小学校から合格を頂いた後は、まずは暫く親子で是非ゆっくりした時間を過ごしてください。
それだけ頑張ってきたのですから。
しかし、少しすると早い学校では12月から入学準備説明会が始まってきます。
ここでは、我が子の二度の小学校受験経験から、合格から入学までに何をすべきかをお伝えしていきます。
目次
合格後に親がすべきこと
- お教室の先生方や幼稚園保育園の先生方に御礼と共にご報告をしましょう
- 生活習慣が乱れないように意識しておきましょう
- 入学準備として学習習慣は継続しておきましょう
- 通学路をお子さんと歩きながら公共交通マナーについて話しておきましょう
- 入学準備、必要な物の手作り
次にそれぞれ詳しくみていきましょう。
お世話になった先生方へお礼を忘れずに!
合格後、きっと嬉しい結果になった場合は、すぐにでもご報告をしている親御さんが多いはずです。
また、全ての合否が出揃い、進学する学校が決まったら改めて直接お教室に足を運ぶのもいいかと思います。
これは絶対にしなければならないわけではありませんが、何年間もお世話になった先生ならばつもる話もあるでしょう。
お伺いするときはお電話でアポイントを取っておきましょう。
我が子が受験を終えていても国立を受ける子は終わっていないことや、11月から新しい学年がスタートしている場合もあるので連絡を入れてから伺うようにするといいですね。
生活習慣が乱れないように気をつけましょう
4月からスムーズに朝を迎えられるように生活リズムを整えておきましょう。
遠い学校に通う場合、朝早く起きて、朝ごはんを食べ、準備をして冬は暗いうちから家を出て一人で歩いていかなければなりません。
勿論、最初はお子さんは辛いと思います。
しかしその辛さを軽減させてあげられるのは親御さんです。
夜型になっているお子さんを急に朝5時に起こせますか?
きっと寝不足になり学校で居眠りをしてしまう、はたまた通学途中のバスや電車の中で寝過ごしてしまうなんてこともあります。
いきなり朝型の生活にするのというよりも、毎日10分ずつ早く寝かせてみる他に、自分の目覚まし時計を準備してこの時間には起きよう!と親子で決めて、春休みから実践してみるのもおすすめです。
そして大事になってくるのは、就寝時間までに全てを終えて眠れる環境を整えてあげることです。
寝かしたい時間から逆算をして何時にお風呂に入ってご飯にすればよいのか是非無理の無いよう考えてみてあげてください。
学習習慣は継続させましょう
試験前まではしっかりと朝夜勉強されてきたご家庭がほとんどではないでしょうか。
試験が終わりゆっくりした後は、是非朝の学習習慣だけは無くさないようにしてください。
入学準備の為のドリルを一日一ページずつやってみるとか、夜は学習ではなくてもお絵描きや塗り絵、迷路だけでも良いのでやってみる事を継続しておくことをおススメします。
通学時間に合わせて通学路を歩いてみましょう
お休みの日や、平日の幼稚園や保育園がない時に実際登校する時間に頑張って起きてみましょう。
通学路を一度二度お子さんと歩いてみるのもいいですね。
入学後、暫くは親御さんと一緒に通学してきてください。という学校もありますが、入学式後から一人で通学させてください。という学校もあります。
負担にならない程度に電車やバスの乗り方等も合わせて話し合いながら行ってみましょう。
入学準備をしておきましょう
12月頃から入学準備説明会がある学校もあります。
その際に、4月までに準備しておいてほしいものの説明がされます。
体操着袋や上履き袋等、、、手作りの物を求められる学校もあるので冬休みや春休みの間に準備しておかなければなりません。
また制服もこの位の時期にオーダーしますので色々と準備がすぐに始まります。
合格後に子どもがしておくべきこと
- 幼稚園保育園生活を思う存分楽しもう
- 公共交通マナーを身に着ける為にお出掛けをしておこう
- お外で沢山遊んで体力をつけましょう
- 朝早く起きる練習をしておきましょう
- 好き嫌いをなくせるよう苦手なものを頑張って一口でも食べてみよう
