男の子にもピアノを!ピアノ教室に通う息子の経験から伝えたい6のこと

男の子にもピアノをピアノはいつの時代も人気の習い事ですよね。

多くの脳科学者がピアノを弾くことは脳によい影響を与える、なんていう話も聞いたことがあるのではないでしょうか。

そんなピアノですが、男の子が習ってもメリットがたくさんあるんですよ。

まず、ちょっと目立てます。小学校の合唱の場で伴奏を男の子がしていたらちょっとカッコいいと思いませんか?

また、多くの男の子は野球やサッカーチームに入っています。私の息子は運動が苦手。

野球やサッカーで並以下であるよりも、男の子では珍しいピアノを弾けた方が本人にとって自己肯定感を持つことができるのではないでしょうか。

息子に小学3年生からピアノを習わせている経験から、男の子にピアノを習わせてよかったことをご紹介いたします。

ピアノは早くから習わせなくても大丈夫!

絶対音感を身に付けるには3歳までにピアノを始めましょう!などと聞いたことはありませんか?

息子には早くからピアノを習わせるつもりでした。ところが下の子の出産・育児が始まったためそれどころではなくなってしまいます。

年月は過ぎ、息子が6歳になったとき自宅で私が教えよう!と思って子ども用のテキストを買ってピアノに向かわせるのですがまったくうまくいきません。

私も指導のノウハウは持っていませんし、何より親子だということでお互い甘えや厳しさにストップがかけられず、私が教えることはすぐにやめてしまいました。

さらに年月が過ぎ、何の期待もせず「ピアノやってみる?」と聞いてみたところ、「やってもいいよ」と答えたのです。

私が無理やりさせようと思っていたときは拒絶されましたが、3年生になってスタートしたらピアノが楽しくてしかたない様子です。

親御さんに向けて言いたいことは、ピアノは早く始める必要はないということです。

本人がやりたいと言ったらそれが始めるときです。親御さんは無理強いすることなく待ってあげましょう。

体や手が大きくなると弾きやすくなり、上達も早いですよ。

塾ではなくピアノ教室も1つの選択

ピアノを弾くときは、楽譜を目で見ながらそれを鍵盤におとしていきます。

しかも動きは左右別々。また、強弱記号が記されていれば強弱をつけて演奏します。

さらにペダルの記号があれば、足も使います。ペダルを踏んだり離したりするのですが、これも微妙なタイミングをとらえる必要があるのです。

ピアノを弾くと一言で言っても、一瞬でたくさんの判断をしていますね。ピアノは脳にもいいと言われます。

低学年から塾に通わせるのもひとつの勉強法ですが、ピアノを習うことによって得られることもたくさんありそうですよ。

発表会で人前で披露する度胸をつけられる

ピアノを習うと、発表会があると思います。私が息子にピアノを習わせたかった最大の理由が、この発表会でした。

何事にも言えることですが、人前で披露してこそ力になるものです。

家や教室でどんなに上手に弾けたとしてもそれで満足することなく、たくさんのお客様の前で披露して拍手をもらう喜びを味わってほしかったのです。

「1回の発表会は100回の練習に優る」という言葉をご存知でしょうか?

これはピアノなどの習い事だけではなく、大人になっても大切なこと。

大学のゼミで勉強したり研究したことを発表する機会も出てきます。

社会人になって人前でプレゼンする機会もあるでしょう。そんなときに発表会の経験が役立つのではないかと思っています。

息子も発表会の経験があります。非常に緊張したとのこと。けれど緊張をはねのけて弾き切ったことは本人の自信につながったと思うし、私も息子にいい経験をさせてあげられたかなと思いました。

ピアノの教室のやる気がなくなったときの対処法

大人でさえやる気がなくなることがあるのに、子供だってヤル気がなくなることもしょっちゅうです。

そんなときに無理やりさせると音楽嫌いになってしまうかも。ピアノに対してヤル気が下がっているなら、気分転換のためにピアノリサイタルに行ってみるのがおすすめです。

すばらしい演奏を聴くだけでいい体験になるし、ピアノに対するモチベーションがアップすると思います。

親としてはつい、頑張って練習してほしい!上達してほしい!と思ってしまいがちですが、たまには純粋に音楽を楽しむ気持ちで親子で出かけてみてくださいね。

習い事に行かない子供

ピアノを通じて音楽のすばらしさを感じられる

歌や音楽に勇気づけられた経験は誰もがお持ちだと思います。音楽療法があるくらい、人の心を癒してくれるものですよね。

そんな音楽を自分で演奏できたら、たとえ落ち込んだどきでも心豊かになれそうですね。それにピアノが弾けると小学校の音楽の授業にも意欲的になれます。

音楽発表会などの合奏ではほとんどの子がリコーダーかピアニカだと思いますが、ピアノの伴奏や木琴など少人数の楽器に立候補したくなるかもしれませんね。

読書をする親子

男の子のお子さんにもぜひピアノを!

男の子に何か習い事をさせたいと思っている親御さんには、ぜひピアノを考えていただきたいです。

音楽が好きになってきっと感性豊かな子供に育ってくれますよ。