小学校受験準備中の健康管理!元気に試験日を迎えるために心がけておくべき5つのこと

幼児教室に通う女の子

小学校受験の準備を始めた時、また試験が近づいてきた時、お子様やご両親様の心や身体は健康ですか?

毎日元気いっぱいにお子様は登園されていますか?

勿論毎日そんな元気ではいられない、というお声もあるかもしれませんが、心身共に健康で元気に過ごせる日が多い方が良いですよね。

何より、試験本番の試験官はペーパーの点数だけで判断しておりません。

試験官の先生方は受験生をしっかりと見て、目の輝きや朝早くからでも元気な挨拶が出来ている子はそれだけで好印象です。

だからこそ、お子様の目の輝きを育む為には、ご両親様の心身の健康が何よりも必要なのです。

今回は我が子二人の小学校受験経験から、健康で元気に試験日を迎える為に、我が家で心掛けていたことをご紹介していきます。

ひと昔前までは当たり前に出来ていたことが当たり前でなくなった現代で、ここだけは心掛けていただきたいことなどもお伝えしています。

また、後述もしておりますが無理してしまうと長く続きませんので無理せず少しずつ出来る所から心掛けてみてください。

小学校受験準備期間から試験日までに心掛けていた5つのこと

1.早寝早起きを心掛ける

各ご家庭の生活リズムにもよるので難しい場合もあるかもしれません。

厚生労働省の発表によりますと、21時から22時に寝る3〜6歳児が多くなっているそうです。

これは欧米諸国やアジアの中でもダントツの一位だそうで共働き家庭が増え、なかなか20〜21時前に寝るようにスケジューリングがしづらくなっているのかもしれません。

そのような時は無理せず、試験日前の1~2週間だけでも早起きをして朝型にシフトしていけるように心がけてみてください。

というのも小学校受験の試験時間は朝早いところが多いため、前夜はいつもと同じような就寝時間になってしまうと、試験日だけ早起きをするというのはお子様にとってとても大変な事です。

寝不足ではいつもの力を発揮出来ないかもしれません。

早寝早起きのコツとしては、まずは早起きをして少しずつ朝方にしていくと良いそうですよ。

2.睡眠時間を確保する

3~6歳はお昼寝も減り、レム睡眠ノンレム睡眠などの眠りのサイクルも成人と同様になってくるそうです。一日の就寝時間は10~11時間は確保したいところです。

本番が近くなると夜遅くまで熱が入り勉強をしてしまうご家庭もあるかもしれません。

是非、10時間は確保できるようにタイムマネージメントをしてあげましょう。

もしどうしても睡眠時間が足らない場合は15分~30分程度のお昼寝を夕方前までにさせてあげられるといいですね。

大人もそうだと思いますが、お昼寝が出来なくても目を閉じて横になるだけでも違います。

親御さんも年長の夏休み頃は特に面接練習や願書作成、お子様の準備等が重なってきますので一緒にお昼寝が出来るようなら体を休めてみてください。スッキリして親子で受験準備も捗るかもしれません。

3.外遊びや身体を動かす時間を確保する

平日は幼稚園や保育園で沢山身体を動かして疲れ切って帰ってくると思いますが、休日インドア派のご家庭も公園や外遊びに連れて行ってあげてください。

ちょっとお出掛けできるスケジュールなら動物園や水族館に行くだけでもおすすめです。

家でお勉強をする時間も大切ですが、小学校受験はペーパーだけではありません。

たくさんの経験をし、楽しい思い出を作れるよう計画を立ててあげてください。

雨の日には室内で出来る身体を動かした遊びや体操や、体操教室ごっこでも良いですし、室内運動会、100均で売っている風船やおもちゃを使い色々なゲームを考えるのも受験対策の一つになります。

他にも、過去に数校で課題として出されていた紙コップをいっぱい積み上げる、紙コップ積み競争をゲームにしても面白いですよ。

たくさん身体を動かせば自然と夜は眠たくなりますので、睡眠時間の確保や生活習慣が整います。

加えて運動科目の練習や、思い出作りは面接対策にも繋がってきます。

思い出をお絵描きして残したら絵画の対策にもなりますので、休日は毎週ではなくても是非有意義に過ごしてください。

平日の疲れもあると思うので一日は家や近所でのんびりする日、もう一日はちょっと足を延ばしてお出かけする日とするのもオススメです。

小学校高学年にもなるとお友達と一緒にいる方が楽しくなり、親とはなかなか出掛けてくれなくなります。成長を感じますが少し寂しくもありますので、思い出づくりとしてもあっという間にすぎていくこの時期を大切に過ごしてください。