- お絵描きやひらがな等のドリルを毎日やるようにしましょう
それでは詳しく見ていきましょう。
卒園までの間は幼稚園保育園生活を楽しもう
やはり受験期は5歳児といえども知らず知らずのうちにストレスを抱えています。
幼稚園の先生や周りの親御さんから、受験が終わってから我が子の顔が晴れやかになったと言われたこともあります。
受験後は、この可愛らしいこの時期をめいっぱい楽しんでもらいたいですね。
電車やバスに乗って公共マナーについて知っておこう
お休みの日には電車やバスに乗って動物園や大きな公園などお出掛けしましょう。
沢山の経験を試験関係なく楽しんできてください。
ここでは、行き帰りに公共交通機関でのマナーを親子で話してみましょう。
マナーだけでなく危ない点や気をつけるべき事、注意事項なども繰り返しお子さんが忘れないよう言い聞かせてください。
これらの行動が子どもの命を心を守る事もあるので是非これはやって欲しい事の一つです。
入学後、知らない人からの声掛けなどが起こってしまうこともあります。先ずは子供がこういう時はどうすれば良いかを教えてあげておくことでお子さんの命と心を守ります。
またこれは女の子だけでなく男の子も同じです。男の子も被害に遭ってしまうこともあるので、男女問わず話をしておきましょう。
体力をつける為に沢山遊びましょう
翌年の4月からは一人で重たいランドセルを背負い、サブバックや色々な物を持って通学します。
そして慣れない電車やバス、徒歩、、、それはもう最初は体力が必要になってきます。
我が子もよく帰りの電車の中で寝過ごしていました。
合格を頂く頃には秋から冬になる頃です。
段々と外遊びも億劫になりがちですが、通学にも体力が必要になるので、是非、外遊びをたくさんしておきましょう。
冬休みにも入り園庭等でも遊ばなくなってきてしまうかもしれませんが、是非親子で鬼ごっこや縄跳び、山登り、冬ならではの雪遊びやスキーなど沢山遊んで体力をつけらるようにしてあげてください。
せっかく受験の為に頑張ってきた体操も授業が無くなり忘れてしまうのはもったいないですね。
朝早く起きる練習をしていきましょう
お子さんには目覚ましをセットし、起きる事を目標にしてみましょう。
そして幼稚園や保育園に行く支度でも今まで親にやってもらっていたことも自分で頑張ってみるように受験後は少しづつ出来ることを増やしていけるようになるといいですね。
食べ物の好き嫌いを克服しましょう
入学準備にむけて、食べ物の好き嫌いをなくせるよう嫌いな物も一口は食べてみましょう。
お弁当の場合は嫌いな物を入れないという事も出来ますが、給食の学校はそうはいきません。
今から好き嫌いをなくせると給食で嫌いな物が出てきても、残さず食べれると学校生活の楽しみも増えてくるはずです。
お絵描きやひらがな等のドリルを一日一ページはやっておきましょう
今まで試験の為に頑張ってペーパーをやってきていますから、ドリルをこなす力はついていると思います。
しかし、ここでお子さんが嫌がる程やってしまうと入学後の学習が嫌な物になってしまいますのでやらせすぎずにもっとやりたい!というくらいにしておくのがおすすめです。
ご家庭によっては公文を再開したり、始めたりと習い事を少しずつ吟味する方もいらっしゃいます。
入学される学校がどの様な学校なのかを考えて決めるのもよいかもしれません。
進学校で一年生から通塾をされる場合は、大手中学受験塾の入学準備講座に通われるお子さんもいらっしゃいます。
伝統校で授業の先取りをあまりしないでください、という学校なら芸術系や運動系の習い事などご家庭と学校により様々です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?少し先の事もイメージが湧きましたでしょうか?
しかしなんといっても今しかないこの入学前の時期を、思いっきり親子で楽しんでいただきたいのが一番の本音です。
ゆっくりリラックスして休んでから、またお子さんが沢山の思い出が作れる小学校生活を迎える準備をしてください。