小学校受験をされるご家庭では、受験準備としてペーパーをひたすら解くことに集中しがちですが息抜きも必要です。
実はそんな息抜きの時間こそ小学校受験対策に繋がる要素が沢山あるのです。
特に年長さんの年になると土日にも模試や教室が入ってくる家庭も多いです。
遊んでいる場合ではない!と思われるかもしれませんが、どちらか一日だけでも、模試の後にはお楽しみの時間を作ってあげませんか?そういった時間があるとお子様も頑張れるものです。
我が子二人の小学校受験経験から、今回は遊びながら楽しく学べるお出掛けスポットをご紹介していきます。
小学校受験を考えている方も、考えていない方もお休みの日のお出掛け先に、是非参考にしてみてください。
目次
学びにつながるお出掛けスポット!国立科学博物館
上野駅から歩いて3分の国立科学博物館は、SL機関車やシロナガスクジラの等身大模型がお出迎えです。
現在は見学のみとなっているコンパスというコーナーは、恐竜の模型やサメの歯、動物のはく製などがあり触れながら迷路のような道を進んでいったりと小さな子でも楽しめる博物館です。
上野のこのエリアは大きな噴水のある広場や遊具がある公園、動物園もあり小さいお子様が飽きてしまっても代替案がすぐに見つかるのも良いポイントですね。
宇宙・地球・未来を体験できる!日本科学未来館
ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車徒歩4分のところにある日本科学未来館。
宇宙、地球、未来をたくさんの実体験できる展示で小さい子どもから大人まで楽しめる科学館になっています。
宇宙ステーションの一部に実際入れるよう展示されていたり、ロボットと真似っこ遊びができたり、また4Kプロジェクター2台で東映するドームシアターもあります。
その壮大なスケールの映像を是非、お楽しみください。特にバースデイ~宇宙とわたしをつなぐもの~は小さなお子様でも楽しめるプログラムだと思います。
また日本科学館にも45分間の入れ替え制で利用できるキッズスペース「“おや?”っこひろば」があります。
事前予約は出来ないので入館したらすぐに広場入口まで予約しに行くことをおすすめします。土日など混雑するときは整理券の配布を行っています。
お昼には7階の展望ラウンジへ。
お台場から東京タワーまで見渡せる解放感たっぷりの中、セルフサービス式のレストランでオリジナルメニューを食べるも良し、お弁当を持ち込んで食べれるおすすめスポットです。
日本文化・歴史を感じられる!江戸博物館
両国駅徒歩1分の所にある江戸博物館。
現在は大規模改修工事の為休館中で2025年度に再オープン予定ですが、改修工事前は江戸時代の街並みや江戸の文化のみならず、文明開化から昭和時代までの歴史や生活を感じられる展示となっています。
小学校受験の問題集でよく出てくる、ひと昔前の電話や昔話に出てくる囲炉裏なども実際に見ることができました。
日にちにより予約制で曲芸や落語などの寄席も開催されるので気軽に日本文化を体験することが出来て親子で楽しめる博物館でした。
改修工事後もますます素敵なスポットとなり、海外からのお客様を含め親子でも楽しめる博物館になることでしょう。
暮らしと水の関わりがしっかり学べる!水の科学館
ゆりかもめ「国際展示場駅」下車徒歩8分のところにある水の科学館。
こちらも現在は改修工事中ですが2023年4月から再オープン予定の科学館です。
1階のアクアパークでは水遊びができ、3階の水のたびシアターでは前方左右天井の大迫力のスクリーンで雲のソファーに寝転がって水の循環を観ることができます。
また実験コーナーや水の浄水、暮らしの中での水や森林、など水に関わる事柄をしっかり学べる博物館です。
動物と触れ合える!あらかわ遊園
荒川区にあるこちらの遊園地は小さいながらも遊園地と小動物と触れ合える動物園ゾーンがあります。
夏にはじゃぶじゃぶ池のように水着を着て水遊びができる広場もあり一日中遊べます。
ちょうど良い広さ、少なすぎず多すぎない遊具、触れ合える動物やえさをあげられる動物の数、混雑具合など含め、未就学児のお子さんにちょうど良い遊園地です。
おむつ替えスペースや授乳スペースもしっかりあります。
