子どもが成長するにつれ、子どもの遊ぶスペースとしておもちゃが置いてある子ども部屋を作ったり、寝室として子どもだけで眠る子ども部屋を作る時期が必ずやってくるでしょう。
子ども部屋を与える際には子どもだけの空間のため、各家庭で何歳になったら子ども部屋を与えるか、部屋の使い方や方針があるはずです。
今回、子ども部屋を作ったママ達からの感想をまとめました。
子ども部屋を与えたきっかけや、作ってよかったこと、気をつけるべきことなど、子ども部屋がもたらす効果と注意すべき点をご紹介します。
そろそろ子ども部屋を与えようかなと考えている親御さんは参考にしてみてください。
目次
子ども部屋を与えてよかったこと
1.1人になれる場所があると気分の切り替えが出来る!
自宅を新築して子ども部屋が出来たのをきっかけに、子どもに部屋を与えました。
子ども好みの壁紙や照明をつけたため、初めは喜んで部屋で遊んでいましたが、5歳では子ども部屋で一人で過ごすのはまだ早かったようでしばらくすると飽きてしまい、子ども部屋では遊ばなくなりました。
ですが、親に怒られたときや兄弟喧嘩をしたときなどに自分の部屋に行くのを見ると、一人になれる場所が子どもにも必要なのかなと思います。
小学校に入ってからは子ども部屋はお友達が遊びに来たとき用の部屋になっています。
まだ子ども部屋が十分に活用されているとは言えませんが、それでも子ども部屋を作って良かったです。
2.リンビングにおもちゃが散らからない!
マンション購入に伴い、5歳と3歳の姉妹で使う子ども部屋を与えました。
子ども部屋には子どもたちのおもちゃや衣類をすべて収めて、二段ベッドを用意しました。
まだ下の子が小さいので二人で寝かせるのは難しいかもと心配していましたが、初日から喜んで二人で二段ベッドで寝ることに成功!
子ども部屋があると、二人で遊ぶ時間も増え、リビングにおもちゃなどが散らからず助かってます。
ただ、子ども部屋を与えると、その部屋に籠ってしまうのが心配です。
子ども部屋のドアを閉めているとあまり声も聞こえず、何をしているか把握できないこともあります。
なので我が家では、寝るときもいつもドアはオープンで、親がいつでも見えるようにしています。
3.友達が来た時に子ども部屋で遊ぶようになり気が楽になる!
我が家は小学校入学を機に子ども部屋を作りました。
子ども部屋の準備する家具として、勉強机、ベッド、本棚、たんすを購入しました。
ただ小学生のうちは、いつもリビングのテーブルで勉強をしていたので、勉強机はすぐに準備をする必要はなかったです。
中学生になり、机で勉強するほうが集中できるようなので、勉強机は中学生になったら必要になってきました。
子ども部屋を作ったことで、小学生になるのを楽しみにしてくれるようになり、それまで、親と一緒に寝ていましたが、1人でベッドで寝てくれるようになりました。
また、子ども部屋を作る前は友達とリビングで遊んでいましたが、子ども部屋で遊んでくれるようになり、親として気が楽になり、子ども部屋を作ってよかったです。
4.1人で眠れるようになり子どもの成長を感じられる!
上の子が9歳、下の子が5歳の時に二人の子どもにそれぞれの寝室兼子ども部屋を作ってあげました。
とはいえ二人とも最初は一人で寝るなど怖くてできず、しばらくの間は家族みんなで寝ていました。
最初は一人で部屋で寝ることができなかった子どもたちが、そのうち出来るようになった時に、怖さを乗り越えたんだなと成長の一つでもあるように感じられます。
子ども部屋には勉強机など子ども専用の物を全て置いてあり、リビングなどに置きっぱなしにしないことを約束しています。
ただ、リビングがスッキリした代わりに子ども部屋がごちゃごちゃし出すという欠点も。
いつもおもちゃが出っ放し、床がいろんな物で塞がれて足の踏み場がないという事態が出てくる可能性があります。
自分だけの部屋を持つことで、一人で考えたり、空想したりする時間が必然的に出来るので、我が家は子ども部屋賛成派です。
ただし、子どもとのコミュニケーションはしっかりとり、一人暮らしをするようになるまでは親は子ども部屋に入るものなど、家庭内でルールを決めておくことをお勧めします。
子ども部屋を与える際に気をつけるべきこと
1.子ども部屋は便利な部屋にしてはいけない
9歳の我が子に子ども部屋を作ろうと思ったきっかけは「勉強机」でした。
今まではダイニングやリビングのテ-ブルで勉強をしていましたが、学年が上がるごとに宿題の量が増えていき時間が長くなるせいか、姿勢をしっかり保てず集中力に欠け、落ち着きがなくなり、宿題がなかなか終わらないというスパイラルに陥ってしまいました。
そこで、寝る部屋にしていた部屋に勉強机を用意。
少しずつ本を並べたり、家にある地球儀や鉛筆削りを置くと、子どもが喜んで自分から机に座り、集中して宿題をするようになりました。
自分から部屋に行って宿題をする姿をみると、本当に子ども部屋を作ってよかったです。
ただ、悪かった点として、本棚に漫画を置いてしまった点です。
最初から便利な部屋にしすぎると子どもは外に出かけなくなるので子ども部屋で勉強をする場合は注意が必要です。
2.ドアを閉められてしまうとトラブルがあった時に危険
子どもが10歳の時に引っ越しをしたことをきっかけに子ども部屋を作りました。
子ども部屋を与えたことで気分によって勉強をリビングでしたり自分の部屋でしたり、友達を家に呼びやすくなったようで友達と遊ぶことが増えました。
子どもながらにひとりになりたいときもあるようで、子ども部屋があってよかったと言っています。
子ども部屋がないときには友達が家に来るときにはリビングを片付けたり、親も気を使わなければいけなかったのですが子ども部屋で遊んでくれるので気を使わずにすむようになったのは親としてもよかったです。
ただ今までは何をして遊んでいるかが見えていましたが、子ども部屋の扉を閉められてしまうと何かトラブルがあってもわからないのは不安です。
3.家族の会話が減っていくのであれば子ども部屋の在り方について注意が必要
10歳を越えてから一人で寝れるようになったことをきっかけに一人部屋を与えました。
宿題などはリビングでみんなの顔を見ながらやっています。また、我が家では寝る以外は基本的にリビングで遊ばせています。
子ども部屋の注意点としては、挨拶や会話が少なくなることが心配です。
どんどん家族の会話が減っていくのであれば、例え高学年であろうが子ども部屋を作ることは先送りにしても良いかもしれません。
この先、思春期などで衝突が起きる場合、子どもにとって一人部屋はある意味助けになるかもしれません。
しかしながら、家族で会話をすることは基本として、子ども部屋では自分の世界や時間を作らせつつ、オープンな関係で良い家庭環境を作っていけるよう心がけています。
まとめ
子ども部屋を与えてよかったこと注意すべきことについていかがでしたでしょうか。
子どもの憧れでもある自分の部屋。
お子さんも親御さんも安心でき、リラックスして過ごせる空間になるよう、家庭内でルールなどを作りながら、じっくり話しあってみる事をお勧めします。