過ごし方とのバランスを考えながら園の教育方針を比較していけるといいですね。
幼稚園選びのポイント⑤!園の規模
各学年1クラスずつの小規模園や5クラス以上あるマンモス園もあったりと園の規模もさまざまです。
大人数の園はたくさんの友だちや先生と関わる事ことが出来て社会性が身に付くというメリットがある一方で、先生の目が届いているか心配という場合や、園の行事でわが子を探すのに一苦労する…というデメリットもあります。
少人数の園は先生たちがひとりひとり丁寧に関わってくれてアットホームな雰囲気があるといったメリットがあります。
デメリットとしては、新たな友だちと関わる機会は少なく、一クラスの人数が少ない場合は集団遊びが出来ないなど遊びの幅が狭まってしまう可能性があります。
幼稚園選びのポイント⑥!施設内容
園庭が小さく外遊びが十分に出来ない園もありますし、園庭が広大で自然豊かな園もあります。
施設の築年数、体育館やプールの有無など見学できる場合はよくみておきましょう。
各園の魅力はさまざまです。
小規模でのびのび過ごして欲しい、自然豊かな環境で過ごして欲しい、清潔感溢れる新しい園舎で気持ちよく過ごして欲しい、最新の教育教材に触れながら過ごして欲しいなど、一番求めているのは何か、譲れないポイントは何かを事前に考え、そこを中心に考えてみていくと効率的です。
10項目も20項目も妥協できない項目があるとなかなか理想の園に出会えず園選びが迷宮入りしてしまう方もいます。
そんな方は一度目線を変えて、園選びのポイントを見直してみましょう。
幼稚園選びのポイント⑦!評判
実際に通っている人の意見はとても貴重な情報です。
園庭開放や説明会だけの情報では限界があります。通ってみないと分からないことはたくさんありますので、希望する園に通っている知り合いの方がいれば積極的に園の様子をきいてみるといいでしょう。
聞く際には良いところはもちろん、不便に感じていることなどマイナス面も含めて総合的に聞いてみるといいですね。
幼稚園選びのポイント⑧!預かり保育の有無
仕事をしている、これから始めようとしている方は預かり保育の有無や、時間、金額、長期休みの預かりの有無を確認しておくといいでしょう。
園によっては長期連休の預かりに制限がある場合もありますので、細かく事前に確認しておくといいですね。
まとめ
子どもの幼稚園選びは本当に悩みますよね。幼稚園に求めることもひとそれぞれで、幼稚園選びに正解はありません。
総合的に評価することも大切ですが、感覚的にいいなと思える園や先生に出会うことも一つの園選びのポイントだと思います。
悩みすぎず、親子で楽しみながら園選びを進めていきましょう。