小学校の入学はほぼお住いの学区内が基本のため、保育園や幼稚園とお付き合いが変わらないというご家庭がほとんどではないでしょうか?
その際、今後のママ友との付き合いをどうするべきか、悩む方も多いようです。
1度リセットしたいと思う方が少なくはなく、特に小学校から一緒になったママ友とコミュニティを新たに作りたいという願望のある方が多いようです。
でも、そうなると以前からのお付き合いが疎遠になり、揉め事になりそうという不安もついてきます。
ここでは、子どもの友人関係に直結するこの問題を、どう乗り切るか考えてみましょう。
目次
ママ友コミュニティをいきなり抜けることはしないように!
今までのママ友コミュニティをいきなり抜けるのは、かなり勇気のいることですよね。
あまりそうする方はいないと思うのですが、突然SNSのアカウントを変える、公開設定を変えるということをする方はいるようです。
それも周りに不穏な空気を感じさせてしまうため、あまりお勧めではありません。
何か行動を起こす際は、大人として一言「お断り」を入れておく方が無難です。
まずは流れを見よう
新しいママ友を作りたい、コミュニティを作りたい場合、まずは流れを見ることが大切です。
とはいえ、入学式に親同士顔を合わせた後はクラス懇談まで時間があり、どうすればいいのかわからない方も多いようです。
その時は、学童保育の送り迎えの時間を活用しましょう。
ママも仕事をしている家庭が増えている今、子供を学童保育へ預ける家庭は多いと思います。
子どもが親しくしている子のママに会ってみたいと思ったら、子どもや学童保育の先生を通じてお迎えの時間を確認してみましょう。
タイミングを合わせることで、気になるママに会えるチャンスを増やせます。
小学校からママ友が新しくなるのはよくあること
小学校入学を気に、ママ友のコミュニティが新しくなるのはよくあることです。
他のママも同じことを考えている場合が多く、1度リセットしたいと思っている方が多いことが伺えます。
自分の立場を上げたいとかそういったことではなく、惰性で続いてきた関係をどうにかしたいと感じている方がほとんどのようです。
それ以外の理由で多いのは、子ども同士に些細なトラブルを抱えている場合です。
子どもの精神的な不安を解消するために、今のママ友コミュニティから脱したいと感じている方も多く、ママたちが仲良しだからとあまり好きではない子と無理に遊ぶ時間を子どもが取るのはいいことではありませんよね。
居心地のよさそうな雰囲気のところに人は集まる!
子ども同士、明るく楽しく遊んでいると、自然と人は集まります。
無理に声をかける必要はなく、基本の挨拶から始め、ママ同士はゆっくり距離を縮めていく方が子どもの心にも負担がありません。
ママ同士が親しくなりすぎて、子供の行動範囲や友人関係を狭めてしまうことがないように気をつけたいところです。
マウントポジションを取りたがるママに要注意!
ママ友のコミュニティを新しく作る際に何より気をつけたいのは、マウントポジションを取ろうとするママの存在です。
色々あれこれ主催したがったり、お茶会を定期的にやろうと言い出したりするタイプのママです。
それぞれに家庭の事情があり、集まり方、関わり方は違うはずです。
自分基準で多くの提案を上げてくるママには話の内容や行動に気をつけたいところです。
自分抜きでのママ会など信じられない、どうして呼んでくれなかったの?と子どもじみたクレームを上げてくるのもこのタイプです。
もちろん子ども同士の付き合いを見ながら距離感を掴みましょう。
掴みどころがないと感じた場合は、距離を置いて必要に応じて接する方がトラブルに巻き込まれません。
あくまでも子どもと同級生のママ同士なのですから、そもそもマウントポジションを取ろうとする方がおかしいですよね。
ママ同士の関係はフラットなものが1番です。
息苦しさを感じないコミュニティを作れるように意識してみましょう。
ママ友コミュニティって、よくないものなの?
最近、そもそもママ友という言葉を否定したり、コミュニティのお茶会を否定する方も増えてきました。
なぜなのでしょう。そんなによくないものでしょうか。
子どもを育てるにあたり不安を抱えるママは多く、心の内をなかなか明かせずストレスを溜めてしまい心身のバランスを崩すなど生活に支障が出てしまう方もいます。
そんなとき、自分と同じ世代の子どもを育てているママ友の存在は、心強いものではないでしょうか。
関わり合いを否定すること自体がナンセンスですね。
付き合い方は色々なので、バランスよく、不安を共有して解消したり、今後の子どもの成長について話し合ったりすることは決して悪いことではありません。
ママ友のコミュニティがフラットな関係性を維持できるものであれば、これほど頼りになる身近な存在はないはずです。
まとめ
両親が遠方でなかなか育児の協力を得られない。考え方が古く、子育ての悩みを共有できないなどの悩みも今のママたちは抱えています。
同世代のママ友と信頼ある関係を築けるのであれば、一緒に子どもの成長を見守る強い味方を得ることになります。
ママ友との付き合いは面倒、とシャットアウトしている人は別ですが、バランスの取れた付き合いができる友人の存在は、悪いものではないですよ。