小学校受験の絵画対策!これで絶対絵は上手になる

絵を書く女の子小学校受験でペーパー試験は、ほとんどの学校で実施されるのですが、最近では、絵画に関しても実施されるようになりました。

絵画と言っても芸術的に描くということではなく、クレヨンなどを使用して基本的な絵が描ければ問題ありません。

とは言え、子供に「ライオンを書いて」とお願いしても、なかなか上手にかけないでしょう。

普段から絵を描くことが好きな子であればまだしも、どちらか言えばと絵を描くことを好きではなく、書く機会が少ない子供には、練習が必要になってきます。

ではどのように練習を進めていけばよいのでしょうか?

好きこそ物の上手なれ!絵を好きになってもらおう

まずは、子供に絵を描くことを好きになってもらうことが一番の近道になります。

好きこそ物の上手なれと言われるように、自ら楽しんでもらうことがベストです。

その上で、基本的な、動物、人物、季節の絵を練習します。ただ、動物もイメージで描くことは難しいです。

実際に、スケッチブック、クレヨンを持参して、家族でピクニックとして動物園に行って絵を書きにいきましょう。

子供にとって楽しくお絵描きをすることができ、絵を好きなってもらえる方法の1つです。

市販されている教科書で絵の練習をしよう!

市販されている参考書で練習することも絵の上達にはとっても良い方法です。

いくつか参考になる本をご紹介します。

小学校受験で合格するための絵の描き方

この本は、描き方が説明されているDVDも付いています。

子供にどのように描くと上手に描けるかを理解してもらえますよ。

1日10分でえがじょうずにかけるほん3さい~6さい対象

まだ小さいお子様には、こちらの本がおすすめです。

絵がとっても可愛いので子供は楽しく絵を描いてくれます。

1日10分で難関小学校に合格する絵のかきかた

受験前の最後の仕上げとしては、「1日10分で難関小学校に合格する絵のかきかた」講談社出版がよいのではないでしょうか?

色々な絵の描き方が紹介されているので、人気の参考書となっています。

いずれの本でも、楽しく絵を描くことを学んでもらえると、自然と絵が描けるようになります。

絵を描く時に、形をとらえられるようになればこっちのもの。その後は必ず上手に描けるようになります。

子供は絵の書き方を忘れてしまう!

親子で塗り絵を楽しむご注意いただきたいのは、一度描けると「もう大丈夫」と思わるかもしれませんが、しばらくすると描けなくなることもあります。

ペーパーでも同じことが言えるのですが、まだ5歳6歳の子供は忘れてしまうことがあります。

そのため絵が描けるようになってきたら、さらに上手に描けるように、また絵の描き方を忘れないように、絵の練習を継続することをおすすめします。

小学校受験の絵画対策

普段からいろんな道具で絵を描かせる

実際の小学校受験の試験では、クレヨン、クーピー、ペンなど、何を使って絵を描くかは小学校によって異なります。

子供にはどれでも描けるように、普段から色々なものを使って描かせておくと良いでしょう。

また、絵の具は試験では使用することはあまりないのですが、色を混ぜて、色彩感覚をつけるには良い方法です。

時間のある時に絵の具を使って練習してみると、子供は普段と違うものを使えて楽しむことが出来ますよ。

明るい絵が好まれる

色彩について、少し説明をしておきます。

子供によって、好きな色を使う子や、忠実に実際の色を使用する子もいます。

人物像の顔を赤で塗ることは、実際とかけ離れているので、避けないといけないのですが、様々な色を使用して明るい絵になることは、小学校受験では好まれます。

逆に、黒やグレーなど、暗い色で絵を描く子供には、試験では良い印象を与えないので注意が必要です。

赤、黄色、青などの原色で描かれた絵は、明るい絵になるので理想的です。

絵画教室に通う

また、絵を練習する機会として、お教室、または絵画教室に小学校受験コースを開催しているところもあり、参加してプロから指導されることも良いです。

過去問を通じて、スキルを上げることも良い方法です。

さまざまな小学校の過去問を解き、問題に慣れることも必要です。

学びながら遊べるスポット

小学校受験本番での絵画問題の出題のされ方

小学校受験の本番では、試験官が物語を読んで、その物語の絵を描くという問題があります。

この問題は、先生の話しを聞き取れるか、頭の中に絵を描き、覚えられるか、と色々な要素が含まれています。

試験では、何の絵を描くことになるかは分からないので、試験に出そうな、動物、人物、好きなものなどは、一通り練習しておきましょう。

人物も、例えば、「夏休みの思い出」という問題ですと、子供だけでなく、父母も描くことになります。

よって、大人を絵で描くことが出来るようになる必要があります。

週末、家族で出かけた際、一日の終わりに、子供に絵にすることなどしておくことにすると良いでしょう。

また、夏休みの思い出は、面接で聞かれることもあるので、絵画と面接の両方をカバー出来ることになります。

行動観察ではグループで絵を書くことも

行動観察で、大きな紙に数名のグループで絵を描くこともあります。

ポイントは、一人で描くのではなく、まずはみんなと話し合い、誰が何をどこに描くか決めれるか、ということになります。

試験の時に初めて会うお友達に、自ら話かけるのはやはりなかなか難しいです。

週末はいつもと違う公園などに行き、初めてでも声を掛けて、仲良く遊ぶなどの機会を作って普段より慣れておくといいですね。

試験の時でも自ら行動ができ合格を頂けることになるでしょう。

絵は練習すれば上手くなるけれど・・・

いかがでしたか?

練習をすればお子さんの絵は絶対に上達します。

けれど、小学校受験には絵がうまければ合格できるわけでありません。

絵画だけでなく、しっかりと親子で小学校受験に取り組んだご家庭が合格を掴むことが出来ます。

苦手なことを克服していき、希望の小学校に合格できるようになるといいですね。