毎年、入学シーズンになると色々な情報番組でも取り上げられるPTA問題。
「仕事をしているから」「人間関係が面倒だから」そんな理由で断るのであれば、誰もPTA活動はできません。
子どもが学校に通っている以上、親はその活動を断る理由はないはずなのです。
PTA活動に積極的に参加してきた筆者が、PTAに参加した人にしかわからないメリットをご紹介します。
目次
PTAに参加する4つの大きなメリット
PTAに積極的に参加すると大きなメリットがあります。
では、どんなメリットがあるのか順にご紹介します。
1.子どもたちの様子がよくわかる
PTA活動に参加すると、他の保護者よりも学校に足を運ぶ機会が自然と増えることになります。
そうなることで、子どもたちの学校での様子がよくわかるようになります。
参観日など日中の行事の時にはなかなか話せない状況を先生から伺う機会があったりすることも、PTAならではの時間だと思います。
なぜそういった話を多く聞けるようになるのか。
それは、PTA活動に参加していることで得られる信頼があります。
学校関連の行事に携わることも増えてくるため、色々なことを知っておいてもらおうと先生方も積極的に話をしてくれるようになります。
自分の子どもを含め、周りの環境や上級生との関係など、普段は目に見えない部分を知ることができるチャンスに恵まれるようになります。
2.先生たちの様子がよくわかる
PTA活動に携わることで得られるメリットは子どものことに限らず、先生方のことを良く知ることができることも挙げられると思います。
この先生とこの先生は連携が取れている。もしかしてここはお互いに一線を引いているのかもしれないなど、先生方の人間関係も見えてくると、頼りがいのある先生、ちょっと気をつけた方がいい先生がはっきりしてきます。
学校長など責任のある方と話をする機会もあるため、学校全体のモチベーションを伺い知ることもできるようになります。
これは、あまり学校に足を運ばない保護者ではわからないことです。
まだ子どもと直接接点のない他の学年の先生と接点ができることで、6年間を子どもが安心して過ごすためにはどう活動するべきなのかも見えてきます。
3.地域のことがよくわかる
特に、入学を機に引っ越して来た、または仕事の都合で引っ越してきたなど地元の情報が何もない方は、PTA活動はお勧めです。
PTA会長などの役職は元々地元に長く住んでいる方、上級生に子どもがいて、地元に関して詳しい方が選ばれる傾向が強いため、PTA活動に取り組むことで短い期間で地域のことを知ることができます。
合わせて、地域住民の人間関係に触れる機会もあるため、積極的に接点を持ちたい人とそうではない人も見分けられるようになります。
子ども同士が友達になるのとは違い、毎日顔を合わせるわけではないため、その時の印象がかなり大事になります。
子どものことを考え、学校のことを考え、地域貢献を考えている姿勢が伝われば周りからも受け入れてもらいやすく、一気に距離が縮まります。
4.教育に熱心な保護者と知り合うことができる
PTA活動の最大のメリットは、まさにこれだと思います。
実は意外と自分と同じ教育方針であったり、教育に熱心な保護者に会える機会はそう多くありません。
参観日は授業を観るだけで、その後に設けられている保護者会でも本心を話す方は少ないためみんなどう思っているのかがわかりにくいのが現状です。
PTAに参加する意思があると言うことは、子どもの将来に関して前向きに考え、接する時間を取っている保護者が多いので、他の保護者が考える教育論を話してもらえる機会があります。
宴席が設けられることもありますが、学校での会合などで前向きな話ができると今後の子育てに活かすことができますね。
先輩保護者の話が聞ける時間はそう多くはないので、PTAの繋がりを利用して自分の思う子育てにプラスアルファで何かできないかを考えるきっかけも生まれます。
PTA活動を子どものために過ごしてみませんか?
PTA活動は主に子ども達の学校生活を支えるために行われます。
時間を作り、積極的に参加することで子どもたちからも一目置かれるようになります。
うちのお父さん、お母さんは自分、または友達のために一生懸命だと気づけば、安心して学校に通うこともできるようになります。
子どもの学校生活に不安を感じる場合も、PTAに参加してクラスに限らず学校全体の様子を見るといいですね。
子どもが子どもでいられる期間は限られ、小学校は6年間しかありません。
今期入学を迎えた保護者の方は長く感じるかもしれませんが、6年間はあっという間に終わってしまいます。
PTA活動に積極的に参加しよう!
子どもが小学生の間にやり残すことがないようサポートしながら、1番子どもらしく過ごせる時間を身近に見られるPTA活動。
親にとって子育ての充実感を増す活動のひとつと言えます。
仕事の合間を縫って参加することで、自分自身が積極的に子育てに関わったと自負も生まれるのではないでしょうか。
活動していない保護者よりも、子どもとの接点も多いため話題もその分増えることになります。
学校の話を聞きたくても聞けない保護者がいる中で、PTA活動をしている、または経験している場合は子どもの話を聞き出すのも難しくは感じないようです。
PTAとして学校に関わることで、子どもからの信頼と保護者としての充実感をぜひ味わってみませんか。
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