日本の伝統的な遊びであるORIGAMI。一枚の正方形から色々な形が生まれます。色とりどりのカラーも魅力。手先を使える安全で安価なおもちゃでもあります。
こんな折り紙を家庭教育に取り入れないのは勿体ない!
是非ご家庭での遊びに取り入れ、お子さんの知能を伸ばしてあげましょう。折り紙の遊び方について紹介します。
目次
折り紙は2歳から楽しめる!
2歳頃からは、もう折り紙を始められます。
ティッシュを箱からどんどん引き出すのが楽しくなり、新聞紙をビリビリ破きだしたら、折り紙の与え時です。
まずはカラフルな折り紙で母親が見本見せて
まずはカラフルな色を見せてあげましょう。
お母さんが子供の目の前で折って見せます。「こうして遊ぶんだよ」といった感じです。
そして「はい」と子供に渡して、やらせてみます。
最初はお母さんの真似をして折るだけですが、そのうち「わんわん(犬)」や「ぶーぶー(車)」に見立てた2つ折り作品を沢山作れるようになります。
折り紙は子供に選ばせよう
折り紙の色も自分で選ばせてあげて下さい。気分によって子供は色々な色を選びます。
そして、子供が満足げに「できた!」と言って渡してくれたら、その度に「すごいね~!これ何!?」と聞いてあげましょう。
子供は得意気に説明し、褒められる事で折り紙が大好きになっていきます。
すぐ手に取れるところ折り紙を置いてあげる
折り紙は子供の気が向いた時にすぐ取り出せる様、壁に吊るしたウォールポケット等に入れておいてあげます。
大体、鮮やかな色から無くなり地味な色だけ残りますが、定期的に色を補充してあげます。
色も含めての創造性ですから、100均を利用したりして、マメに補充してあげましょう。
そのうち、2つ折りが3つ折りに、4つ折りにと進化していきます。どんどん手先が器用になっていくのですね。
折り紙の本を段階的に
折り紙は母子で一緒に取り組むのが一番です。
最初は「親子で折り紙」などのタイトルになっているチューリップ等の簡単な作品が載っている本を買ってきて、全作品を一緒に折ってみましょう。
次に、動物や生き物を折る少し難しい本を買ってきて、親子で一緒に取り組みます。
「今日はどれを折る?」と子供に聞いて選ばせ、それぞれ1枚ずつ折り紙を使い折ります。
折り紙は結構アタマを使う
我が家は食卓でご飯の支度をしながら折っていました。折り方にも、山折り、谷折り、その他かぶせ折りといった難しい折り方もあり、折り図を見ながら折るのですが結構アタマを使います。
紙の端っこはきちんと合わせないと上手くいきませんし、完成するまでに集中力と忍耐力を要します。
子供とペースを合わせて折っていき、子供が「ここ分からない」と言ったら教えてあげます。
実際に手を使いながら、平面である紙を立体に変えていく。この作業は平面認識能力をぐんぐん育て、数学脳も育ててくれます。
折り紙プラス1!の遊び方
折り紙の本選びについても、その子がその時、興味を持っているテーマが良いですね。
家具や動物、お花、昆虫、伝説の生き物といった色々な本が出ています。子供のレベルに合わせて、本の内容もレベルアップしていきましょう。
折り紙を部屋に飾ってみる
良く折れた作品は日付とタイトルを添え、額に入れて部屋に飾ります。我が家では、ダイニングに飾っていました。
いつも皆の目に入るので「良く折れているね~」と家族やお友達から声を掛けられていました。
また、動物を沢山折った時には、空き箱を動物園に見立てて池や茂みも作り、作品を並べ、ミニチュアサファリパークを作ります。
魚を沢山折った時には、作品を箱の上部から糸でつるし、箱の背面を濃い青色で塗ってゆらゆら揺れる水族館を作ります。キラキラした紙やアルミホイルも使うと楽しいですよ。
そしてリビングの本棚の上などに飾っておきます。
折った後の折り紙も再利用
2つ折りや3つ折り時期など、まだまだ折り紙が使えてもったいない!
という時には、頃合いを見計らって作品を分解し、今度はその紙を破いて遊びましょう。
子供は紙を破るのが大好きですから、ただ破かせてもいいですし、その破いた紙の欠片を取っておき、紙吹雪にして遊んだり、糊を使って貼り絵をしたりして遊びます。
膨らませた風船に張り付ければ、張りぼて工作もできます。
折り紙は移動式おもちゃとしても最強です
折り紙の良い所というのは、何よりも軽い、かさばらない所ですよね。静かに過ごさなくてはいけない新幹線の中、病院の待合室など、カバンからさっと取り出し遊ぶことができます。
でも、いざこういった場面ですぐ子供が気を向けてくれるには、やはり普段の家庭遊びが大切です。
集中できる子は落ち着きがある子です。ぜひ、ご家庭に折り紙を取り入れ、一緒に色々な作品を作ってみて下さいね。
そのうち、お母さんの方が子供に折り方を聞く、なんて事にもなりますよ♪子供の成長が嬉しい瞬間ですね。
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