芝生広場にはロング滑り台や複合遊具もありレジャーシートを敷いてお弁当もピクニック気分で食べることもできます。
水遊びの広場はゆるい坂に沿って作られているので水の流れを感じながら遊べます。
夏ならではの遊び以外にも葉で笹船を作って上から流して競争したり、動物との触れ合い広場では画用紙を持って行って羊さんを描いてみよう!など、我が家もよく利用していました。
成功体験を味わうことが出来る!交通公園
交通公園は色々な場所にあるので、ご自宅から近い公園を一度探してみてください。
交通公園は無料で三輪車や自転車ゴーカートの様な乗り物を借りて、横断歩道や信号が設置されている敷地内のコースを走ることができます。
交通ルールを学びながら遊べる公園です。
遊具やお弁当などを食べる広場もある所が多いです。
ストライダーから卒業し、補助輪あり自転車から補助輪無しの自転車に乗る為に、我が家もよく通いました。
乗れた時の達成感、成功体験を味わう事はお子さんが成長する過程でとても大切です、
小学校受験においても成功体験の積み重ねが自信に繋がり、どんな事も前向きにやってみよう!と思う心が育っていきます。
自転車に限らずどんどん、お子さんの出来た!体験を増やしてあげてくださいね。
水辺の生き物と触れ合える!八景島シーパラダイス
都内からは少し遠くなってしまうかもしれませんが、神奈川県横浜市にある八景島シーパラダイス。
こちらの良い所は豊富な施設です。
4つの水族館や遊園地エリアがあり、イルカやカワウソなど水辺の生き物と触れ合えるふれあいラグーン、海の生き物のショー、うみファームでは自分達で釣ったり取ったりした魚を食べることで命の大切さも学ぶことが出来ます。
またキッズパークや全天候型室内アスレチックなどもあり、一日では回り切れないほど。
まさに遊びながら学べるアミューズメントパークです。
もし一日では足りない!もっと遊びたい!でも遠い、、、という方がいらっしゃいましたら島内唯一のホテルもおススメです。
水族館に隣接しているので朝からイルカたちの声が聞こえます。また特典として開館前にふれあいラグーンに入場することができ朝一番に生き物達に会えますよ。
警察官・消防士のお仕事が学べる!警察博物館・消防館
東京メトロ銀座線京橋駅から徒歩2分の所にある警察博物館。
ミニシアターで警察の仕事を学べ、防犯や110番の疑似体験、交番体験や警察のお仕事にチャレンジ!などができる無料の施設です。
110番について意外と小学校受験のドリルでも出てきていました。
また1階では実際にパトカーや白バイなどに乗車することができ、子供用の制服を着て写真撮影もできるので良い思い出になるのではないでしょうか。
同じ様に消防館も火事や事故が起きたらどうする?や消防士の仕事が学べる博物館です。
消防館は消防博物館、防災センターなどと名称は違いますが、体験できる施設は各都道府県にあると思うので是非お近くの施設を探して行ってみてください。
ただ防災の体験はまだ小さなお子さんは年齢制限で出来ない事がありますし、実際に恐怖体験にならないよう様子を見ながら入館時期を決めるのもいいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?行ってみたいと思う所はありましたか?
どこもとてもおススメのスポットで、何回も子供を連れて遊びにいっておりました。
また施設ではないのですがライオンキングなどのミュージカルや子供と行けるクラシックコンサート、サーカスなどに行くもおススメです。
学びながら遊ぶ、ではないかもしれませんがきっとその経験はお子様の感性を豊かにしてくれるはずです。
我が子はライオンキングを観に行った後、自宅でライオンのお面と衣装の様なものを作り一人ライオンキングをしばらく上演してくれました。
その他にも、コンサート観賞後は、廃材を使った楽器を家族で作って自宅で廃材コンサートを開いてました。これらは制作の課題の時に役立ちますね。
筆者はペーパーだけでなく、こういった遊びの一つ一つこそが子どもの成長過程では大切で、親子やお友達と沢山遊んだ経験こそが小学校受験合格への道だと思っております。
是非、親子で楽しんで小学校受験の準備期間を過ごしてください!