4.栄養・免疫力向上の為の食事

普段から心がけていらっしゃるご家庭が多いとは思うのですが、筆者は料理が苦手だったので「免疫力を上げる」という観点はなく、作れる料理を作っていました。

しかし「食」で子どもの体は作られます。

我が家は試験近くになって慌てて生姜やにんにくを使った料理を作るようになりました。

長子の時はヨーグルトが良いとのことで、購入していましたが、結構痛い出費になってしまい、ヨーグルトメーカーを購入し、大量に作り毎朝食べるようにしておりましたが、こういったことも本当に無理をしない範囲で良いと思います。

親御さんはやらなければいけないことや優先すべきことが沢山あると思います。

小学校受験は持久戦です。

完璧を求めると自分も辛くなってしまいますので、食事は今より少し心掛ける程度で良しとしてみてください。

5.手洗いうがい、消毒、マスクの徹底

コロナ禍受験の時は勿論ですが、コロナ禍前後の試験本番の10月~11月、国立小の12月はインフルエンザや様々な感染症が流行る時期です。

その時だけ頑張って手洗い等を徹底しようとしてもなかなか出来ないものです。

通年通して感染症が流行る現在、少しでも早くこの習慣を身に付けられるようにしておきましょう。

今一度、帰宅後は自分で手洗いうがいできる動線になっているか、流しの高さや蛇口との距離などがお子様の背の高さに合っているかご確認ください。

小学校受験をする家庭

小学校受験!試験日直前だからこそ気をつけておくべきこと

小学校受験の勉強をする親子

感染症が流行っていたら幼稚園や保育園をお休みさせることも考えておきましょう

各ご家庭の判断によるのですが、お通いの園で感染症が流行っている場合、学級閉鎖などになることもあるかと思います。

ならない場合でも、思い切って「お休みをする」という選択をされるご家庭もあります。

あまりにお休みが多くなってしまうと、受験校によっては欠席日数等を提出しなければならない場合や、学校側から聞かれることもありますが、きちんとした理由や家でどう過ごしていたか等をお話出来れば問題ないケースもあります。

次子の時はちょうどコロナ禍で休園となり行けない期間があったり、幼稚園が始まってからも自主休園が認められお休みしても欠席扱いにならない等の措置がありました。

長子の時はコロナ前でしたから、その様な措置はありませんでした。インフルエンザなどが流行り学級閉鎖になることもありましたが、それ以外では休むという事はしないで試験日を迎えました。

心配はありましたが、我が子はお友達と過ごせる幼稚園が大好きだったので、元気なのに幼稚園を休むとストレスが溜まりそうでなるべく行くようにしておりました。

結果無事試験の日は健康状態は良好で受けることができました。試験前のお休みについては悩まれるご家庭も多いかと思いますが、是非その時はご家族で話し合う事をおすすめします。

試験前日は早めに寝る

さぁ明日が本番!となると親御さんとしてはあれもこれも確認しておかなくては、もう一度だけあの問題を!と色々やりたくなってしまうはずです。

しかし、もうここまで頑張ってきたお子様をたくさん褒めて、自信を付けさせてあげて、早めに寝る態勢に入りましょう。

お気に入りの絵本を読んであげて明日は小学校に行けるね!など楽しいイメージを持たせてあげてください。

前日に限らず、試験本番2~3週間前からは出来てない事があると焦ってくるとは思いますが、お子様が花丸を取れる問題の比重を多めにして自信をつけさせてあげることを意識してください。

こんなに出来るようになったね!と褒めちぎってあげてください。

そうすることで自信をもって試験に挑むことができますし、前述した睡眠時間の確保にも繋がってきます。

小学校受験準備の全期間にも言えますが、特にこの時期は褒めることを忘れがちになってしまうので、出来るようになったことをお子様にたくさん伝えてあげてください。

万が一に備えてかかりつけ医や駆け込める病院を探しておく

小学校受験のご経験があるお医者様だと受験に関して様々な事情を分かってくれることが多いです。

願書提出時などに健康診断をしてもらい書いてもらわないといけない書類等もありますので事前に探しておくことをおすすめします。

万が一に備えて、試験日直前に何かあった時もすぐ駆け込めて必要な処置をしてくださるかかりつけのお医者様がいてくださると安心です。

模試を受ける子ども

まとめ

いかがでしたでしょうか?

早寝早起きの生活習慣、睡眠時間の確保、栄養のある食事、身体を動かす、手洗いうがい・・・。

当たり前のことばかりで、もう既に出来ているという方も多いと思いますがこれらは小学校受験の為だけではなく、今後お子様が健康で元気に生きていく上で大切なことでもあります。

是非、今一度見直してみてください。受験を控えている皆様にとって少しでもお役に立てる事があれば幸いです。