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小学校受験が終わりホッと一息をつきながら、我が子のランドセル姿を想像しながら入学を楽しみにされている方も多いと思います。
4月から晴れてご入学、楽しい小学校生活が待っていますね。
そんな小学校生活で慌てない為に、今回は入学後に聞いてはいたけどやっぱり大変!えぇこんな事まで?という事柄を7つ紹介していきます。
どの学校にも当てはまる事ではないのですが、我が子二人の小学校生活から、国立小学校、私立小学校ではこんなことがあるのね、と参考程度に見て頂ければと思います。
目次
国立小学校は勉強量が少ない!?
国立小学校は、低学年のうちは想像以上に勉強量は少ないと思います。
宿題やテストが少ないのは勿論、授業時間も行事などが予定され、公立小・私立小に比べて少ないように感じました。
国立小は教育研究機関という役割を担っていますので、先生方は次世代の教科書を作る為の授業運営を行います。
「どう授業を展開していったらどんな力が形成されるか」というものを研究されています。
なので、同じ学校内の同じ教科の先生でも授業でやっている事は全く違います。
よく国立小は各クラスが一つの小学校と言われる位に使う教科書や教材が違いますし、時間割も違います。
しかし総じて宿題も少なく、毎日宿題として出される漢字や音読などがあまりありませんでした。
ただ5年生後半からは内部進学に向けてのテストや内申点がありますので勉強内容が難しくなり一気にしわ寄せがきます。
学校でやっていなくても低学年の時からお家や塾でお勉強されている方が殆どでした。
また、勉強と両立しながら高学年になっても習い事を続けられる方も多かったです。
国立小学校は役員が大変!?
これは国立小でも学校によるかもしれませんが、役員になると一年を通して親の出番は多いです。
月一での活動は勿論、行事があるともっと回数は増えます。
国立小では、保護者が行事や学級運営に関して積極的にお手伝いに入ります。
例えば遠足の引率や行事毎のカメラマン、学級費の管理、保護者への連絡等、係に分かれて、先生と密に連絡を取り合いながら行っていきます。
学校の事を良く知る事ができますし、子ども達の授業風景を見る事が出来る、保護者同士も親しくなれるなど良い点も沢山ありますので、是非楽しんで参加して頂きたいです。
保護者主催で行事を行う時は準備の為に学校に通う機会は多いです。
出来る時に出来る人がやろうという精神でカバーし合いながら進めていくと、一年後には親同士の絆も強くなります。
私立小は親が出番の行事が多い!?
私立小は役員をやっていなくても、保護者会や授業参観、保護者の勉強会、ボランティア活動など、何かとお受験スーツを着て出向く機会が多いです。
勿論これらの行事は強制参加ではなく自由参加です。
働くお母様方が増え、勉強会などは出席者の数が減っている会もありましたので無理なさらず参加出来る時に参加するというスタイルでも良いかもしません。
ただ、学校側が用意してくださっているプログラムはとても勉強になりますし、せっかくの機会なのでお時間の都合が合えば是非参加してみてください。
学校指定の物があると準備や維持が大変!?
制服の数は国立小よりも私立小の方が学校指定で用意するものが多いです。
例えば、国立小は学校に行ったら体育着で過ごしますが、私立小は校内着やエプロンの様な物を着て過ごします。
また靴下も国立小は白短ソックスというだけでメーカーは自由ですが、私立小は色などにも指定があるなど、細かい所をあげればやはり私立小の方が指定のものを揃えることが多いです。
それを準備するだけでなく綺麗な状態をキープし、制服は身体の大きさに合わせて買い替えをしなければなりません。
小学生の時期は体も大きく成長するので、制服の買い替えは必須です。
校則が厳しい小学校は袖からブラウスが見えていたらいけない等の規則があるので、ちょっと大きめを買ったら袖を詰めるなどしないといけないということもあります。
問題を起こすと反省文を提出!?
筆者自身、公立小出身で反省文を提出するということはありませんでしたが、我が子が入学した私立小で初めて反省文を書きました。
書き方はネットで調べてしまいましたが、これがまたとても大変です。
担任の先生だけでなく校長先生や副校長先生と最低3通は書きます。
ご家庭によりますが便箋は○○堂の物で、、、など文具までしっかりと揃えられている方もいらっしゃいましたが、我が家は100均の便箋で書かせていただきました。
学校独自のテストやドリルが難しい!?
私立小は国公立小に比べて学校独自の教育プログラムやカリキュラム、テキスト、テストがあります。
単に進度が早いというだけでなく、他ではやらないようなより深く追求していく授業内容もあるので、一般的に公立小や国立小よりも難しい傾向にあります。
そしてテストも国立小に比べて単元テストなどが多く実施されます。
これは日々の学習の定着率を測るのにとても保護者としてはありがたいです。
この難しさゆえに難関私立小向けに中学内部進学の定期テスト対策などをしてくれる専門塾がある事も有名です。
入学後に学校が遠いと通うのが大変を実感!?
入学前に分かってはいましたが、小学校が自宅から遠いと本当に大変です。
単に時間的な事では早起きをしなければならない、帰りが遅くなるので放課後の習い事はよく考えなければなりません。
子どもは体力面では意外とすぐ慣れるのですが、それでも最初は帰りの電車で寝過ごしてしまうことや、家で昼寝をしてしまう日もありました。
突発的な忘れ物や天候不良による早退、体調不良によるお迎えなどもありますので、やはりある程度近い方が便利です。
保護者の方も学校に出向く機会が多いと、分かってはいたもののやはり遠いのは大変だと実感することと思います。
筆者も改めて遠いのは大変だと感じましたが、それと同時によく頑張っているなぁと我が子ながら関心します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
我が家が小学校入学後に改めて大変と思った事柄をあげさせていただきました。
少しでも小学校生活をイメージして頂けましたでしょうか?
ここであげたのは全ての学校に当てはまる事ではございません。もしかしたら反対の事が起きるかも、それ以上に大変な事に遭遇するかもしれません。
しかし、合格をいただいたという事はその小学校でやっていけると学校側が判断してくださった証ですので、どうぞ自信を持って親子で小学校生活を楽しんでください。
小学校生活の6年間、その時その時は一所懸命で長く感じる時もあるのですが、振り返ってみると長いようであっという間です。
中学や高校になるとより親との関わりや保護者が学校に行く機会も減ってしまいます。
皆様には親子共に笑顔が溢れる6年間をお過ごしいただけますよう心からお祈り申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました。