英語が苦手のお子さんも多くいらっしゃいます。やはり、英語は外国語。
上手に勉強に入っていかないと、苦手意識が強いまま引きづってしまいます。
重要科目の1つでもある英語。定期テストでも着実に80点以上は取っていきたいところですね。英語のテストで点数をあげるには、どうしたら良いでしょうか?
目次
英語の勉強はとにかく声に出して
英語の学習で一番大切なのは、発音すること。
ただ、黙って教科書を読んでいたって、英語の成績は上がりません。
語学なのですから、発音してなんぼです。
教科書には、全ての構文の元となる良い例文が順序だてて掲載されています。
これをとにかく、音読しましょう。
文節ごとに区切って、アクセントに気を付けながら読みあげます。
構文の中で、意味を強調する文節に気を付けながら、抑揚をつけて読むことを意識します。
英語は音読することで身につく!
音読することで、英語のリズムが身に付きます。
耳で構文を覚える感じです。
単語も発音しながら、書いて覚えます。
書くだけでは、やはり覚えが悪いです。
手と指と耳を使うことで、効果的に記憶に定着していきます。
授業中の先生の読み方を聴きながら、教科書に区切りやアクセント、発音を書き込んでいきましょう。
区切る部分はスラッシュ、アクセントの部分はダッシュをふります。
発音はカタカナで書いてしまいます。readだったら「リード」といった具合です。
英語が苦手な子は、カタカナで書いてしまった方が、覚えが早いです。
発音の調整はあとからすれば良いことなので、問題ありません。
英語のテストで高得点をとるには重要構文を丸覚えしよう
各単元の重要構文は丸覚えしてしまいましょう。
これをすることにより、各品詞を置き換えれば別の文を作成することが可能となるので、英作文の力が身に付きます。
英作文ができれば、その構文は完全に理解できたということです。
時制や単語を変えて、自分で色々と英作文してみましょう。
出てきた英単語をほぼ全部覚えるくらいのつもりで勉強しよう
実は最近の中学校のテストでは、教科書に出てくる英単語は「読めれば良い単語」と「書けなくてはいけない単語」に分かれています。
でも、「読めれば良い単語」には、大学受験に必要である重要な単語も多く含まれていて、その境界がどこかが理解に苦しむところです。
英単語は知っているほどテストで有利に!
英検、TOEIC、大学受験など、知っている英単語の多さが命運を分けると言っても過言ではありません。
単語は多く知っていれば知っているほど有利なものです。
中学校の教科書の各単元に出てくる新しい単語は、せいぜい20個程度です。
1日か2日で覚えられます。ということで、英単語については出てきたものを全て読めるように、書けるようにしていきましょう。
覚え方としては、発音しながら、綴りを良く見て、表記のパターンを覚えるのがコツです。
実際、発音の違い問題も良く出題されます。
2つの言葉から1つの言葉が出来ている単語もあるので、こういう単語は半分だけ覚えればOkですね。
単語を良く見て、効率的に覚えられよう工夫しましょう。
指定の英語構文ワークは必ずすべて勉強する!
定期テストの問題は、指定ワークから良く出されます。
宿題にもなることが多いと思いますが、ワークは必ず全てやりきるようにしましょう。
丸付けもして、間違えたところこそ、しっかりと納得できるようにしておきます。
どうしてそうなるのか、分からない場合は先生に質問します。
時制の一致や、三人称単数、複数形、to不定詞、if節など、気を付けなければいけないポイントが幾つかあるので、完全に文法が理解できるようにします。
解説が細かい英文法の問題集を1冊買ってやるのもお勧めですよ。
英語のテストで高得点をとるには長文問題の勉強が必須!
テストの目玉として1,2問出題されるのが、会話形式や手紙形式、物語形式の長文問題です。
見たこともないような文章が出題されるので、焦ってしまうでしょう。
でも、ここに使われている文章も、全て習った構文で作られています。
つまり、教科書を良く音読し、英作文ができるようになるまで理解していれば、普通に読めて解くことができるのです。
こういう問題が解けるようになるのが、1つのゴール地点と言えるでしょう。
英語テストのリスニング対策には過去問を勉強しよう
最近の英語教育では、リスニング力もライティング力と同じくらい要求されます。
TOEICや英検などでも、配点も半々になっていますので、全く軽視はできません。
リスニング力の向上には、英検のリスニング問題の過去問がお勧めです。
紙に記された問題は無料でダウンロードでき、音声はストリーミング再生できます。
4級、3級は中学生に丁度良いレベルです。ネイティブによる話し方も少しゆっくり目ですし、中学生が覚えなければいけない単語や熟語、構文がたくさん出てきます。
リスニング勉強のコツは英語の文章を見ながらやる
大切なのは、実際の文章を読みながら聴くことです。
そうすると、「この単語はこう発音するのだな」とはっきり意識できます。
記述と実際の発音を結びつけること。これが、リスニング力を向上させるカギです。
リスニングは英語で聴いて、英語で理解します。聴きながら、英語の構文を頭に思い浮かべる感じです。
そのためには、しっかりした英文法の理解が必要不可欠です。
英語のテストで高得点を取るための勉強法のまとめ
いかがでしたでしょうか?
上手に発音できるようになると、英語の学習はとても楽しいものになりますよ。
本来、人が使いやすいようにできているのが言語なので、英語もとても機能的にできているのです。
勉強しづらい訳がありません。
分からない単語が出てきたら、どしどし英和辞典を引きましょう。
そして、引いた単語には印をつけます。辞書をどれだけ引くかが、実力アップのカギですよ!