子どもが小さいうちはあまり気になりませんが、大きくなるにつれて教育費が家計を圧迫してきます。
私立の学校を選択すれば、子どもの教育費にかかるお金はさらに増えます。
例えば幼稚園から高校まですべて私立の学校に通うとすると、学習費の総額が1770万円になります。(文部科学省の「子どもの学習費調査」より)
つまり、平均すると年間100万円以上の出費が15年間続くということです。
さらに、大学に進学となると、もっとお金がかかってきます。「お金がないから…」という理由で子どもの進学や夢を諦めさせるのは、極力さけたいものですよね。
そのためにも、子どもが産まれたら教育資金の貯蓄を始めましょう。
なかなか貯金ができないという人でも、子供の教育資金を貯めるために簡単にできる節約術をご紹介します。
目次
家計の見直しを!家計簿をつけよう
まずは節約の基本、家計簿をつけてみましょう。おおまかな家計簿で問題ありません。
どこにいくら使っているのかを把握し、削れそうな出費を見直してみましょう。
また、家計簿をつけてみると、ちょっとの出費が重なって、大きな出費になっていることがよくわかります。
毎月の支出額を目の当たりにすると、自然と節約意識がでてきます。
先取り貯金で使う前に貯める!
お給料が入ったら、まずは先に貯金額を確保しましょう。
お給料が入るメイン口座とは別に、積み立て用の口座をつくり、自動で引き落とします。
また、勤め先の会社が財形貯蓄制度を導入していれば、そちらを利用してもよいでしょう。
例えば、毎月4万円貯金すると、48万円が自然と貯まり、ボーナスをあわせたら1年で100万円の貯蓄も夢ではありません!
外食費に要注意!
外食が習慣化しているとなかなか抜け出せませんよね。
我が家も共働きで平日の疲れから、土日のお昼は外食が当たり前でした。
しかし、家計簿をつけて家計を見直してみると恐ろしい結果が…。
まだ子どもが小さいので、子どもの分は取り分けることがほとんどでしたが、1回の外食に大人二人で3,000円~4,000円、それが月8回となると毎月3万円の出費です。
年間ですと36万円にもなります。
更に、夫婦二人分の平日のお昼代も月に3万円ほどかかり、全部合わせて年間で72万円の出費に!
小さな出費の積み重ねが大きな出費になっているのがよくわかります。
一番削りやすいのは、やはり食費ですね。そこで、食費の節約術を具体的にご紹介します。
食材はまとめ買いが基本
1週間の食材はできるだけまとめて買うとムダ買いが減ります。
スーパーへ行くと、ついつい安いからと予定外の物まで買って、食材を余らせてしまいます。
我が家では、週末の買い出し1回と平日の宅配1回でのりきると決めています。
スーパーでお買い得な野菜や生鮮食品を買って、3日分くらいの献立を決めます。残りの献立は余った食材でなんとかできるものです。
平日のランチはなるべくお弁当を持参
前日の夜の残りで、お弁当に入れられそうなものは取り分けておきます。
また、お弁当に入れられるミニトマトや、ブロッコリー、卵、常備菜、お弁当用の冷凍食品などをストックしておくと、あとちょっとの隙間を埋めるのに便利です。
休日のお昼はカフェ空間を演出で外食気分
家を片付けて、お気に入りの食器を揃え、まるでカフェで食べているような空間を演出すると、満足感を得られます。
お気に入りの食器は厳選して、長く使える良いものを少しずつ集めるといいです。
メニューも普段家で食べないようなパスタ、デミグラスソースのオムライスなど少し特別感をプラスします。
カフェ風メニューが載っているレシピ本やレシピブログも参考になります。
また、子どもと一緒に作れるピザや餃子などもおすすめです。食育にもなるので、一石二鳥です。
お天気のいい日はピクニック!
春や秋には、外でピクニックも気持ちがいいです。
たいしたお弁当を作らなくても、外で食べるとおいしく感じます。サンドイッチとフルーツだけ持って、足りない分はパン屋さんで買い足して…など気軽に考えて楽しんでみてください。
たまにはご褒美外食も
毎日頑張っていても疲れてしまうので、たまには息抜きも必要です。
「なんとなくの外食」から「ここで食べたい」厳選した外食をしましょう。
月の食費の予算内で、お気に入りのカフェやレストランでの食事を楽しんで、リフレッシュしましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は見直しやすい食費の節約を中心にご紹介しました。
他にも保険料やレジャー費など、見直すともっと抑えられる出費がありそうです。
かわいい我が子の将来のために、今から楽しみながら節約することを習慣にしておきましょう!