小学校のテストでは何点取れていれば大丈夫?理解ができているか目安となる点数と100点を目指すべきテストとは

教科書を手にする小学生

大人から見ると「小学校のテストは簡単」というイメージがありませんか?

「うちの子がテストを持って帰ってきたのだけど、100点じゃなかった。理解できていないのではないか。」

「クラスの中でも低い点数なのかしら。」

と不安に感じてしまっている親御さんも少なくありません。

小学校教諭の経験から、本記事では、小学校のテストは100点が当たり前なのか、小学校のテストでは何点くらいとれていれば良いか、についてお伝えしていきます。

小学校のテストは100点を取るのが当たり前?!

結論から言うと、100点が当たり前ではありません!

もちろん、100点が取れるに越したことはないですが、学年や内容によってもテストの点数の取りやすさが変わってきますし、実際に100点を取る子ばかりではないのです。

勉強の理解ができているかどうかの目安は80点以上!

小学校のテストの点数で、理解ができているか目安となるのは80点以上かと思います。

平均点も80点から85点に設定されているテストが多いようです。

その平均には100点をとる子も50点以下をとる子も含まれており、あくまでも目安になります。

また、60点以下が続くようなら、学習の支援が必要と考えてサポートをしてあげた方が良いかもしれません。

内容によって、苦手なものや、うっかりミスが重なって点がとれなかったということもありますので、一概には言えませんが、80点を一つの基準と考えておけばよいでしょう。

満点の取りやすさが学年毎に変わってくる理由

学校生活を過ごす中で、「1年生のころは100点がほとんどだったのに、学年が上がるにつれてどんどん取れなくなってきた」というお子さんも多いと思います。

その理由について学年毎にご紹介していきます。

低学年のうちは高得点が取りやすい理由

低学年のうちは100点が比較的とりやすいです。

なぜなら、基礎的な計算問題がほんどだからです。

国語の漢字の量も少なく、算数は足し算、引き算や掛け算など基礎的な内容が多いです。

そのため、テストの難易度にもよりますが、低学年は90点から100点をとれる子がかなり多いです。

ただし、注意が必要なのは、低学年のテストは、高学年に比べると問題数が少なく、1問の配点が高いことが多いです。

1問10点、20点なんてこともよくあります。そのため、1問間違えただけで、80点になってしまうことも。

また、低学年のうちは、そもそもテストに慣れておらず、答え方を間違えて減点になることもあります。

実際のところテストの点数だけでは、理解度がはかれないところもります。点数にこだわりすぎず、何を間違えたのか分析し、お子様と一緒に復習してあげることが大切です。

特に低学年の間は、勉強を「がんばりたい!」という気持ちがすごく強い時期です。

そのやる気を失わないように、できているところは「すごいね!」と褒めて、間違えたところは「分かるようになるまで一緒に勉強しよう!」と励ましてあげてくださいね。

掛け算を勉強している小学生

3年生以降になると100点が取りにくくなる理由

3年生以上になると、理科や社会などの学習する教科も増え、内容も難しくなるので、1、2年生のころと比べると100点がとりにくくなってきます。

クラスの中で100点をとれる子は少数派になってきます。

さらに、60点以下がずっと続く場合は、その学年より前の段階でつまずいている可能性を考えなければなりません。

例えば4年生の「面積」の問題を間違えている原因として、2年生の勉強の掛け算が覚えられていない可能性があります。

いくら公式を覚えても掛け算ができていないと、問題は解けないのです。

1、2年生の基礎的な勉強が身についていないと、3年生以降での算数の勉強が積み上がらず、5、6年生になったときには、60点以下を連発・・・なんてことも。

その場合は、基礎的な計算の力が身につくように、サポートしてあげましょう。

100点をとるのが難しくなる高学年でも、点数だけにこだわるのではなく、その子の苦手を理解し、その苦手が補えるようにサポートしてあげることが大切です。

勉強につまずく子供

小学校のテストでは100点を目指すべきテストがある!

これまで、100点をとることにこだわらなくても良いとお伝えしてきましたが、100点がとれた方が良いものがあります。

それは、事前に出題されるものが分かっているテストです。

例えば、漢字テスト。

漢字テストは、宿題に出されるものがそのまま出題されたり、何度か練習してから本番のテストをしたりすることがあります。

さらに、「来週の月曜日に漢字ドリルの◯番がそのままテストに出ますよ。」と先生から予告されることもあります。

その場合は、きちんとテスト勉強をして臨む子も多く、高学年でも100点をとる子が多いです。

そこで、努力して100点がとれれば、お子さんの自信にもつながります。

テスト勉強の大切さも身をもって感じることができます。

もし事前に分かっている場合には、100点を目指して一緒に勉強したり、声をかけたりすると効果的だと思います。

テストを受ける小学生

まとめ

本記事では、小学校のテストは100点が当たり前なのか、何点とれれば良いのかについて解説しました。

小学校のテストは100点をとることは当たり前のことではありません。

100点を目指してがんばることはとても良いことですが、100点じゃないからといって落ち込む必要もありません。

それよりも、どの問題を間違えたのかを分析し、お子さんと一緒に復習をして、苦手分野を補ってあげることが大切です。

また、点数にこだわりすぎず、できているところを褒めて、勉強に対するやる気を引き出してあげましょう。

親御さんに褒めてもらえた経験が、次から勉強に前向きに取り組む力になるからです。